鏡征爾

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鏡 征爾(かがみ せいじ、1986年3月18日 - )は、日本小説家東京大学大学院博士課程在籍。

経歴・人物[編集]

2007年8月、三島征爾名義の投稿作「電子の泡」が第7回ボイルドエッグズ新人賞最終候補に。2008年5月、同名義の「電子の蝶は乱れない」が再び第8回の同賞で最終候補となる。同じ2008年の8月、鏡賢司名義で投稿した「機械仕掛けの泡」が第5回講談社BOX新人賞“流水大賞”で初の《大賞》を受賞。翌2009年5月、東大大学院修士課程在籍中に同作を改題・改稿した『白の断章』で単行本デビュー。同賞受賞は講談社BOXを立ち上げ、西尾維新舞城王太郎奈須きのこ等を担当した文芸編集者太田克史の強い推薦によるものであり、また太田が単独で編集を行う『ファウスト』の公募新人賞(講談社BOX新人賞の前身)では第4次まで連続で受賞作無しが続いていたため、9度目にして初の受賞者として注目された。

初の単行本刊行の直前から、講談社発行の文芸雑誌『パンドラ』上で「向日葵とRose-Noir」(ひまわりとロゼノワール)の連載を開始しており、この作品を後に書き下ろしを加えた2冊目の単行本として刊行した。なお同誌に掲載された扉のカラーイラスト、及び受賞作『白の断章』の表紙は、鏡自身によって描かれたものである。

2013年7月にはカプコンのゲームソフト『戦国BASARA』シリーズのノベライズ作品を担当している。

2017年1月よりKADOKAWAの小説投稿サイト「カクヨム」で活動を開始し、「少女ドグマ」は第2回カクヨム小説コンテスト読者投票1位(ジャンル別)となった。

著作リスト[編集]

小説[編集]

単行本

  • 白の断章 (講談社BOX、2009年5月、ISBN 978-4-06-283708-8) - 第5回“流水大賞”大賞受賞作「機械仕掛けの泡」改題。
  • 向日葵とRose-Noir (講談社BOX、2009年10月、ISBN 978-4-06-283724-8
    • 第一話 DAMDARIRAM、第二話 DUDUDIDA(『パンドラ』Vol.3、講談社、2009年4月)
    • 3 VVVVENLO、4 MA#GI#CA(『パンドラ』Vol.4、講談社、2009年8月)
  • 戦国BASARA3 毛利元就の章 (講談社BOX、2013年7月、ISBN 978-4-06-283850-4

単行本未収録作品

  • 短編作品
    • 「Fiction×Function」(『KOBO』Vol.5、講談社、2009年6月)
    • 「東大ラノベ作家の悲劇 私は“奇跡”をタイプした――それが本当の地獄の始まりだと誰が気付くだろう?」(「ねとらぼ」web上、2017年6月13日配信)
    • 「東大ラノベ作家の悲劇 ティッシュ配りの面接に行ったら全身入れ墨の人がきて、「前科ついても大丈夫だから」→結果:<前編>」(「ねとらぼ」web上、2017年7月15日配信)
    • 「東大ラノベ作家の悲劇 ティッシュ配りの面接に行ったら全身入れ墨の人がきて、「前科ついても大丈夫だから」→結果:<後編>」(「ねとらぼ」web上、2017年7月23日配信)
  • 長編作品
    • 「少女ドグマ」(カクヨム、2017年1月24日 - 2月9日 連載)

エッセイ[編集]

どちらもエッセイとして発表されたが、内容的には小説や詩とも取れる作品である。

評論[編集]

  • 「十四歳。錯乱の夏は地獄の季節 ――幾原邦彦と物語のオーロラ詩論」(『ユリイカ』臨時増刊号、2017年9月)

外部リンク[編集]