鶴井亜南

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つるい あなみ

鶴井 亜南
生誕 (1995-08-07) 1995年8月7日(28歳)[1][2]
日本の旗 日本 栃木県
国籍 日本の旗 日本
職業 プロボウラー
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鶴井 亜南(つるい あなみ、1995年8月7日[1][2])は、日本のプロボウラーJPBA第47期生。ライセンスNo.513(2014年交付)。栃木県出身。N&Kco.,Ltd所属。用品契約は、アメリカンボウリングサービス(ABS)。左投げ。

人物[編集]

身長162㎝、血液型O型、作新学院高等学校卒業。趣味は筋トレとカラオケで歌う事。

子供の頃に友人とボウリング場へ遊びに出かけボウリングに興味を持つ。小学校5年生の時父にお願いしてマイボールを買って貰う。その頃にちょうどテレビでP★リーグの放映が始まり自身もPリーガーになりたい思うようになって先ずはプロになるために本格的に練習を始めた。

第2回次世代P★リーガー発掘プロジェクトの合格メンバー。他のメンバーには前屋瑠美寺下智香浦麻紗実坂本詩緒里らがいる。

発掘プロジェクトの合格後に、2014年実施された日本プロボウリング協会のプロテストに7位の成績で合格してプロ入りを果たした。

Pリーグは第52戦でデビューし、3回目の出場となった第55戦で初勝利。第7シーズン(第61戦-第63戦)でシーズンチャンピオン決定戦進出。第65戦で悲願の初優勝を決めた。第8シーズン(第64戦-第66戦)で2シーズン連続でチャンピオン決定戦に進出、初のシーズン女王を獲得した。発掘プロジェクト出身者では一番乗りを決めた。Pリーグでのキャッチフレーズは「フレッシュサウスポー」。

2015年は同期生の寺下智香と共に好成績を収め、東海オープンで自己最高の2位に入り、2年目でトップシードを獲得した。

2020年8月25日自身のインスタグラムにて一般男性との結婚を発表。

2021年1月10日には同じくインスタグラムで第一子の妊娠を発表。

2021年3月31日付けで約3年間所属していたアイキョーボウルを退社。

2022年10月より不定期ではあるが、プロボウラー坂野ニイナと組んで「アニーステーション」というランクシーカーのYouTubeライブ配信がスタートした。

出産後、少しずつプロチャレンジマッチなどのイベントに参加していたが、2023年からPリーグへ復帰、さらに女子出場順位決定戦に出場して30位に入り本格的にプロトーナメント参戦を再開した。

プロ入り後の戦績[編集]

2014年[編集]

2015年[編集]

  • JFEカップ2015千葉女子オープンボウリングトーナメント 4位
  • プロボウリングレディース新人戦 17位
  • 中日杯2015東海オープン 準優勝

2016年[編集]

  • 関西オープン 10位
  • プロボウリングレディース新人戦 16位

2017年[編集]

  • 宮崎プロアマオープン 5位
  • JLBCクイーンズオープン プリンスカップ 準優勝

2018年[編集]

  • 宮崎プロアマオープン 9位タイ
  • グリコセブンティーンアイス杯 16位
  • 六甲クイーンズオープン 3位
  • プロボウリングレディース新人戦 11位

2019年[編集]

  • KUWATA CUP 2019 28位
  • 宮崎プロアマオープン 34位
  • HANDA CUP第51回全日本女子プロボウリング選手権大会 5位

2020年[編集]

  • 六甲クイーンズオープン 3位

2023年[編集]

  • 大岡産業レディーストーナメント2023 23位
  • ちゃおちゃおボウリング大会 17位
  • 第45回STORMジャパンオープンボウリング選手権女子 20位
  • HANDA CUP第55回全日本女子プロボウリング選手権大会 34位

Pリーグでの成績(第3位以上)[編集]

  • 第63戦 準優勝
  • 第7シーズンチャンピオン決定戦 準優勝
  • 第65戦 初優勝
  • 第66戦 3位
  • 第8シーズンチャンピオン決定戦 初優勝
  • 第76戦 準優勝
  • 第89戦 優勝戦進出
  • 第102戦 優勝
  • 第103戦 優勝

脚注[編集]

  1. ^ a b 鶴井亜南|P★リーガー プロフィール
  2. ^ a b 「ボウリングマガジン2015年4月号」(株)ベースボール・マガジン社 平成27年3月12日発行(42-43ページ)

外部リンク[編集]