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コフィ・コーバーン

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コフィ・コーバーン
Kofi Cockburn
イリノイ大学でのコーバーン
(2022年)
ソウル三星サンダース
ポジション C
所属リーグ KBL
基本情報
国籍 ジャマイカの旗 ジャマイカ
生年月日 (1999-09-01) 1999年9月1日(25歳)
出身地 キングストン
身長 213cm (7 ft 0 in)
体重 129kg (284 lb)
キャリア情報
高校 オークヒル・アカデミー英語版
大学 イリノイ大学
NBAドラフト 2022年 / ドラフト外
プロ選手期間 2022年–現在
経歴
2022–2023新潟アルビレックスBB
2023–ソウル三星サンダース
受賞歴

コフィ・コーバーンKofi Cockburn, 1999年9月1日 - )は、ジャマイカキングストン出身のプロバスケットボール選手。KBLソウル三星サンダースに所属している。ポジションはセンター。姓のCockburnはコックバーンではなくコーバーンと発音する[1]

経歴

生い立ち

ジャマイカで生まれ育ち、2014年にアメリカ合衆国へ移住。以降はニューヨーク州クイーンズ区に定住した[2]。幼い頃からバスケを始めており、他にもサッカークリケット陸上競技などを行っていた[2]

ハイスクール

高校時代は2018年、2019年に2年連続でナイキ・フープサミットに選出された。また、オークヒル・アカデミー英語版ではコール・アンソニーキャメロン・トーマスとチームメイトだった[3]

リクルート

主要サイトから4つ星評価され、26の大学からオファーを受けたが、その中から候補を12に絞り、最終的にイリノイ大学へ進学した[4]

高校生アスリートのリクルート情報(アメリカのカレッジスポーツ)
氏名 出身 高校 / 大学 身長 体重 コミット日
コフィ・コーバーン
C
キングストン オークヒル・アカデミー (VA) 6 ft 11 in (2.11 m) 255 lb (116 kg) 2019年1月6日 
リクルート スターレーティング英語版: ScoutN/A   Rivals:4/5 stars   247Sports:4/5 stars    ESPN:4/5 stars   ESPNグレード: 88
全リクルート順位:   Rivals: 45  247Sports: 54  ESPN: 50
  • 注意: 多くの場合、Scout、Rivals、247Sports、ESPNの間で身長、体重が一致しない可能性がある。
  • これらの場合、平均をとっている。ESPNグレードは100ポイントスケールに基づいている。

出典:

カレッジ

2020年のコーバーン(右)

1年目の2019-20シーズンは平均13.3得点・8.8リバウンドの成績を記録し、ビッグ・テン・カンファレンスの新人王を受賞した[5]。シーズン終了後に2020年のNBAドラフトへのアーリーエントリーを表明したが、後に撤回し大学に残った[6]

2年目の2020-21シーズンは平均17.5得点・9.5リバウンドの成績を記録し、オールアメリカンセカンドチームに選出された。シーズン終了後に2021年のNBAドラフトへのアーリーエントリーを表明したが、前年と同様撤回。また、転校することを検討していたが、最終的には残留した[7]

3年目の2020-21シーズンは開幕前にチームのアパレルや記念品を無断で販売していたことが発覚し、3試合の出場停止処分を受けた。処分解除後、2021年11月26日のテキサス大学リオグランデバレー校戦でキャリアハイとなる38得点を記録した[8]。このシーズンは平均20.9得点・10.6リバウンドの成績を記録し、オールアメリカンファーストチームに選出された[9]。シーズン終了後に代理人と契約して2022年のNBAドラフトへアーリーエントリーしたが、指名はなかった[10]

新潟アルビレックスBB

ドラフト後にユタ・ジャズの一員としてサマーリーグに参加したが、正式契約を結ぶには至らなかった[11]

その後、2022年10月21日にB.LEAGUE新潟アルビレックスBBとの契約に基本合意したことが発表され[12]、11月16日に正式契約が発表された[13]

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

B.LEAGUE

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2022–23 新潟 49 43 32.2 .570 .000 .607 12.3 1.9 .7 .8 19.0
通算 49 43 32.2 .570 .000 .607 12.3 1.9 .7 .8 19.0

カレッジ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2019–20 イリノイ 31 31 27.4 .532 .000 .677 8.8 .6 .5 1.4 13.3
2020–21 31 31 27.0 .654 --- .553 9.5 .2 .3 1.3 17.7
2021–22 28 28 30.7 .593 --- .655 10.6 .8 .8 1.0 20.9
通算 90 90 28.3 .596 .000 .623 9.6 .5 .6 1.2 17.2

脚注

  1. ^ mdaniels@news-gazette.com, Matt Daniels. “Future Illini on sizable expectations: Bring it on” (英語). The News-Gazette. 2022年4月28日閲覧。
  2. ^ a b From Kingston, Jamaica to Oak Hill: KOFI COCKBURN Keeps Climbing 📈” (英語). SLAM (2018年7月31日). 2022年4月28日閲覧。
  3. ^ New York City stars Cole Anthony, Kofi Cockburn transfer to Oak Hill Academy - MaxPreps”. www.maxpreps.com. 2022年4月28日閲覧。
  4. ^ srichey@news-gazette.com, Scott Richey. “Five-star center Cockburn commits to Illinois” (英語). The News-Gazette. 2022年4月28日閲覧。
  5. ^ Illinois Center Kofi Cockburn Named Big Ten Freshman Of The Year | Sports Illustrated Illinois Fighting Illini News, Analysis and More”. www.si.com. 2022年4月28日閲覧。
  6. ^ Cockburn returning to Illinois for sophomore year” (英語). ESPN.com (2020年8月1日). 2022年4月28日閲覧。
  7. ^ Cockburn staying with Illini after entering portal” (英語). ESPN.com (2021年7月16日). 2022年4月28日閲覧。
  8. ^ UT Rio Grande Valley vs. Illinois - Game Recap - November 26, 2021 - ESPN” (英語). ESPN.com. 2022年4月28日閲覧。
  9. ^ 2021-22 Big Ten Men’s Basketball Postseason Honors Announced” (英語). bigten.org. 2022年4月28日閲覧。
  10. ^ Kofi Cockburn declares for 2022 NBA Draft: Illinois star big man forgoing remaining eligibility to enter pros” (英語). CBSSports.com. 2022年4月28日閲覧。
  11. ^ Utah Jazz sign Kofi Cockburn to a deal” (英語). www.slcdunk.com. 2022年10月21日閲覧。
  12. ^ コフィ・コーバーン選手 (Kofi Cockburn) 契約基本合意のお知らせ”. 新潟アルビレックスBB. 2022年10月21日閲覧。
  13. ^ コフィ・コーバーン選手 (Kofi Cockburn) 契約締結のお知らせ”. 新潟アルビレックスBB. 2022年11月16日閲覧。

外部リンク