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ジョー・力一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョー・力一 Joe Rikiichi
人物
職業 バーチャルYouTuber
公式サイト https://www.nijisanji.jp/talents/l/joe-rikiichi
YouTube
チャンネル
活動期間 2018年8月7日 -
ジャンル 生放送
登録者数 51.4万人
総再生回数 131,409,990 回
事務所(MCN にじさんじ
関連人物 舞元啓介鷹宮リオン竜胆尊花畑チャイカ
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年6月11日時点。
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ジョー・力一(ジョー・りきいち[1]、Joe Rikiichi[2])は、にじさんじに所属するバーチャルライバーである。

外見・公式設定[編集]

正体不明の道化師[2]。十代の終わり頃に天啓を突如として受けて以来、フリーランスのピエロとして活動している[1]。ファンネームはジョー児。誕生日は10月1日で、血液型はA型[1][2]。髪はピンクと明るい青緑と紫がかった灰の三色。顔は白塗りで、目元は黒アイシャドウ、涙型の化粧もしている[3]

来歴[編集]

2018年8月31日に「にじさんじSEEDs」2期生第2弾の一員としてデビューが告知され[4]、同年9月9日に初めて配信した[2]。2019年8月27日に登録者数が10万人に達し、翌月9日には活動1周年と登録者数10万人を記念して、「JOE MUST GO ON」と題した配信を一人でリレーした[2]

2020年6月26日には3Dお披露目配信を行った[5]。同年からはRain Drops(後述)の一員としてメジャーデビューした[2]。2020年12月から始まったにじさんじのクイズ番組『にじクイ』では司会を[3][6]、2022年からスタートしたメディアミックス作品「Lie:verse Liars」では住ノ江郁人役を、それぞれ担当している[7][8]

2024年2月28日にはソロアルバム「カーニバル・イヴ」が発売された[2]。同年6月14日にはソロライブ「カーニバル・リヴ」が開催された[2]

交友・ユニット[編集]

2018年11月11日に、同じ事務所に所属するライバー舞元啓介とラジオ配信番組「舞元力一」を開始した[2]。「舞元力一」はその後も続き、2020年1月にロフトプラスワンで公開収録を行った[9]。ラジオ以外でも二人は趣味が似ていると互いに語るなど、VTuberコンビとして知られている[10][11]。舞元は自分に影響を与えたものの一つにジョー・力一をあげている[12]

力一と鷹宮リオン竜胆尊の三人で活動することも多い。名前に「り」が含まれるという共通点があるため、三人まとめて「RRR」(りりり)と呼ばれる[13][14]花畑チャイカとのコンビは「グリーン・ルージュ」と呼ばれ、オリジナル曲や外部とのコラボレーション企画を行っている[15][16]

2020年にはRain Drops(レインドロップス)の一員としてメジャーデビューした。他のメンバーは、える三枝明那緑仙鈴木勝童田明治[17]

特徴[編集]

ライターの草野虹は、「にじさんじ男性ライバーでも一・二を争うトーク力」と力一を評価している。「ジョー・力一の深夜32時」や「りきいちファーム」などの単独トーク配信や、舞元啓介との「舞元力一」など、週に1回から2回ほどのペースでで3時間以上のラジオ配信を続けている[3]

本人の歌唱力が高いことでも知られる[2][3]。さらに作詞することもあり、自らのソロアルバム「カーニバル・イヴ」全曲や樋口楓の楽曲「GODDESS」の作詞を担当している[18]。雑誌のインタビューでよく聞く音楽を聴かれた際には、平沢進B'z筋肉少女帯を挙げている[2]。平沢進の歌のみを歌う配信を4回行ってきた[2]プリキュアシリーズが好きであることを公言しており、その縁でプリキュアに関するイベントに出たこともある[19]

出演[編集]

テレビ番組[編集]

  • NHKバーチャル文化祭(2020年8月14日、NHK総合[20]

イベント[編集]

  • にじさんじ冬の陣2019-2020(2019年12月8日)[21]
    • Virtual to LIVE in 両国国技館[22]
  • 『京と秋のにじさんじ』すごいなこれは!紅葉してきた!(2020年9月20日、ロームシアター京都)[23]
  • Virtual Baiser(2021年1月27日 VRライブプラットフォーム「VARK」)[15]
  • にじさんじ AR STAGE "LIGHT UP TONES" DAY1(2021年7月31日、オンライン)[24]
  • NIJIROCK NEXT BEAT(2021年10月30日、ぴあアリーナMM)[25]
  • にじさんじ5周年ライブ「SYMPHONIA」 Day2(2023年12月24日、東京ビッグサイト)[26]

書籍[編集]

  • にじさんじアーカイブス2019-2020
  • 『別冊JUNON 2D STAR VirtuaL』(2019年8月17日、KADOKAWAISBN 978-4-391-64247-6) - インタビュー
  • にじさんじアーカイブス2020-2021
  • にじさんじアーカイブス2021-2022
  • にじさんじアーカイブス2022-2023
  • VTuberスタイル 2024年6月号』(2024年5月28日、アプリスタイルJAN 4910078330649) - 表紙・インタビュー

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c 『別冊JUNON 2D STAR VirtuaL』KADOKAWA、2019年8月17日、46-47頁。ISBN 978-4-391-64247-6 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l VTuberスタイル 2024年6月号』アプリスタイル、2024年5月28日、4頁。 
  3. ^ a b c d 草野虹 (2021年9月18日). “VTuber界随一の“エンターテイナー” ジョー・力一のトークと音楽にみる個性”. RealSound. 2024年6月11日閲覧。
  4. ^ 「にじさんじSEEDs」2期生第2弾が始動、7名が活動開始”. MoguLive (2018年8月31日). 2024年6月13日閲覧。
  5. ^ 週間VTuberランキング☆6月28日号☆ 桐生ココ、ジョー・力一、あの「社長」など3Dお披露目配信が上位に”. PANORA (2020年6月29日). 2024年6月14日閲覧。
  6. ^ くま (2020年12月7日). “にじさんじ新番組「にじクイ」スタート クイズ制作はQuizKnock”. KAI-YOU. 2024年6月14日閲覧。
  7. ^ にじさんじ所属VTuber参加の「Lie:verse Liars」主要キャスト13名が公開!”. MoguLive (2022年8月15日). 2024年6月14日閲覧。
  8. ^ 2023年9月29日(金)21時から『Lie:verse Liars』主題歌CD、ドラマCDの予約販売が開始!』(プレスリリース)ANYCOLOR、2023年9月29日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000708.000030865.htmlPR TIMESより2024年6月14日閲覧 
  9. ^ ラジオ「舞元力一」公開録音イベント開催 ロフトプラスワン新宿で”. MoguLive (2019年12月23日). 2024年6月11日閲覧。
  10. ^ 草野虹 (2022年10月1日). “舞元啓介の持つ「度量の広さ・深さ」 プロレス流のエンタメ術に迫る”. Real Sound. 2024年6月11日閲覧。
  11. ^ 寺村一也 (2022年7月26日). “VTuberコンビ・舞元力一による映画製作シミュレーション『映画スタジオ物語』、奇抜なタイトルと妙に詳細な設定が面白い”. PickUPs!. 2024年6月11日閲覧。
  12. ^ 『別冊JUNON 2D STAR VirtuaL』KADOKAWA、2019年8月17日、52頁。ISBN 978-4-391-64247-6 
  13. ^ 鷹宮リオン、竜胆尊、ジョー・力一のRRR出演、にじさんじのハッピーアワー!! 七夕配信公式レポート”. PANORA (2020年7月16日). 2024年6月11日閲覧。
  14. ^ 草野虹 (2022年10月22日). “『にじさんじユニット歌謡祭』の功労者 竜胆尊が多くのファンとライバーに愛される理由”. RealSound. 2024年6月11日閲覧。
  15. ^ a b にじさんじ、Heaven girl’sとVirtual BaiserのVARKライブをレポート 4人の熱唱と距離の近さに感激!”. PANORA (2021年1月27日). 2024年6月13日閲覧。
  16. ^ にじさんじ ジョー・力一、花畑チャイカ ボートレース徳山コラボバーチャルライブ・ARコンテンツ提供”. PANORA (2023年6月27日). 2024年6月13日閲覧。
  17. ^ にじさんじの新ユニット「Rain Drops」6名のメンバーが発表”. MoguLive (2020年1月24日). 2024年6月11日閲覧。
  18. ^ VTuberスタイル 2024年6月号』アプリスタイル、2024年5月28日、6-14頁。 
  19. ^ 百鬼あやめ「愛が伝わった」 プリキュア初のVRイベントにVTuberが参戦”. KAI-YOU (2023年10月13日). 2024年6月14日閲覧。
  20. ^ 「NHKバーチャル文化祭」放送決定! NHKアニメワールド”. 日本放送協会 (2020年7月21日). 2020年7月21日閲覧。
  21. ^ にじさんじの冬季大型エンタメ企画が発表。単独ライブは両国国技館で開催”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage (2019年10月3日). 2020年7月3日閲覧。
  22. ^ 丸本大輔 (2019年12月18日). “にじさんじバーチャルライバー集結「Virtual to LIVE in 両国国技館 2019」レポ”. エキサイトニュース. エキサイト. 2020年4月29日閲覧。
  23. ^ 「京と秋のにじさんじ」9/18〜20開催 ChroNoiR、SMC組ら出演のトークライブ”. PANORA (2020年8月14日). 2024年6月14日閲覧。
  24. ^ 衝撃のAR技術に驚愕!『にじさんじ AR STAGE”LIGHT UP TONES” 』DAY1ライブレポート”. SPICE (2021年8月6日). 2024年6月14日閲覧。
  25. ^ 草野虹 (2021年11月6日). “「にじロック」から『NIJIROCK NEXT BEAT』へ 7人が見せた“邦楽ロックへの愛とリスペクト””. RealSound. 2024年6月14日閲覧。
  26. ^ オグマフミヤ (2023年12月31日). “にじさんじ5周年ライブ「SYMPHONIA」 Day2レポート 全員主役のお祭り騒ぎ”. KAI-YOU. 2024年6月14日閲覧。

外部リンク[編集]