近藤いね子

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近藤 いね子(こんどう いねこ、1911年4月25日 - 2008年11月13日)は、英文学者津田塾大学名誉教授。

経歴[編集]

神奈川県出身。1935年東北帝国大学英文科卒業、1939年ケンブリッジ大学大学院修了。1941年夏目漱石こゝろ』を英訳。その後の1952年には、東京文理科大学にて日本人女性としては初めて文学博士号を取得した。津田塾大学教授を務め、1973年定年退官、名誉教授。活水女子短期大学教授。2008年、肺炎のため97歳で死去。

ジェイン・オースティンヴァージニア・ウルフなど英国女性作家を研究した。日本の女性学者のさきがけの一人。

著書[編集]

  • イギリス小説論 研究社出版 1952
  • 英国小説と女流作家 オースティンとウルフ 研究社出版 1955 (研究社選書)

共編[編集]

  • フォースター 20世紀英米文学案内 研究社出版 1967
  • 小説と社会 研究社出版 1973
  • 小学館プログレッシブ和英中辞典 高野フミ共編 小学館 1986.1

翻訳[編集]

  • 心 夏目漱石(英訳)1941、新版・国書刊行会 2018
  • 説得 ジェイン・オースティン 世界文学全集 講談社 1969
  • 存在の瞬間 回想記 ヴァージニア・ウルフ 出淵敬子共訳 みすず書房 1983.9
  • ダロウェイ夫人 みすず書房 1999.5 (ヴァージニア・ウルフコレクション)
  • その年の春に スーザン・ヒル選集 ヤマダメディカルシェアリング創流社 2000.10