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若水 (名古屋市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
若水
名古屋市立東部医療センター
名古屋市立東部医療センター
若水の位置(愛知県内)
若水
若水
若水の位置
若水の位置(名古屋市内)
若水
若水
若水 (名古屋市)
北緯35度10分33.29秒 東経136度56分45.74秒 / 北緯35.1759139度 東経136.9460389度 / 35.1759139; 136.9460389
日本の旗 日本
都道府県 愛知県の旗 愛知県
市町村 名古屋市
千種区
町名制定[1] 1933年昭和8年)8月15日
面積
 • 合計 0.29377235 km2
人口
2019年(平成31年)1月1日現在)[WEB 2]
 • 合計 2,872人
 • 密度 9,800人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
464-0071[WEB 3]
市外局番 052 (名古屋MA)[WEB 4]
ナンバープレート 名古屋

若水(わかみず)は、愛知県名古屋市千種区の地名。現行行政地名は若水一丁目から若水三丁目および若水町[WEB 5]住居表示実施(若水町は未実施)[WEB 5]

地理

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名古屋市千種区西部に位置する[2]。西は神田町仲田一丁目、南は高見一丁目、北は北千種一丁目・同三丁目に接する[2]

歴史

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沿革

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  • 1933年昭和8年)8月15日 - 東区千種町の一部により、同区若水町として成立[1]
  • 1937年(昭和12年)10月1日 - 千種区成立により、同区若水町となる[1]
  • 1943年(昭和18年)2月20日 - 一部が上野町に編入される[3]
  • 1980年(昭和55年)11月23日 - 千種区北千種町・千種町・仲田本通の各一部により同区若水一丁目が、北千種町・千種町の各一部により同区若水二丁目が、上野町・北千種町・千種町・若水町の各一部により同区若水三丁目がそれぞれ成立する[1]。若水町は、若水三丁目および高見一丁目・上野三丁目に大部分が編入され、道路部分を残した[1]

世帯数と人口

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2019年(平成31年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]

丁目 世帯数 人口
若水二丁目 966世帯 1,904人
若水三丁目 491世帯 968人
1,457世帯 2,872人

人口の変遷

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国勢調査による人口および世帯数の推移。

1995年(平成7年)[WEB 6] 1452世帯
3818人

2000年(平成12年)[WEB 7] 1449世帯
3444人

2005年(平成17年)[WEB 8] 1267世帯
2835人

2010年(平成22年)[WEB 9] 1034世帯
2299人

2015年(平成27年)[WEB 10] 1365世帯
2826人

学区

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市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 11]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 12]。なお、小・中学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。

丁目 小学校 中学校 高等学校
若水一丁目 名古屋市立高見小学校 名古屋市立若水中学校 尾張学区
若水二丁目
若水三丁目 名古屋市立高見小学校
名古屋市立上野小学校
名古屋市立若水中学校
名古屋市立振甫中学校

交通

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  • 名古屋市道鍋屋上野池下線[2]

施設

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地図
About OpenStreetMaps
Maps: terms of use
300 m
7
6
5
4
3
2
1
略地図
1
名古屋市立東部医療センター
2
千種公園
3
愛知県立千種聾学校
4
名古屋市立若水中学校
5
名古屋市営仲田荘
6
愛知工業大学本部・愛知工業大学名電中学校
7
中京銀行振甫支店

若水一丁目

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もともとは名古屋市立城東病院と称していたが、1957年(昭和32年)6月名古屋市立東市民病院と改称し、当地に移転した[WEB 13]。2011年(平成23年)5月、病院機構の改革に伴い、名古屋市立東部医療センターと改称している[WEB 13]
  • 千種公園[2]
旧名古屋陸軍造兵廠千種製造所の跡地の一部に整備された公園[4]。1947年(昭和22年)5月6日に「都市計画公園第18号千種公園」の名称で39.6ヘクタールが公園として決定されたものの、1950年(昭和25年)6月5日、1954年(昭和29年)11月18日にそれぞれ一部分が削除され、最終的には5.4ヘクタールが公園として整備されることとなった[4]。削除された部分には、名古屋市東部医療センター・名古屋市営仲田住宅・千種聾学校・名古屋盲学校・市邨高校などが設置された[4]。1960年(昭和35年)4月1日より一帯の所有者である大蔵省(のち財務省)より無償貸付を受けている[4]。公園自体の整備は1960年(昭和35年)4月に開始され、1970年(昭和45年)4月1日に供用を開始している[4]

若水二丁目

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愛知県立名古屋聾学校の千種分校として、1958年(昭和33年)に当地に幼稚部・小学部をもって設置された[WEB 14]。1964年(昭和39年)に本校から独立し、愛知県立千種聾学校と改称された[WEB 14]
  • 名古屋市立若水中学校[2]
  • 名古屋市営仲田荘[2]

若水三丁目

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史跡

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  • 陸軍造兵廠千種製造所[2]

その他

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日本郵便

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脚注

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WEB

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  1. ^ 愛知県名古屋市千種区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2017年6月18日閲覧。
  2. ^ a b 町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年1月23日). 2019年1月23日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年1月6日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
  5. ^ a b 名古屋市役所市民経済局地域振興部住民課町名表示係 (2015年10月21日). “千種区の町名”. 名古屋市. 2017年6月18日閲覧。
  6. ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2021年7月20日閲覧。
  7. ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2021年7月20日閲覧。
  8. ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2021年7月21日閲覧。
  9. ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2021年7月21日閲覧。
  10. ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (CSV). 2021年7月21日閲覧。
  11. ^ 市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
  12. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
  13. ^ a b 沿革と現状”. 名古屋市立東部医療センター. 2019年6月6日閲覧。
  14. ^ a b 学校概要”. 愛知県立千種聾学校. 2019年6月6日閲覧。
  15. ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年01月06日閲覧 (PDF)

書籍

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参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5 
  • 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。 
  • 名古屋の公園100年のあゆみ編集委員会 編『名古屋の公園 100年のあゆみ』名古屋市、2010年。全国書誌番号:21753539 

関連項目

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外部リンク

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  • ウィキメディア・コモンズには、若水 (名古屋市)に関するカテゴリがあります。