鳥居徳敏
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鳥居 徳敏(とりい とくとし、1947年[1] - )は、日本の建築家、作家。神奈川大学名誉教授[1]。静岡県浜松市出身[1]。工学博士。現在はガウディ世界会議諮問委員[要出典]。
名古屋工業大学工学部建築学科卒業後[1]、1973年から84年までスペインへ留学し[1]、マドリード工科大学にて建築史を専攻した[1]。その後、KMG建築事務所設立に参画した[要出典]。ザンビアに10年以上在住している[要出典]。
スペインの建築、特にガウディの建築を研究しており、研究成果をいくつか発表した[2]。なかでも、1983年にスペイン国費で刊行された『ガウディの謎に満ちた世界』は、サクラダ・ファミリア聖堂の建築家や模型職人たちの基礎資料となっている[1]。
書誌
- El mundo enigm'atico de Gaud'i Instituto de Espa・a, Madrid。 Instituto deEspaña、1983年、2巻。 ISBN 84-85559-30-4
- アントニオ・ガウディ(ガウディの生涯)、1985年、鹿島出版会SD選書 ISBN 4-306-05197-8
- ガウディの建築、1987年、鹿島出版会ISBN 4-306-04214-6
- ガウディの七つの主張、鹿島出版会、1990 ISBN 4-306-06107-8
- ガウディ建築のルーツ―造形の源泉からガウディによる多変換後の最終造形まで、鹿島出版会、2001 ISBN 4-306-04418-1
- 建築家ガウディ、その歴史的世界と作品。中央公論美術出版 - 2000年ISBN 4-8055-0368-8
- 建築家ガウディ全語録。中央公論美術出版 2007年ISBN 978-4-8055-0554-0
- 近代都市バルセロナの形成―都市空間・芸術家・パトロン(共著) – 2009 慶應義塾大学出版会
作品
- 幡ヶ谷地蔵タワー、東京、1971–73
- タンジールにおけるアフリカのためのカトリック伝道のガウディのプロジェクトの再構成(1892-93)1981-82
- カーサ・デ・エスパーナ(スペインの家のためのプロジェクト)、東京、1984
- 旭屋ホテル、茨城県つくば市、1986 - 87年(Mugito Architects)
- Sinkong Life Insurance Group本社(プロジェクト)台北、1986 - 87年(KMG * Architects&Engineers)
- 台北駐日経済文化代表処(東アジア関係協会), 東京都、1987 - 89年(KMGアーキテクツ&エンジニア)
- クラブハウス、内原カントリークラブ、内原、茨城県、1989 - 90年(KMGアーキテクツ&エンジニア)
- 高津ホテル、茨城県つくば市、1989 - 90年(Mugito Architects)
- クラブハウス、東千葉カントリークラブ、千葉県東金市、1990 - 93年(KMGアーキテクツ&エンジニア)
- クラブハウス、トンファカントリークラブ、台北1990 - 93(KMG Architects&Engineers)
- クラブハウス、神崎カントリークラブ、千葉県神崎町、1992 - 93年(KMGアーキテクツ&エンジニア)
- 台湾セメントビル 、台北1991 - 97年(KMGアーキテクツ&エンジニア)
- 台北キャセイファイナンシャルセンター 1995 - 97年(KMG Architects&Engineers)
- スペイン:ムデハル都市と住宅 1998年
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台湾セメントビル
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キャセイファイナンシャルセンター
-
スペインの家のためのプロジェクト(1984年)
-
ホテル高津(1989-1990)。
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東千葉ゴルフ場(1992)
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台北(台湾)の超高層ビルプロジェクト