オオカミの誘惑

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オオカミの誘惑
늑대의 유혹
監督 キム・テギュン
脚本 キム・テギュン
原作 クィヨニ
製作 チャ・スンジェ
ノ・ジョンユン
製作総指揮 チェ・ワン
出演者 カン・ドンウォン
チョ・ハンソン
イ・チョンア
音楽 イ・フンソク
主題歌 イ・スフン『告白』
撮影 ジン・ヨンファン
編集 コ・イムピョ
製作会社 Sidus Pictures
配給 大韓民国の旗 ショーボックス
日本の旗 シネカノン
公開 大韓民国の旗 2004年7月23日
日本の旗 2005年3月19日
上映時間 113分
製作国 大韓民国の旗 韓国
言語 朝鮮語
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オオカミの誘惑
各種表記
ハングル 늑대의 유혹
発音 ヌクテエ ユホク
題: Romance of Their Own
(Neukdae-ui Yuhok)[1]
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オオカミの誘惑』(おおかみのゆうわく、: 늑대의 유혹: Romance of Their Own)は、韓国オンライン小説および、それを基にした2004年公開の韓国映画キム・テギュン監督作品。なお、原作者は18歳の少女である。

あらすじ[編集]

田舎町に住むハンギョンは、父を亡くし、父と離婚した母に引き取られ、ソウルに上京する。そのハンギョンに、町のアイドルでライバル関係にあるテソンとヘギョンがつきまとうようになる。その頃、既に父母を亡くしていたテソンは、祖母をも亡くし、一人ぼっちになる。しかし、ハンギョンはヘウォンと付き合いはじめ、テソンの寂しさは増す。 ある日、ハンギョンはテソンが父の隠し子だと知る。一方テソンは、ハンギョンが姉であると、ハンギョンを一目見た時に気づいていた。さらに、テソンはハンギョンに兄弟以上の感情を抱くようになっていた。 テソンに深刻な大動脈弁膜症が見つかり、テソンは祖母に引き取られる。ハンギョンに告げないままに祖母が住むオーストラリアに渡り、病の治療を受ける。しかし、手術室に入ったテソンは目覚めることなく亡くなる。盲目だったテソンの友達がソウルを訪ね、テソンの目がハンギョンに再会する。

キャスト[編集]

吹き替え[編集]

スタッフ[編集]

  • 監督:キム・テギュン
  • 製作総指揮:チェ・ワン
  • 製作:チャ・スンジェ 、 ノ・ジョンユン
  • プロデューサー:イ・チョンハク
  • 脚本:キム・テギュン
  • 脚色:キム・テギュン
  • 原作:クィヨニ
  • 撮影:ジン・ヨンファン
  • 照明:パク・コヌ
  • 音楽:イ・フンソク
  • 編集:コ・イムピョ
  • 主題歌:イ・スフン「告白」

エピソード[編集]

受賞歴[編集]

  • 第42回大鐘賞:新人女優賞受賞(イ・チョンア)

DVD・書籍[編集]

  • DVD『オオカミの誘惑』JAN:4988102132637 (2005年9月22日発売)
  • CD『オオカミの誘惑』[Soundtrack] JAN:4571191050977 (2005年3月9日発売)
  • シナリオPHOTO BOOK 『オオカミの誘惑』キム・テギュン 角川書店 ISBN 978-4048735940 (2005年2月25日)
  • 小説『オオカミの誘惑1』著者:クィヨニ 翻訳:清水 由希子 出版社: 河出書房新社 ISBN 978-4309204284(2005年2月16日発売)
  • 小説『オオカミの誘惑2』著者:クィヨニ 翻訳:清水 由希子 出版社: 河出書房新社 ISBN 978-4309204291(2005年2月16日発売)

舞台[編集]

2022年に博品館劇場にて上演された[2]。ダブルキャスト制であった。
2023年に六行会ホールにて再演が上演予定[3]

公演日程[編集]

2022年7月23日 - 28日 博品館劇場[注 1]
2023年5月17日 - 21日 六行会ホール

キャスト(舞台)[編集]

2022年版
2023年版

スタッフ(舞台)[編集]

2022年
2023年

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 当初は7月31日まで上演予定だったが、公演関係者の新型コロナウイルス陽性が確認され中止となった。

出典[編集]

  1. ^ 늑대의 유혹 (オオカミの誘惑) KMDb 2011年8月12日閲覧。
  2. ^ オオカミの誘惑”. 2023年3月28日閲覧。
  3. ^ 舞台「オオカミの誘惑」”. 2023年3月28日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]