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アーティレリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アーティレリー
Artillery
ドイツ・バレンシュテット公演(2015年7月)
基本情報
出身地  デンマーク
ホイイ=トストロプ
ジャンル スラッシュメタル
スピードメタル
パワーメタル
北欧メタル
活動期間 1982年 - 1991年
1998年 - 2000年
2007年 - 現在
レーベル Neat Records
ロードランナー・レコード
Die Hard music
メタル・マインド
メタル・ブレイド・レコーズ
公式サイト The Official Page (ARTILLERY.DK) - Facebook
メンバー ミカエル・スタッツァー (G)
ピーター・トールスルンド (B)
マーティン・ステンヌ (Vo)
レネ・ロウア (G)
フレデリック・ハンセン (Ds)
旧メンバー モルテン・スタッツァー (G)
カールステン・ニールセン (Ds)
ミカエル・バストホルム・ダール (Vo)
ほか本文参照

アーティレリーArtillery)は、デンマーク出身のスラッシュメタルバンド

デンマーク産スラッシュの先駆者であり、母国を代表する古参のヘヴィメタル・グループとして知られる[1]

略歴・背景

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1980年代

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創設者カールステン・ニールセン(Ds) 2008年

1982年、首都コペンハーゲン郊外のホイイ=トストロプ市トストルプにて、ヨルゲン・ザンダウ(G)、カールステン・ニールセン(Ds)を中心に結成。そこにミカエル(G)・モルテン(B)のスタッツァー(ステュッツァー)兄弟らが加入し陣容が固まる。

1985年、フレミング・ロンスドルフ(Vo)が加入し、デビューアルバム『Fear of Tomorrow』をリリース。

1987年、2ndアルバム『Terror Squad』をリリースするが、翌年にヨルゲン・ザンダウ(G)が脱退。モルテンがギタリストに転向し、ピーター・トールスルンド(B)が加入する。

1990年に発表した3rdアルバム『By Inheritance』が好評を得たものの、メンバー間の方向性の相違が浮き彫りになっていき、バンドは翌年に解散する[2]

再始動〜以降

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1998年、未発表テイクを編集したコンピレーション『Deadly Relics』をリリース。これを契機に再結成を果たし、翌年に4thアルバム『B.A.C.K.』を発表する。しかし2000年で再び活動停止[3]

ソーレン・アダムセン(Vo) 2008年

2007年、BOXセット『Through the Years』をリリース。これでまた再結成の機運が高まり、フレミング・ロンスドルフ(Vo)以外のメンバーが再集結。新メンバー ソーレン・アダムセン(Vo)が参加して、バンドは再始動を果たす。

2009年、10年ぶりの5thアルバム『When Death Comes』を発表[4]2011年には6thアルバム『My Blood』をリリースする[5]

2012年、創設者のカールステン・ニールセン(Ds)が脱退し、ボーカリストもミカエル・バストホルム・ダールに交代する[6]。翌年に7thアルバム『Legions』をリリース[7]

2016年、8thアルバム『Penalty by Perception』を発表[8]

2018年、9thアルバム『The Face of Fear』を発表。

2019年、創設以来のメンバー モルテン・スタッツァーが死去[9]。後任に、クレーン・マイヤーが加入する。

2021年、モルテン亡きあと最初のアルバム、10th『X』を発表。

2023年3月8日、ドラマーのヨシュア・マドセンが交通事故により死去[10]。後日、ボーカルやギターが降板してしまい休止状態になったが、新メンバーが加入し活動再開。

スタイル

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モルテン・スタッツァー(G) 2015年

隣国のジャーマンスラッシュよりも、米国サンフランシスコ産「ベイエリア・スラッシュ」のスタイルに近く、スタッツァー兄弟によるツインギターの重厚なサウンドが特徴。3rdアルバム『By Inheritance』で、独特な音楽性を内包したスラッシュ/パワーメタルを展開し、徐々に洗練されていった。

歴代のボーカリストは全て、メロディアスに歌えるタイプを擁している。

メンバー

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※2024年5月時点

現ラインナップ

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  • ミカエル・スタッツァー(ステュッツァー) (Michael Stützer) - ギター (1982- )
  • ピーター・トールスルンド (Peter Thorslund) - ベース (1988-1991, 2007- )
  • マーティン・ステンヌ (Martin Steene) - ボーカル (2023- )
  • レネ・ロウア (René Loua) - ギター (2023- )
  • フレデリック・ケルストロプ・ハンセン (Frederik Kjelstrup Hansen) - ドラムス (2023- )

旧メンバー

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※サポートのみも含む

  • カールステン・ニールセン (Carsten Nielsen) - ドラムス (1982-1991, 2007-2012)
  • ヨルゲン・ザンダウ (Jørgen Sandau) - ギター (1982-1988)
  • モルテン・スタッツァー(ステュッツァー) (Morten Stützer) - ギター/ベース (1982-2019) ♰RIP. 2019
  • ペル・オニンク (Per W. Onink) - ボーカル (1982-1983)
  • カールステン・ローマン (Carsten Lohman) - ボーカル (1983-1984)
  • フレミング・ロンスドルフ (Flemming Rönsdorf) - ボーカル (1985-1991, 1998-2000)
  • ヘンリク・クアーデ (Henrik Quaade) - ドラムス (1986, 1991)
  • ミカエル・ラスムッセン (Michael "Romchael" Rasmussen) - ベース (1989)
  • ヨン・マティアセン (John Mathiasen) - ボーカル (1991)
  • ベニー・ダルシュミット (Benny Dallschmidt) - ドラムス (1991)
  • ミッキー・フィン (Mickey Finn) - ボーカル (1992)
  • サミール・ベルマーティ (Samir Belmaati) - ギター (1992)
  • ペル・モラー・ヤンセン (Per M. Jensen) - ドラムス (1999)
  • ミケル・アーラート・ハンセン (Mikael Ehlert Hansen) - ベース (2000)
  • アンダース・ギルデンオール (Anders Gyldenøhr) - ドラムス (2000)
  • ソーレン・アダムセン (Søren "Nico" Adamsen) - ボーカル (2007-2012)
  • ヨシュア・マドセン (Josua Madsen) - ドラムス (2012-2023) ♰RIP. 2023
  • ミカエル・バストホルム・ダール (Michael Bastholm Dahl) - ボーカル (2012-2023)
  • クレーン・マイヤー (Kræn Meier) - ギター (2019-2023)

ディスコグラフィ

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スタジオアルバム

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コンピレーション

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ライブアルバム・映像

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  • One Foot in The Grave - The Other In The Thrash (2008)
  • Raw Live (2024)

来日公演

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2014年3月、日本のスラッシュメタル・イベント『THRASH DOMINATION 2014』出演のため来日[11]

脚注

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外部リンク

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