コンテンツにスキップ

松橋利光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2021年11月6日 (土) 07:18; かじきのとりこ (会話 | 投稿記録) による版(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

松橋 利光(まつはし としみつ、1969年8月25日[1] - )は、神奈川県相模原市出身[1]日本カメラマン。生きものカメラマンとして児童書の出版をするほか、図書館や小学校の放課後教室で生きものの講演会も多数開催している。

近年は奄美大島の自然をフィールドワークとして撮影を続けており、環境省奄美野生生物保護センター、鹿児島県立奄美図書館、奄美空港など各所で写真展や講演会を開催。

カエルをこよなく愛し、カエルの作品が多いことからカエルカメラマンとも呼ばれる。

人物

[編集]
  • 1987年武相高等学校卒業後に江の島水族館に就職、飼育係として働く。
  • 江の島水族館や相模川ふれあい科学館勤務時代に、自らの飼育生物に関する来訪客向けガイド用の写真の撮影を始めたことをきっかけとして、独学で写真技術の習得に勤しむようになる。
  • 1995年に江の島水族館を退職した後に出版社で修業した後、1996年にフリーカメラマンとして独立デビューし、現在に至る。
  • 主になどの水棲生物の撮影を行うが、野鳥ウサギなどの鳥類・小動物の撮影も行い、数多くの写真展を開催するなど、動物カメラマンとしての活動を中心に行っている。
  • 児童書や図鑑を中心にカレンダーやポストカードシールなど幅広い作品作りをしており。中でもカエルの作品が多い事からカエルカメラマンと呼ばれる。
  • 主なテレビ出演 日本テレビ「くちコミジョニー」 読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」 アニマルプラネット「こちらアニマルプラネット新聞社」 朝日放送「今ちゃんの実は・・・」 TBS「新知識階級クマグス」、NHK教育「シャキーン」フジテレビ「前神未到かみわ座」 日本テレビ「ワケあり!レッドゾーン」テレビ朝日「ペットの王国ワンだランド」日本テレビ「世界一受けたい授業」等に出演。
  • 主なラジオ出演 文化放送「大村正樹のサイエンスキッズ」TOKYO FM「Blue Ocean」「クロノス」bayfm「FLINTSTONE」等に出演

主な作品

[編集]
1996年
1998年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
  • 「みいつけた1 にわや つうがくろの ちいさな いきもの」(ポプラ社ISBN 978-4-591-12332-4
  • 「みいつけた2 くさはらの ちいさな いきもの」(ポプラ社)ISBN 978-4-591-12333-1
  • 「みいつけた3 ぞうきばやしの ちいさな いきもの」(ポプラ社)ISBN 978-4-591-12334-8
  • 「みいつけた4 みずべの ちいさな いきもの」(ポプラ社)ISBN 978-4-591-12335-5
  • 「みいつけた5 しおだまりの ちいさな いきもの」(ポプラ社)ISBN

978-4-591-12336-2

2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年

2018年

[編集]
  • 「がんばるセイウチ」(アリス館)
  • 「奄美の空にコウモリとんだ」(アリス館)

2019年

[編集]
  • 「奄美の森でカエルがないた」(アリス館)
  • 「海の生きものつかまえたらどうする?」(偕成社)
  • 増補改訂版「日本のカメ・トカゲ・ヘビ」(山と渓谷社)
  • 「その道のプロに聞く生きもののワオ!」(大和書房)


2021年

  • 「小さなイルカ わたしはスナメリ」(新日本出版社)
  • 「奄美の道で生きものみーつけた」(新日本出版社)
  • 文庫版「ときめくカエル図鑑」(山と渓谷社)
  • 「くらべてわかるカエル」(山と渓谷社)


2020年には その道のプロに聞く「生きものの持ち方」のイギリス版「HOW TO HOLD ANIMALS」がヒットし、アメリカ版も発売され人気を博す。

ほんとの大きさ水族館など、多くの出版物がアメリカ 台湾 中国 韓国 スペイン オランダ フランス タイなど、外国語に訳され、世界中で出版されている。

そのほか、カレンダー(「frogs!」「ウサギぴょんぴよん」)、カエルポストカードブックなど多数の作品がリリースされている。

脚注

[編集]
  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.491

外部リンク

[編集]