コンテンツにスキップ

ゴーギャンの肘掛け椅子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ゴーギャンの肘掛け椅子』
フランス語: La sedia di Gauguin
作者フィンセント・ファン・ゴッホ
製作年1888年11月
種類キャンバス油彩
寸法91 cm × 72 cm (36 in × 28 in)
所蔵ゴッホ美術館アムステルダム

ゴーギャンの肘掛け椅子』(ゴーギャンのひじかけいす、フランス語: La sedia di Gauguin)は、1888年11月にフィンセント・ファン・ゴッホによって描かれた絵画。油彩。『ゴーギャンの椅子』と表記されることもある。

解説

[編集]

夜の部屋に置かれ、蝋燭とガス灯に照らされた青い陰をたたえた椅子を描いたものである。

アルルでゴッホが住んだ黄色い家ポール・ゴーギャンの部屋にあったアームチェアを描いたものと言われるが、床のカーペットや壁のガス灯と思われる明かりなどが、黄色い家の部屋にあったのかは明らかではない。

ファン・ゴッホの椅子』という作品と対のものであるとされる。

アムステルダムゴッホ美術館蔵。

関連項目

[編集]

ウィキメディア・コモンズには、ゴーギャンの肘掛け椅子に関するカテゴリがあります。