鏡優翔
獲得メダル | ||
---|---|---|
日本 | ||
世界選手権 | ||
銅 | 2022 ベオグラード | 76kg級 |
U-23世界選手権 | ||
銀 | 2019 ブダペスト | 76kg級 |
世界ジュニア選手権 | ||
金 | 2019 タリン | 72kg級 |
世界カデット選手権 | ||
金 | 2017 アテネ | 70kg級 |
金 | 2018 ザグレブ | 73kg級 |
鏡 優翔(かがみ ゆうか、2001年9月14日 - )は、日本の女子レスリング選手。山形県出身[1](以前は栃木県出身としていた)。階級は72kg級。身長167cm[2]。
来歴
小学生の時はサンダーキッズでレスリング、宇都宮ラグビースクールでラグビーに取り組んでいた[3]。その後レスリングに専念すると、雀宮中学1年の時に全国中学生選手権57kg級で2位になった[2]。3年の時には上京してJOCエリートアカデミーへ入校すると、稲付中学に通うようになった[3][4]。全国中学生選手権では70kg級で3位だったが、全国中学選抜選手権とクリッパン女子国際大会カデットの部で優勝を飾った[2][3]。2017年には帝京高校へ進むと、ジュニアクイーンズカップカデットの部とJOC杯カデットの部で優勝した。さらにインターハイと世界カデット選手権でも優勝を成し遂げた[2][3]。クリッパン女子国際大会では2連覇した[2]。2年の時にはジュニアクイーンズカップカデットの部とJOC杯カデットの部73kg級でそれぞれ2連覇すると、アジアカデット選手権でも優勝した[2]。世界カデット選手権とインターハイでもそれぞれ2連覇を達成[2]。ユースオリンピックでは開会式で日本選手団の旗手を務めたものの、3位にとどまった[2][5][6]。全日本選手権72kg級では高校2年ながらシニアの大会で優勝を果たした[2]。3年の時にはジュニアクイーンズカップジュニアの部とアジア選手権で優勝した[2][7]。全日本選抜選手権ではオリンピック階級の76kg級に階級を上げて決勝まで進むも、世界選手権3位の皆川博恵に敗れて2位だった[2]。インターハイでは3連覇を達成した[8]。世界ジュニアでは72㎏級で優勝を飾った[9]。U-23世界選手権では2位にとどまった[2][10]。成田で開催されたワールドカップでは優勝した[11]。2020年には東洋大学へ進むと、全日本レスリング選手権大会で優勝した[12]。2年の時には全日本レスリング選手権大会で2連覇した[2]。3年の時にはアジア選手権で2位だった[13]。全日本選抜選手権では優勝して、世界選手権代表に選ばれた[2]。世界選手権では準々決勝でトルコの選手に敗れるも、その後の敗者復活戦を勝ち上がって3位になった[14]。4年の時には全日本選抜選手権で優勝した[2]。
主な戦績
- 2014年 - ジュニアクイーンズカップ 中学生の部 3位(57kg級)
- 2014年 - 全国中学生選手権 2位(57kg級)
- 2014年 - 全日本女子オープン選手権(中学生の部) 2位(57kg級)
70kg級での戦績
- 2016年 - ジュニアクイーンズカップ カデットの部 3位
- 2016年 - JOC杯カデットの部 3位(65kg級)
- 2016年 - 全国中学生選手権 2位
- 2016年 - アジアカデット選手権 3位(65kg級)
- 2016年 - 全日本女子オープン選手権(中学生の部) 優勝
- 2016年 - 全国中学選抜選手権 優勝
- 2017年 - クリッパン女子国際大会 カデットの部 優勝
- 2017年 - ジュニアクイーンズカップ カデットの部 優勝
- 2017年 - JOC杯カデットの部 優勝
- 2017年 - 全日本選抜選手権 3位(69kg級)
- 2017年 - インターハイ 優勝
- 2017年 - 世界カデット選手権 優勝
- 2017年 - 全日本女子オープン選手権(高校生の部) 優勝
- 2018年 - クリッパン女子国際大会 カデットの部 優勝(65kg級)
73kg級での戦績
- 2018年 - ジュニアクイーンズカップ カデットの部 優勝
- 2018年 - JOC杯カデットの部 優勝
- 2018年 - アジアカデット選手権 優勝
- 2018年 - 世界カデット選手権 優勝
- 2018年 - インターハイ 優勝(74kg級)
- 2018年 - ユースオリンピック 3位
72kg級での戦績
- 2018年 - 全日本選手権 優勝
- 2019年 - ヤリギン国際大会 2位
- 2019年 - クリッパン女子国際大会 2位
- 2019年 - ジュニアクイーンズカップ ジュニアの部 優勝
- 2019年 - アジア選手権 優勝
76kg級での戦績
- 2019年 - 全日本選抜選手権 2位
- 2019年 - インターハイ 優勝(74kg級)
- 2019年 - 世界ジュニア 優勝
- 2019年 - U-23世界選手権 2位
- 2019年 - ワールドカップ 優勝
- 2020年 - クリッパン女子国際大会 優勝
- 2020年 - 全日本レスリング選手権大会 優勝
- 2021年 - ジュニアクイーンズカップ ジュニアの部 優勝
- 2021年 - 全日本選抜選手権 2位
- 2021年 - 全日本学生選手権 2位
- 2021年 - 全日本レスリング選手権大会 優勝
- 2022年 - アジア選手権 2位
- 2022年 - 全日本選抜選手権 優勝
- 2022年 - 世界選手権 3位
- 2023年 - 全日本選抜選手権 優勝
(出典[2])
脚注
- ^ 本人Twitter 2:48 PM · Aug 27, 2022
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p JWF WRESTLERS DATABASE : 日本レスリング協会 鏡優翔
- ^ a b c d 宇都宮ラグビースクール〈ライトニングス〉栃木県
- ^ レスリング鏡優翔ら5人がエリートアカデミー入校 日刊スポーツ 2016年4月2日
- ^ 鏡 優翔 (レスリング) - ブエノスアイレスユースオリンピック2018
- ^ レスリング女子・鏡優翔が堂々と旗手「日の丸の重み感じた」 夏季ユース五輪開幕 デイリースポーツ 2018年10月8日
- ^ 鏡(雀宮中−東京・帝京高)、初のアジア女王 レスリング女子72キロ級 47NEWS 2019年4月27日
- ^ レスリング女子で鏡が連覇=高校総体 時事通信
- ^ 奥野ら優勝=レスリング世界ジュニア 時事通信 2019年8月17日
- ^ 加賀田、田南部、古市がV U-23世界選手権/レスリング サンケイスポーツ 2019年11月1日
- ^ レスリング女子W杯、日本V5 決勝で米国下す 47NEWS 2019年11月17日
- ^ 女子レスリング界に新星続々! 24年パリ五輪へ…10代で全日本制した鏡優翔&尾崎野乃香の〝強み〟 東京スポーツ 2020年12月27日
- ^ 屶網、今井、吉元が優勝 アジア選手権/レスリング サンケイスポーツ 2022年4月21日
- ^ 須崎優衣、3度目の世界一 森川美和は初優勝―レスリング 時事通信 2022年9月15日
外部リンク
- 鏡優翔 - International Wrestling Database