オレンジ&ブルー

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オレンジ&ブルー
アル・ディ・メオラスタジオ・アルバム
リリース
録音 ニューヨーク ザ・パワー・ステーションザ・ヒット・ファクトリー、マンハッタン・センター・スタジオ[1]
ニュージャージー州 チャーチル・レコーディング[1]
ジャンル ジャズフュージョン、ワールド・フュージョン
時間
レーベル Bluemoon[2]
プロデュース アル・ディ・メオラ、ハーナン・ロメロ
専門評論家によるレビュー
アル・ディ・メオラ アルバム 年表
ハート・オブ・ジ・イミグランツ
(1993年)
オレンジ&ブルー
(1994年)
スーパー・ストリングス(with スタンリー・クラークジャン=リュック・ポンティ
(1995年)
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オレンジ&ブルー[3]』(原題:Orange and Blue)は、アメリカ合衆国ギタリストアル・ディ・メオラ1994年に発表したスタジオ・アルバム

背景[編集]

本作のレコーディングでは、ギブソンと共同開発したシグネイチャー・モデル「アル・ディ・メオラ・ジャズ・ギター」(同社のL-5に近いホロウ・ボディのギター)が多用された[4]。ディ・メオラはギター以外にも様々な楽器を演奏しており、「オン・マイ・オウン」では自身初のピアノ演奏を披露した[4]

チック・コリア作の「母船のテーマ」は、元々はリターン・トゥ・フォーエヴァー名義のアルバム『第7銀河の讃歌』(1973年)に収録されていた曲で[5]、本作ではディ・メオラ自身が作曲したイントロとエンディングが追加されている[2]

反響・評価[編集]

アメリカの『ビルボード』では、コンテンポラリー・ジャズ・アルバム・チャートで17位を記録した[6]。ロバート・テイラーはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「パット・メセニーの作風と似ている感もあるが、力強い演奏と楽曲の品質は推薦に値する」と評している[4]

収録曲[編集]

特記なき楽曲はアル・ディ・メオラ作。

  1. パラディシオ - "Paradisio" - 7:19
  2. チリアン・パイプ・ソング - "Chilean Pipe Song" - 4:51
  3. タリーナ・チャント - "Ta'alina Chant" (Al Di Meola, Noa) - 1:55
  4. オレンジ&ブルー- "Orange and Blue" - 7:31
  5. ディス・ウェイ・ビフォア - "This Way Before" - 4:38
  6. サマー・カントリー・ソング - "Summer Country Song" - 5:29
  7. イフ・ウィ・ミート・アゲイン、パート1 - "If We Meet Again, Part I" - 1:29
  8. イフ・ウィ・ミート・アゲイン、パート2 - "If We Meet Again, Part II" (Al Di Meola, Mario Parmisano, Hernan Romero) - 5:03
  9. キプロス - "Cyprus" (Al Di Meola, George Dalaras, Polykarpos Kyriacou) - 3:50
  10. 母船のテーマ - "Theme of the Mother Ship" (Chick Corea , Al Di Meola) - 5:24
  11. プレシャス・リトル・ユー - "Precious Little You" - 4:24
  12. カシミール - "Casmir" - 4:07
  13. オン・マイ・オウン - "On My Own" - 3:22

参加ミュージシャン[編集]

脚注・出典[編集]

  1. ^ a b CD英文ブックレット内クレジット
  2. ^ a b Al Di Meola - Orange And Blue (CD, Album) at Discogs
  3. ^ 日本初回盤(JICL-89466)、1998年再発盤(TFCK-87581)の表記に準拠
  4. ^ a b c Taylor, Robert. “Orange and Blue - Al Di Meola”. AllMusic. 2015年7月21日閲覧。
  5. ^ Hymn of the Seventh Galaxy - Chick Corea, Return to Forever | AllMusic
  6. ^ Al Di Meola - Awards”. AllMusic. 2016年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月8日閲覧。