内田隆三

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内田 隆三(うちだ りゅうぞう、1949年 - )は、日本社会学者。東京大学名誉教授。専門は社会理論、現代社会論。

経歴

大阪府出身。大阪府立高津高等学校卒業、1973年京都大学文学部哲学科卒業、1982年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。見田宗介ゼミナールに所属していた。神戸女学院大学助教授、教授を経て、1996年東京大学大学院総合文化研究科教授。2015年定年退任。

消費社会、ミシェル・フーコーなど研究対象は多岐にわたる。2014年、『ロジャー・アクロイドはなぜ殺される?』で第14回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)を受賞。

著書

単著

  • 『消費社会と権力』(岩波書店 1987年)
  • 『ミシェル・フーコー――主体の系譜学』(講談社現代新書 1990年、講談社学術文庫 2020年)
  • 『柳田国男と事件の記録』(講談社選書メチエ 1995年)
  • 『さまざまな貧と富』(岩波書店 1996年)
  • 『テレビCMを読み解く』(講談社現代新書 1997年)
  • 『探偵小説の社会学』(岩波書店 2001年)
  • 『国土論』(筑摩書房 2002年)
  • 『社会学を学ぶ』(ちくま新書 2005年)
  • 『ベースボールの夢――アメリカ人は何をはじめたのか』(岩波新書 2007年)
  • 『ロジャー・アクロイドはなぜ殺される 言語と運命の社会学』(岩波書店 2013年)
  • 『乱歩と正史 人はなぜ死の夢を見るのか』(講談社選書メチエ 2017年)

共著

編著

共編著

参考

  • 『駒場2001』