組立通信

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組立通信合同会社
Kumitate-tsushin Limited Liability Company
種類 合同会社
本社所在地 日本の旗 日本
103-0025
東京都中央区日本橋茅場町
設立 2009年平成21年)2月 (法人化
業種 クリエイティブ
法人番号 6120003006712 ウィキデータを編集
事業内容 編集出版制作
Webコンテンツ、グラフィックアニメーション、4コマ漫画、ラジオCM
外部リンク http://blog.kumi-tsu.com/ (日本語)
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組立通信合同会社(クミタテツウシン、英記表記:Kumitate-tsushin Limited Liability Company) は、東京都中央区にある編集・出版・広告制作等メディア制作会社である。

概要[編集]

個人事務所の商号としていたが、法人化に伴い2009年2月に正式な社名として採用した。出版書籍にはロゴとして立方体のマークを用いている。「クミツー」と略して呼ばれることもある。2013年11月に大阪市北区から東京都中央区へ移転。

印刷物の広告制作や情報誌の取材・執筆を手がけていたが、2005年9月より「天満スイッち」という無料の地元生活情報誌を発行[1]。その後出版コードを取得して2007年3月に書籍版の「天満のスイッち vol.1」を、2008年2月に「天満のスイッち vol.2」を出版。2007年4月「天満スイッち.com」というウェブサイトを開設(2011年3月に閉鎖)。2011年7月には「天満のスイッち vol.3・天六スペシャル」を制作したが、当地に建つ阪急不動産の分譲マンション「ジオタワー天六」の販促物として作ったため書店では手に入らないプレミアム本となっている。

編集では、南大阪ぱどニワダニネットワークシステム)が発行している情報誌「Ferie(フェリエ)」の巻頭特集を2007年11月発行の創刊号から2013年5月号まで担当。大阪市都市工学情報センターが発行している「大阪人」2011年8月の増刊号「天神祭の歩き方地図」では、ほぼ全ページにわたって編集・執筆に関わる。

出版としては前出の「天満のスイッち」(vol.1 ~ 3)をはじめ、トヨタカローラ南海のノベルティブック「おでかけ帖」(2009年9月)やラジオパーソナリティーの豊島美雪と制作した「キュッと曲がって90度!」(関西オノマトペ用例集、2010年3月)、大阪府守口市の板金加工会社らが電気自動車開発に挑戦するルポルタージュ「町工場のおやじ、電気自動車に挑む」(「あっぱれ!EVプロジェクト」淀川製作所開発奮闘記、2010年6月)、大阪市の「海遊館」や長崎市の「長崎ペンギン水族館」などの取材をもとにしたペンギン飼育の手引書「ペンギンの飼い方」(2012年2月※後述)等を手がける。

映像制作では、2011年10月よりネスレ日本のWebサイトコンテンツの動画「想いやりレシピTV」、2012年11月に伊藤忠都市開発の分譲マンション「クレヴィア南森町」のWebサイトコンテンツの動画「南森町タウンガイド」。2013年8~10月には産経新聞大阪本社の公式webサイト「産経関西」(2014年3月に閉鎖)にペンギン動画「営業2課の昼休み」を12話にわたって掲載。2017年10月にエスビー食品ロフトのコラボによるハロウィン企画で、渋谷ロフトの屋外ビジョンやモバイルコンテンツなどに向けたグラフィックアニメーションを制作。

2013年9月よりエスビー食品のWebサイトコンテンツとしてグラフィックアニメーションのWeb番組「おはスパ!ワイドシアター」をスタート。2014年2月から姉妹Web番組の「しぼり出し劇場」をテレビ東京の深夜ドラマ「孤独のグルメ」よりThe Screen Tones(ザ・スクリーントーンズ)の楽曲を使って配信。2016年11月には、株式会社KADOKAWA発行の月刊「ザテレビジョン」年末年始特集号で当該Web番組のキャラクターを使った連続広告を制作し、一般社団法人日本雑誌広告協会主催の第59回日本雑誌広告賞「小スペース広告部門」で金賞を受賞。

※ 「ペンギンの飼い方」は、海遊館がペンギンの餌として食用である「オスの生シシャモカペリン)」を使っていることをヒントに大阪市中央卸売市場の水産会社三恒とタイアップ。出版業界としては初めて書籍の付録に生もの(冷凍シシャモ)を採用した。

組立通信の主な書籍[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「地元」天満・天神のリアルな姿を発信したい”. メビック扇町. 2006年5月9日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]