薩摩バンド

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薩摩バンドとは明治時代に存在した日本初の近代的な軍楽隊である薩摩藩軍楽隊の通称である[1]1869年(明治2年)に薩摩藩で設立され、横浜の本牧山妙香寺で、イギリス陸軍第十連隊第一隊長のジョン・ウィリアム・フェントンの指導を受けた[1]。主に公務で外国との式典の開会や閉会の際に音楽を奏でたと言われている。

君が代を最初に演奏したのがこのバンドである。明治3年、薩摩軍の大山巌らで相談し、薩摩琵琶曲の「蓬莱山」の一節から「君が代」の歌詞を選び、フェントンに渡しました。「君が代」は、もともと「古今和歌集」にあり、フェントンはその歌詞に曲をつけ、向島での調練の際、明治天皇の前で披露しました。これが、日本最初の「君が代」で、西洋調の曲であった。 明治13年、楽曲の改訂委員会がもたれ、歌詞はそのままにして日本調を取り入れた現在の「君が代」に変わった[2]


脚注[編集]

  1. ^ a b 薩摩藩軍楽隊 - 世界大百科事典 第2版
  2. ^ 日本吹奏楽の始まりと薩摩 - 鹿児島市明治維新150年カウントダウン事業

外部リンク[編集]