ア・トゥイスト・イン・ザ・ミス

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ア・トゥイスト・イン・ザ・ミス
ブラインド・ガーディアンスタジオ・アルバム
リリース
録音 2005年9月 - 2006年4月
ジャンル パワーメタル
プログレッシブ・メタル
シンフォニックメタル
時間
レーベル Nuclear Blast
プロデュース チャーリー・バウアーファイント(英語版
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 4位(ドイツ)
  • 10位(スウェーデン)
  • 19位(オーストリア)
  • 21位(日本[1]
  • 21位(アメリカビルボード』誌のインディペンデント・アルバム・チャート)
  • 13位(アメリカビルボード』誌のヒートシーカーズ・アルバムチャート)
  • 27位(スイス)
  • 30位(フィンランド)
  • 38位(ノルウェイ)
  • 15位(スペイン)
  • 33位(イギリス インディペンデントチャート)
  • ブラインド・ガーディアン アルバム 年表
    ライヴ!
    (2003年)
    ア・トゥイスト・イン・ザ・ミス
    (2006年)
    アット・ジ・エッジ・オブ・タイム
    (2010年)
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    ア・トゥイスト・イン・ザ・ミス』(A Twist in the Myth)は、ドイツヘヴィメタルバンドブラインド・ガーディアンがが2006年に発表した通算8枚目のスタジオアルバム。 日本盤のみ「オール・ザ・キングス・ホーセズ(All the King's Horses)」が限定収録された。 初めて通常版の他にデジパック仕様版が同時発売され、デジパック仕様にはスペシャル・パッケージとブックレットに加えて、「フライ(FLY)」のマイナー版である、「デッド・サウンド・オブ・ミザリー(Dead Sound of Misery)」の1曲追加収録された。

    解説[編集]

    前作『ナイト・アット・ジ・オペラ』以来4年ぶりのアルバム。 前作と本作の間に、ハンズィはサイド・プロジェクト「ディーモンズ・アンド・ウィザーズ」の2枚目のスタジオ・アルバム『タッチド・バイ・ザ・クリムゾン・キング+3(Touched by the Crimson King)』を発表。 2006年2月に「フライ」が先行シングルとして発表され、本作発売後の2007年5月にセカンドシングルとして「アナザー・ストレンジャー・ミー」を発売。

    前年の2005年に脱退したドラマーのトーマス・スタッシュの代わりにドイツ・ヴィースバーデン近郊出身のフレデリック・エームケを新たに迎えての初めてのアルバムとなった。彼は他のメンバーよりも10歳ほど若いが、彼自身がブラインド・ガーディアンの大ファンであり、アンドレやマーカスと同じゲームファンとしてすぐに打ち解けた。

    プロデュースは、前作から引き続き、チャーリー・バウアーファイント。

    1曲目の「ディス・ウィル・ネヴァー・エンド」はのドイツの作家ヴァルター・モアーズ(Walter Moers)の(A Wild Ride Through the Night)をモチーフにしている。 2曲目の「アザーランド」は、タッド・ウイリアムズ(Tad Williams)の「アザーランド」をモチーフにしている。 4曲目の「フライ」は、映画「ネバーランド」の「ピーターパン」にインスパイアされた。 5曲目の「キャリー・ザ・ブレスド・ホーム」米作家スティーブン・キングの「ダーク・タワー」をモチーフにしている。

    収録曲[編集]

    作詞:ハンズィ・キアシュ、作曲:ハンズィ・キアシュ&アンドレ・オルブリッチ

    1. ディス・ウィル・ネヴァー・エンド - This Will Never End - 5:07
    2. アザーランド - Otherland - 5:16
    3. ターン・ザ・ページ - Turn the Page - 4:19
    4. フライ - Fly - 5:46
    5. キャリー・ザ・ブレスド・ホーム - Carry the Blessed Home - 4:05
    6. アナザー・ストレンジャー・ミー - Another Stranger Me - 4:37
    7. ストレイト・スルー・ザ・ミラー - Straight Through the Mirror - 5:50
    8. ライオンハート - Lionheart - 4:17
    9. スカルズ・アンド・シャドウズ - Skalds and Shadows - 3:14
    10. ジ・エッジ - The Edge - 4:30
    11. ザ・ニュー・オーダ - The New Order - 4:54

    日本盤ボーナス・トラック[編集]

    1. オール・ザ・キングス・ホーセズ - All the King's Horses - 4:12

    日本盤限定版ボーナス・トラック[編集]

    1. デッド・サウンズ・オブ・ミザリー - Dead Sound of Misery - 5:18

    参加ミュージシャン[編集]

    ゲスト・ミュージシャン

    • オリヴァー・ホルツヴァルト - ベース
    • オラフ・ゼンクバイル - バッキング・ボーカル
    • ロルフ・ケーラー - バッキング・ボーカル
    • トーマス・ハックマン - バッキング・ボーカル
    • マーティン・G・メイヤー - キーボード
    • パッド・ベンツナー - キーボード

    プロダクション

    • チャーリー・バウアーファイント - プロデュース、マスタリング、ミキシング、エンジニア
    • ブラインド・ガーディアン - プロデュース
    • ヤン・ルーバッハ - エンジニア
    • マルク・シェットラー - アシスタントエンジニア
    • アンソニー・クラークソン - アートワーク
    • アクセル・ユーサイト - 写真
    • ニコライ・S・ジムキン - ブックレットデザイン

    脚注[編集]

    1. ^ a b ORICON

    外部リンク[編集]