ヴッパータール
紋章 | 地図 |
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基本情報 | |
連邦州: | ノルトライン=ヴェストファーレン州 |
行政管区: | デュッセルドルフ行政管区 |
地域連合: | ラインラント地域連合 |
郡: | 郡独立市 |
緯度経度: | 北緯 51度16分 東経 7度11分 |
標高: | 海抜 100-350 m |
面積: | 168.39 km² |
人口: |
354,572人(2021年12月31日現在) [1] |
人口密度: | 2,106 人/km² |
郵便番号: | 42001-42399 (旧: 5600) |
市外局番: | 0202 (一部 02058, 02053) |
ナンバープレート: | W |
自治体コード: | 05 1 24 000 |
UN/LOコード: | DE WUP |
市の構成: | 10 市区 |
市庁舎の住所: | Johannes-Rau-Platz 1 42275 Wuppertal |
ウェブサイト: | www.wuppertal.de |
E-Mail: | infozentrum@stadt.wuppertal.de |
行政 | |
上級市長: | アンドレアス・ムッケ (Andreas Mucke) (SPD) |
ヴッパータール (Wuppertal ドイツ語発音: [ˈvʊpɐtaːl] ( 音声ファイル)) はドイツ連邦共和国の都市。ノルトライン=ヴェストファーレン州に属する。ルール地方の工業都市。人口は約35万人。ブッパータール[2]、ウッパータール[3]とも表記する。
地勢・産業
ライン川の支流、ヴッパー川沿いに位置する工業都市。約20キロ北にボーフム、30キロ西にデュッセルドルフ、30キロ北東にドルトムントが位置している。
1863年、ヴッパータールに化学・製薬会社のバイエルが創設された。20世紀に入り、いくつかの会社と合併してIG・ファルベンとなり、戦後に解体されてバイエルに戻った。現在の本社はレーヴァークーゼンに置かれている。
歴史
ドイツ産業革命の中心地であり、紡績産業などが発展した。1929年、バルメン(Barmen)、エルバーフェルト(Elberfeld)、ロンスドルフ(Ronsdorf)、フォーヴィンケル(Vohwinkel)、クローネンベルク(Cronenberg)の各都市が合併してバルメン=エルバーフェルトとなり、翌年よりヴッパータールと称した。ヴッパーはこの都市を流れる川、タールは谷を意味する。第二次世界大戦では激しい打撃を受けたが、戦後に復興を果たした。
交通
ヴッパータール中央駅より、ケルン中央駅へREで約35分。ベルリン中央駅へICEで約4時間20分で運行されている。
ヴッパータールには、現存する世界最古のモノレールであるヴッパータール空中鉄道が運行されている。1901年にバルメン - エルバーフェルト間に開通したもので、区間距離は約14キロ、ヴッパー川上空を走っている。
スポーツ
ヴッパーターラーSVボルシアが、ヴッパータールを本拠地とするサッカークラブである。
ゆかりの人物
- フリードリヒ・エンゲルス:ジャーナリスト
- リヒャルト・ゼール:建築家
- エルゼ・ラスカー=シューラー:詩人
- ハンス・クナッパーツブッシュ:指揮者
- ルドルフ・カルナップ:哲学者
- ギュンター・ヴァント:指揮者
- ホルスト・シュタイン:指揮者
- ヨハネス・ラウ:ドイツ第8代大統領
- ピナ・バウシュ:舞踏家・振付師
- リヒャルト・スクタ=パス:サッカー選手
- 上岡敏之:指揮者 - ヴッパータール市音楽総監督。ヴッパータール交響楽団常任指揮者。
- トム・ティクヴァ:映画監督
- タニヤ・シュテーブナー:児童文学作家(小説家)
- グレーテ・スターン:写真家
- エルンスト・ガーデルマン:軍人・軍医
姉妹都市
脚注
- ^ Bevölkerung der Gemeinden Nordrhein-Westfalens am 31. Dezember 2021 – Fortschreibung des Bevölkerungsstandes auf Basis des Zensus vom 9. Mai 2011
- ^ “ブッパータール - ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説”. コトバンク. 2018年5月13日閲覧。
- ^ “ウッパータール - ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説”. コトバンク. 2018年5月13日閲覧。
関連項目
外部リンク
- ヴッパータールの公式サイト(ドイツ語)(英語)
- モノレールの公式サイト(ドイツ語)
- ヴッパーターラーSVボルシアの公式サイト(ドイツ語)