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BASFジャパン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
BASFジャパン株式会社
BASF Japan Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
103-0022
東京都中央区日本橋室町3-4-4
OVOL日本橋ビル3F
設立 1949年(昭和24年)10月12日
業種 化学
法人番号 1010401084004 ウィキデータを編集
事業内容 ドイツ・BASF SE社の日本法人
代表者 石田博基(代表取締役社長)
資本金 70億8000万円
売上高 1494億4100万円(2019年12月31日時点)[1]
営業利益 42億2800万円(2019年12月31日時点)[1]
経常利益 52億7600万円(2019年12月31日時点)[1]
純利益 41億0500万円(2019年12月31日時点)[1]
純資産 272億7400万円(2019年12月31日時点)[1]
総資産 934億4300万円(2019年12月31日時点)[1]
従業員数 1,740人(2011年12月31日時点)
主要株主 BASF 100%
主要子会社 BASFコーティングスジャパン、BASFポゾリス、BASF・メタルズ・ジャパン、BASF出光、BASF INOACポリウレタン、エヌ・イー ケムキャット
外部リンク http://www.japan.basf.com/
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BASFジャパン株式会社(ビーエーエスエフジャパン)は、ドイツに本拠を置く世界最大の総合化学メーカー「BASF」の日本法人である。

主力製品・事業

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日本のBASFグループは、BASFジャパン株式会社と6社の子会社・関連会社で構成されており(2012年5月時点)、主要生産拠点は三重県四日市市(熱可塑性ポリウレタン、ポリマーディスパージョン)、神奈川県茅ヶ崎市コンクリート混和剤、建設化学品)、横浜市戸塚区塗料)、茨城県古河市パーソナルケア製品原料)および北茨城市プラスチック添加剤)である。

尼崎研究開発センターでは、エレクトロニクスおよびエネルギー分野をはじめ、塗料インク接着剤、包装材向け原料の研究開発およびテクニカルサービスを行っている。また2012年1月には「横浜イノベーションセンター」(エンジニアリングプラスチック)を新設した。

グループ全体で化学品プラスチック、機能性化学品、高機能製品、農業関連製品の5部門を擁する。

化学品

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基礎化学品、接着剤半導体太陽電池業界向けの電子材料化学品から溶剤可塑剤のほか、洗剤プラスチック繊維、ペイントおよびコーティング材、医薬品などの原料まで供給は多岐にわたる。

プラスチック

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エンジニアリングプラスチック 、スチレン発泡体、ポリウレタン、硬質フォームなどを取り扱う。

高機能製品

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ビタミン食品添加物医薬品成分、衛生ホームケアパーソナルケアなどの商品成分を取り扱う。

機能性化学品

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自動車・工業用触媒、自動車・工業用塗料コンクリート混和剤のほか、タイル用接着剤や建築用塗料などの建築用システムを供給する。

農業関連製品

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真菌病や害虫雑草から作物を保護するための製品を供給する。植物バイオテクノロジーの研究活動も行う。

沿革

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  • 1888年(明治21年)- BASFが日本市場へ初めて接触。 
  • 1898年(明治31年)- BASFの代表的染料であるインディゴ・ピュアBASFが山田商店および柴田商店によって輸入開始。
  • 1949年(昭和24年)10月12日 - BASFとの意志交換に基づき、山田商店と柴田商店により日本においてBASFの製品を専門に扱う会社、カラケミー貿易株式会社を設立。BASF AGより製品輸入・販売開始。
  • 1965年(昭和40年)- カラケミー貿易からバーディシェ染料化学品株式会社に社名変更。
  • 1974年(昭和49年)- 社名をビーエーエスエフジャパン株式会社へ変更。のち2000年にBASFジャパンに社名変更した。
  • 1988年(昭和63年)- 四日市事業所開設
  • 1995年(平成7年)- 1,4-ブタンジオール(BDO)の国内生産拠点として、出光興産との合弁により出光BASF株式会社(現・BASF出光)を設立。
  • 1999年(平成11年)- ポリウレタン事業の再編、BASF INOACポリウレタン株式会社に社名変更。
  • 2000年(平成12年)- アメリカン・ホーム・プロダクツの農薬事業を統合。サイアナミッド・ジャパン株式会社の株式を取得。翌年BASFアグロ株式会社に社名変更。
  • 2005年(平成17年)- 日油との塗料事業の合弁会社の全株式を取得し、BASFコーティングスジャパン株式会社に社名変更。
  • 2007年(平成19年)- 建設化学部門の3社の合併により、BASFポゾリス株式会社が発足。
  • 2009年(平成21年)- BASFアグロをBASFジャパンに統合。
  • 2010年(平成22年)‐ チバ・ジャパン株式会社およびムサシノガイギー株式会社をBASFジャパンに統合。
  • 2011年(平成23年)- コグニスジャパン株式会社をBASFジャパンに統合。
  • 2019年(平成31年)- 六本木ヒルズ21階からOVOL 日本橋ビル3階に本社を移転。
  • 2020年(令和2年)8月19日 - 出光興産がBASF出光にかかる合弁契約を解消すると発表。BDO事業はBASFグループが承継し、出光は撤退する。出光興産千葉事業所内にある製造設備は同年12月に停止する[2]

事業拠点

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BASFジャパン

本社
東京都 中央区
オフィス
大阪名古屋
事業所
四日市
工場
磯原・北利根・四日市六呂見・四日市
研究所
田原、尼崎研究開発センター(エレクトロニクス分野)、横浜イノベーションセンター(エンジニアリングプラスチック分野)

主なグループ会社

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  • BASFコーティングスジャパン株式会社
  • BASFポゾリス株式会社
  • BASF・メタルズ・ジャパン株式会社
  • BASF INOACポリウレタン株式会社
  • エヌ・イー ケムキャット株式会社

キャッチフレーズ(コーポレート・ステートメント)

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「We create chemistry(~私たちは化学でいい関係を作ります~)」

世界をリードする化学メーカーとして、資源の保護、健康的な食料と栄養の確保および人々の生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)の向上、さらに持続可能な将来をつくることを目指す企業戦略。

脚注

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出典

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外部リンク

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