須田剛一

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 すだ ごういち
須田 剛一
Goichi Suda - 2202138772.jpg
生誕小林 剛一
(1968-01-02) 1968年1月2日(53歳)
日本の旗 日本 長野県上田市
出身校東京デザイナー学院 ファッションデザイン科中退
職業グラスホッパー・マニファクチュアCEO
ゲームデザイナー
ゲームディレクター
シナリオライター

須田 剛一(すだ ごういち、1968年1月2日 - )は、ゲームデザイナー、ゲームディレクター、シナリオライター。株式会社グラスホッパー・マニファクチュアCEO。SUDA51という名前もたびたび使う。

人物・作風[編集]

コナミ小島秀夫、元カプコン(現在はTango)の三上真司と交流があり、また映画的、実写的文法に説得力を持たせてゲーム内容に活かす制作スタイルを取る両者を尊敬している。小島からは、氏が制作したMSX時代のソフトに強く感銘を受け、自身も造詣の深い洋楽を初めとした音楽について共同の話題を持つ事が多い。三上からはゲームの制作に置ける姿勢と文法において、近年大きく影響受けた事が語られている。

自身の作風とは大きく異なる任天堂、ひいては同社の宮本茂に対しても敬意を払っている。近年のインタビューでは、幅広いユーザー層に対してソフトラインナップを揃える任天堂が、手を出さないと思われるジャンルの作品を、同社のハードへと提供する事に使命感を見せた(『killer7』以降の作品がそれに当たる)。なお、自身のクリエイターとしての最終目標は、宮本が手がけたような「万人向け」作品であると答えている(宮本の言う「万人向け」は、ライトユーザー、コアユーザー、老若男女問わず満足して貰える作品を指す)。

シナリオだけでなく、『トワイライトシンドローム』、『花と太陽と雨と』、『NO MORE HEROES』、『解放少女』等作品に使われる歌曲の作詞もしばしば担当する。

プロレスファンであり、作品に於いてもプロレスラー(モブキャラでもプレイヤーキャラでも)が登場するゲームが多いほか、物語中に何の前触れも無くプロレスネタ(小川直也のセリフを暗号に用いるなど)を仕込む特徴がある。

また、冬葉スミオ(『ムーンライトシンドローム』)、コダイスミオ(『シルバー事件』)、モンドスミオ(『花と太陽と雨と』)や『killer7』のマスク・ド・スミス、NO MORE HEROESにて毎回ボス戦前に主人公に手紙を残す人物M.S.のように作品をまたいで同名のキャラクターを出す点も特徴的で、これに関して須田は「手塚治虫スター・システムに影響を受けていると思う」とインタビュー[1]で語っている。

なお、日本国外で「SUDA51」とされているのは、須田「ごういち」→ SUDA「51」としたもので、トレイラービデオや本編中のスタッフロールでもこの表記が用いられている。

葬儀屋。また、グラスホッパー社に入社する前はテレビ朝日でニュース番組の小道具係としてフリップの作成をしていた事をファミ通WaveDVDの自身の出演していたコンテンツ番組内で告白した。

シナリオライター・佐藤直子曰く『SIREN』の主人公・須田恭也の姓の由来であるとの事。

経歴[編集]

  • 1968年 長野県上田市出身(育ちは長野市
  • 1993年 ヒューマンにプランナーとして入社。
  • 1994年 『スーパーファイヤープロレスリングIII FINALBOUT』(SFC)でディレクターデビュー。続く1995年の『スーパーファイヤープロレスリングSPECIAL』(SFC)ではシナリオも手がける。
  • 1996年 『トワイライトシンドローム〜探索編〜』(PS)、1997年『トワイライトシンドローム〜究明編〜』(PS)のディレクターを経て、1997年『ムーンライトシンドローム』で再びディレクション及びシナリオ執筆を担当。
  • 1998年 株式会社グラスホッパー・マニファクチュア設立。
  • 1999年 『シルバー事件』(PS)を発表。ディレクション、シナリオを手がける。
  • 2001年 『花と太陽と雨と』(PS2)を発表。ディレクション、シナリオを手がける。
  • 2002年 『michigan』(PS2)を発表。初のプロデュースワークとゲームデザインを担当。
  • 2005年 『killer7』(GC/PS2)発表。ディレクション、シナリオを担当。国外において須田の存在感をアピールすることとなった[2]
  • 2006年 『サムライチャンプルー』(PS2)発表。ディレクション、シナリオを担当。原作のアニメ作品をチャンバラアクションゲーム化。
  • 2006年 『BLOOD+ ONE NIGHT KISS』(PS2)発表。ディレクション、シナリオを担当。
  • 2007年12月6日 『NO MORE HEROES』(Wii)発売。ディレクション、シナリオを担当。
  • シルバー事件25区』(携帯アプリ)i-mode、Vodafone Live!向けに配信中。
  • 2008年 『零 月蝕の仮面』(Wii)発表。テクモ菊池啓介柴田誠と共に任天堂の監修の下、ディレクション、シナリオを担当。
  • 2008年春 『花と太陽と雨と』がニンテンドーDSに移植(尚、同時期に『シルバー事件』と『シルバー事件25区』の移植も予定されていたが実現せず、それから10年経った2018年に両作を収録した『シルバー2425』が発売された。)
  • 2010年 『NO MORE HEROES 2 DESPERATE STRUGGLE』が北米で発売。ディレクション、シナリオを担当。同年10月に国内発売。また国内版限定BOXのDVD『NO MORE HEROES 1.5』でもシナリオを担当。
  • 2011年 『ヒデラジ』放送300回記念のラジオドラマ『SUDA51'S SDATCHER』の脚本を担当し、フレディ・ニールセン役の声優として出演した。
  • 2012年 オムニバスソフト『GUILD01』(3DS)収録作『解放少女』を手掛ける。続編『解放少女 SIN』(PS3)も発売されるが、監修と一部シナリオ執筆に留まる。
  • 2012年 『ロリポップチェーンソー』(PS3/360) を盟友である安田善巳と共に手掛ける。
  • 2013年 再び安田善巳と共に、『Killer7』『NO MORE HEROES』に続く「殺し屋シリーズ」第三弾として『KILLER IS DEAD』(PS3/360/Win)を発売。
  • 2013年 ガンホー傘下初作品として『リリィ・ベルガモ』を発表するが、後に『LET IT DIE』へと方向転換する形で消滅(森下一喜は「昇華」と呼んでいる)[3]。『LET IT DIE』(PS4/Win)は2017年に発売された。
  • 2014年 劇場用短編オムニバス映画作品『SHORT PEACE』の5番目の作品という位置付けで『月極蘭子のいちばん長い日』の原作・シナリオを担当。『月極~』と『SHORT PEACE』を同梱した『SHORT PEACE 月極蘭子のいちばん長い日』(PS3)を発売する。
  • 2019年 『NO MORE HEROES』のスピンオフ作品『Travis Strikes Again: No More Heroes』(Switch)を発売。同年にPS4とSteamで完全版も発売された。
  • 2020年 『NO MORE HEROES』『NO MORE HEROES 2』の無規制HDリマスター版をNintendo Switchで発売。
  • 2021年 10年ぶりのナンバリングタイトルにして、シリーズ完結作『NO MORE HEROES 3』(Switch)を発売。

作品[編集]

ゲーム[編集]

ラジオドラマ[編集]

Web[編集]

ディレクション作品受賞歴[編集]

  • 『killer7』
    • スウェーデンのゲーム誌「RESET」>>「Besta manus 2006(ベストシナリオ2006)」を受賞
    • イギリスのゲーム誌「EDGE」>>「THE EDGE AWARDS 2005」で「BEST VISUAL DESIGN」「BEST AUDIO DESIGN」を受賞
    • アメリカのゲーム情報サイト「IGN.com」>>「THE BEST OF 2005」で「BEST ADVENTURE GAME」「BEST STORY」「BEST GAME NO ONE PLAYED」を受賞
    • アメリカのゲーム情報サイト「GAME SPOT」>>「BEST OF 2005」で「Best New Character」「Most Innovative Game」を受賞
    • 「週刊ファミ通」>>「2005 ゲーコロ的ベスト・オブ・イヤー」を受賞
  • 『NO MORE HEROES』
    • アメリカのゲーム情報サイト「IGN.com」>>「THE BEST OF 2008」で「WII BEST ACTION」「WII BEST STORY」を受賞
    • アメリカのゲーム情報サイト「GAME SPOT」>>「BEST OF 2008」で「Best Wii game」「Best Original IP」「Editor's Choice Award」を受賞
    • イギリスのゲーム誌「NGamer」>>「NGamer's Golden Mario Awards」で「Best Game Character」を受賞
    • アメリカのゲーム誌「GamePro」>>「Wii Game of the Year」「Game of the Month/Editors' Choice」を受賞
    • 多国籍ゲーム情報サイト「Kotaku」>>「Judges' Choice 2008 (1 of 7)」を受賞
  • 『NO MORE HEROES2』
    • 第14回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 審査委員会推薦作品選出
    • IGN >> Funniest Game ※編集部選出、読者選出の両部門で受賞
    • Games Radar >> Best Game You've Already Forgotten
    • GamrReview >> Best Action/Adventure

脚注[編集]

  1. ^ 『Killer』でその名を轟かせた、須田剛一氏の最新作「No More Heroes」を徹底解剖!”. Slash Games. p. 3 (2007年1月12日). 2008年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月23日閲覧。
  2. ^ 『Killer』でその名を轟かせた、須田剛一氏の最新作「No More Heroes」を徹底解剖!”. Slash Games. p. 1 (2007年1月12日). 2008年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月23日閲覧。
  3. ^ “[E3 2014]「LET IT DIE」は「リリィ・ベルガモ」が昇華したFree to Playタイトルだった。ガンホー森下一喜氏&グラスホッパー須田剛一氏インタビュー”. 4Gamer.net. (2014年6月12日). https://www.4gamer.net/games/260/G026040/20140611126/ 2021年9月7日閲覧。 
  4. ^ エグゼクティブディレクターと表記されているが、ほぼノータッチでたまにテストプレイをしただけだという(アート オブ グラスホッパー・マニファクチュアより)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]