ソケイ
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ソケイ | |||||||||||||||||||||
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ソケイ
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Jasminum grandiflorum L. | |||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||
Jasminum officinale form. grandiflorum | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
ソケイ オオバナソケイ | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
Spanish jasmine Royal jasmine |
ソケイ(素馨、Jasminum grandiflorum)は、モクセイ科ソケイ属(素馨属)の植物の一種。落葉性の灌木である。ソケイ属の名前のもとになっている。オオバナソケイ(大花素馨)とも呼ばれる。英名、中国名が多く、英名はSpanish jasmine、Royal jasmine、中国名は素馨、素馨花、素英、耶悉茗花、野悉蜜、玉芙蓉、素馨针などである。
原産地
[編集]南アジアのインドや、パキスタンのSalt Rangeという山とラワルピンディ地区500-1500mの標高に自生。
ヨーロッパへは古代ペルシャを、日本へは中国を通って伝わった。
利用
[編集]インドで、葉が広く使用されている。アーユルヴェーダの漢方薬、花は女性のヘアスタイルを飾るために利用される。庭木や観賞植物として広く栽培されている。花からとれる香油をジャスミンといい、香料として使用される。
語源
[編集]- 中国、五代十国時代の劉隠、その侍女に素馨という名の少女がいて、死んだ彼女を葬った場所に素馨の花が咲き、いつまでも香りがあったという伝説が由来という説[1]。
- 花の色が白く(素)、良い香り(馨)がする花という意を語源とする説[1]。
がある。
特徴
[編集]1-4mの高さに生長する。葉は長く、5-12cmで、奇数羽状複葉になる。小葉は卵状楕円形で、2-4対ある。花は枝先や上部の葉腋に直径約3.5cm。7-11月に咲き、白く、独特で甘い香りがする。花冠は長さ約1.8mの筒状。先は4-5裂し、平開する。雄蕊2本は花冠から少し突き出る。温帯や亜熱帯地域でよく生育する。
関連項目
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 林弥栄編 『日本の樹木』 山と谷溪社 山溪カラー名鑑 1985年9月1日第1刷発行 ISBN 4635090175