富山めぐみ製薬
表示
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒930-0059 富山県富山市三番町3-10 |
設立 |
1972年 (内外薬品株式会社) |
業種 | 医薬品 |
法人番号 | 1230001017250 |
事業内容 | 医薬品、医薬部外品の製造、販売 |
代表者 | 代表取締役社長 石黒広一 |
資本金 | 5,000万円 |
従業員数 | 100名 |
支店舗数 | 4 |
決算期 | 3月 |
主要子会社 |
内外オーバーシーズ株式会社 内外エステート株式会社 |
外部リンク | https://www.toyamamegumi.co.jp/ |
特記事項:2018年4月1日、内外薬品・広貫堂・大協薬品工業の3社で「富山めぐみ製薬株式会社」を設立、内外薬品の事業を同社に移管。 |
富山めぐみ製薬株式会社(とやまめぐみせいやく)は、富山県富山市に本社を置く製薬メーカーで、代表的商品に鎮痛剤のケロリンがある。内外薬品株式会社(ないがいやくひん)が広貫堂、大協薬品工業とともに設立した会社で、2018年4月1日、内外薬品のすべての事業を承継した[1][2][3]。
本項では、事業移管前の内外薬品株式会社についても解説する。
概要
1902年創業。元は大阪道修町から仕入れた薬品原料を富山県内の漢方薬会社へ卸す薬種問屋が個人企業として創業したものの、経営破綻。1925年、当時三番番頭だった笹山林蔵が事業を継承した[4]。同年、林蔵の長男で薬剤師の順蔵がアスピリンを配合した鎮痛剤「ケロリン」を開発。
銭湯の風呂桶の広告(ケロリン桶)で広く知られている[5][6][7]。
沿革
- 1902年12月30日 - 富山県内の漢方薬会社へ原料を供給する薬種問屋として創業。
- 1925年12月 - 鎮痛剤「ケロリン」製造販売。
- 1963年4月 - 銭湯の風呂桶による広告展開開始[7]。
- 1972年6月 - 株式会社内外薬品商会に組織変更[8]。
- 1972年12月 - 内外薬品株式会社設立[8]。
- 1992年6月 - 笹山和紀が社長に就任する。
- 2000年 - 新社屋竣工[9]。
- 2004年4月 - 製造部門の株式会社内外薬品商会と販売部門の旧・内外薬品株式会社が合併し、内外薬品株式会社となる[8]。
- 2016年4月 - 笹山敬輔が社長に就任する[10]。
- 2018年4月1日 - 広貫堂および大協薬品工業とともに富山めぐみ製薬株式会社を設立[3]。内外薬品株式会社は同社に事業全部を移管し、持株会社となる[1][11]。
- 2022年7月1日 - 大協薬品工業の社長・石黒広一が社長に就任、その当時の社長の笹山敬輔は退任[12]。
-
1928年当時の広告
-
1936年当時の広告
-
ケロリン桶
提供番組
脚注
- ^ a b “内外薬品、共同出資会社「富山めぐみ製薬株式会社」設立及び事業移管のお知らせ” (2017年12月25日). 2020年10月15日閲覧。
- ^ 『廣貫堂、大協薬品工業及び内外薬品の共同事業会社「富山めぐみ製薬株式会社」設立のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)廣貫堂・大協薬品工業・内外薬品、2017年12月25日 。2020年10月16日閲覧。
- ^ a b “配置薬会社を共同設立 内外薬品など3社 ケロリン製販も移管”. 日本経済新聞. (2017年12月26日) 2020年10月16日閲覧。
- ^ 「第一章 創業のあとさき」内外薬品の歩み メデシン・ロード
- ^ ケロリングッズ
- ^ “あの頃これが欲しかった!銭湯に行ったらいつも置いてあった「ケロリン桶」”. @DIME (2018年6月7日). 2020年10月16日閲覧。
- ^ a b “「ケロリン桶酒」はNG、製薬会社が飲食店など注意”. 日刊スポーツ. (2020年10月15日) 2020年10月16日閲覧。
- ^ a b c “富山めぐみ製薬について”. 富山めぐみ製薬. 2020年10月27日閲覧。
- ^ 『五番町地区郷土史』(2012年3月30日、富山市発行)175頁。
- ^ “新社長に笹山敬輔氏が就任 内外薬品”. 薬事日報 (2016年4月6日). 2016年6月30日閲覧。
- ^ 内外薬品株式会社の情報|国税庁法人番号公表サイト(2022年5月22日閲覧)
- ^ 富山めぐみ製薬社長に石黒氏(大協薬品工業社長)|北日本新聞ウェブ[webun ウェブン]
外部リンク
- 富山めぐみ製薬株式会社
- 内外薬品株式会社 - ウェイバックマシン(2017年12月5日アーカイブ分)