CoRoT-1

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CoRoT-1
データ
元期 J2000.0      Equinox J2000.0
星座 いっかくじゅう座
赤経 06h 48m 19.172s[1]
赤緯 -03° 06′ 07.68″[1]
視等級 (V) 13.6[1]
特徴
スペクトル分類 G0V[1]
等級 (V) ~13.6[1]
等級 (I) 12.88 ± 0.04[1]
等級 (J) 12.462 ± 0.029[1]
等級 (H) 12.218 ± 0.026[1]
等級 (K) 12.149 ± 0.027[1]
変光星 食変光星[2]
アストロメトリー
固有運動 (μ) 赤経: -9.6[1] ミリ秒/
赤緯: 6.2[1] ミリ秒/
距離 1500 ± 326 光年
(460.0 ± 100.0[3] パーセク)
詳細
質量 0.95 ± 0.15[3] M
半径 1.11 ± 0.05[3] R
表面温度 6298 ± 66[3] K
金属量 0.06 ± 0.07[3]
他の名称
GSC 04804-02268, DENIS-P J064819.1-030607, 2MASS J06481917-0306077, USNO-B1.0 0868-00112004, CoRoT-Exo-1, GSC2 S1002112279, UCAC2 30655657[1]
参照データベース
SIMBAD data
Extrasolar Planets
Encyclopaedia
data

CoRoT-1は、太陽とよく似た黄色の主系列星である。いっかくじゅう座の方角に約1560光年の位置に存在する。13.6等級で、裸眼では見えないが、晴れた暗い夜ならアマチュア用の中型の望遠鏡で観測することができる[1]COROTミッションで発見された最初の太陽系外惑星が公転する恒星である。惑星は木星質量程度のホット・ジュピターであると考えられている。

名前[編集]

"COROT"という名前は、惑星のトランジットによる親星の明るさの変化を検出することにより太陽系外惑星を発見することを目的とした、フランスが主導し2006年12月に始まったConvection, Rotation, and Planetary Transitsミッションによって発見されたことを意味する。[4]。COROTの2つ目の目標は恒星の内部構造に関連したもので、恒星から放出される光の特徴や振る舞いを分析することによって行われる[5]。COROT望遠鏡で最初に発見された太陽系外惑星がこの恒星の周囲を公転しているため、多くの名前が付けられている[6]が、CoRoT-1には、シリウスプロキオンのような固有の名前は付けられていない。

特徴[編集]

大きさの比較
太陽 CoRoT-1
太陽 Exoplanet

CoRoT-1は太陽よりやや大きく、温度が高いG型主系列星である[1]。 等級は約+13.6であり[1]、裸眼で見える最も暗い星6等級よりもさらに百倍以上暗く、光学装置なしでは地球から見ることはできない[7]

変光星[編集]

CoRoT-1は、COROT望遠鏡による60日間の連続した観測の末に発見された。予稿が2007年5月23日に公表され、恒星の光の特徴は太陽とよく似ているが、食変光星に特徴的な周期的な変化を示すことが明らかになった[2]

惑星系[編集]

CoRoT-1bの発見にはトランジット法が用いられた。

この恒星は、COROTミッションで最初に発見されたトランジット惑星CoRoT-1bの親星である[8]。惑星は木星とほぼ同じ質量であり、親星から約0.02天文単位の軌道を公転している[5]。これと比べて、水星の軌道は太陽から約0.387天文単位である[9]。CoRoT-1bは親星に潮汐固定されていると推定されている[10]

この惑星は、赤外線ではなく可視光で発見された最初の惑星である[11]。また他のホットジュピターとは異なり、恒星に面している半球から面していない半球への熱移動はそれほど大きくないと考えられている[10]

CoRoT-1の惑星[3]
名称
(恒星に近い順)
質量 軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率 軌道傾斜角 半径
b 1.03 ± 0.12 MJ 0.0254 ±0.0004 1.5089557 ± 6.4e-06 0.0 85.1 ± 0.5° 1.49 ± 0.08 RJ

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o SIMBAD query result: GSC 04804-02268 -- Star”. Centre de Donnees astronomiques de Strasbourg. 2009年4月27日閲覧。
  2. ^ a b “[http://exoplanet.eu/papers/PR-CoRoT-1.pdf Success of the First CoRoT Satellite Observation: First Exoplanet and First Stellar Oscillations]”. Centre National d'Etudes Spatiales. Centre National de la Recherche Scientifiqu (2007年5月23日). 2009年5月30日閲覧。
  3. ^ a b c d e f The Extrasolar Planet Encyclopedia - CoRoT-1 b
  4. ^ COROT Home Page”. Convection, Rotation, and Planetary Transits Mission. Centre National D'Etudes Spaciales (CNES) (2009年). 2009年5月29日閲覧。
  5. ^ a b COROT discovers its first exoplanet and catches scientists by surprise”. European Space Agency. European Space Agency (2007年5月3日). 2009年5月29日閲覧。
  6. ^ Corot detecta un nuevo planeta mas grande que Jupiter” (Spanish). PortalCiencia: Noticias en Astronomia. PortalCiencia.com (2007年). 2009年5月29日閲覧。
  7. ^ Stellar Magnitudes”. Astrophysics 162 Unit. University of Tennessee (2008年). 2009年5月28日閲覧。
  8. ^ Barge et al.; Baglin, A.; Auvergne, M.; Rauer, H.; Leger, A.; Schneider, J.; Pont, F.; Aigrain, S. et al. (2008). “Transiting exoplanets from the CoRoT space mission. I. CoRoT-Exo-1b: a low-density short-period planet around a G0V star”. Astronomy and Astrophysics 482 (3): L17-L20. doi:10.1051/0004-6361:200809353. 
  9. ^ Mercury Statistics”. Windows to the Universe program. University Corporation for Atmospheric Research (UCAR) (2003年). 2009年5月29日閲覧。
  10. ^ a b Andrea Thompson (2009-05-27). “Exoplanet Phases Seen in Optical Light”. Space.com. http://www.space.com/scienceastronomy/090527-exoplanet-phases.html 2009年5月29日閲覧。. 
  11. ^ Ignas A. G. Snellen; Ernst J. W. de Mooij; Simon Albrecht (2009-05-29). “The changing phases of extrasolar planet CoRoT-1b”. Nature 459 (7246): 543-545. doi:10.1038/nature08045. PMID 19478779. http://www.nature.com/nature/journal/v459/n7246/full/nature08045.html. 

外部リンク[編集]

  • CoRot-1”. Exoplanets. 2009年4月28日閲覧。

座標: 星図 06h 48m 19.17s, −03° 06′ 07.68″