笑い男 (小説)

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笑い男
The Laughing Man
作者 J・D・サリンジャー
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
ジャンル 短編小説
初出情報
初出ザ・ニューヨーカー
1949年3月19日
出版元 コンデナスト社
刊本情報
収録ナイン・ストーリーズ
出版元 リトル・ブラウン社
出版年月日 1953年
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『笑い男』: The Laughing Man)はJ・D・サリンジャーの短編小説。1949年3月19日に『ザ・ニューヨーカー』誌で発表された。短編集『ナイン・ストーリーズ』(1953年)の4番目に収められている。青年が少年たちに語る作中作「笑い男」を通じて、青年の絶望と少年達の成長を描いた作品である。

あらすじ[編集]

1929年、9歳だった主人公の語り手は、少年団コマンチ団」に所属しており、学校が終わるころになると「団長」である青年が中古のバスで少年たちを迎えにやって来て、セントラルパークや博物館に連れて行ってくれる。団長はひどいはにかみ屋だが優しい青年で、少年達からは慕われている。団長は子供たちが帰宅する時間が近づいて来る頃になると、バスの中で「笑い男[1]という物語を語る。主人公の笑い男は裕福な家のひとり息子だったが、幼い頃に中国の山賊に連れ去られ、笑っているようなおぞましい顔にされてしまい、成長すると芥子の花びらで作った仮面をつけ、自らも義賊となって活躍するという物語である。

ある時、コマンチ団の団長のガールフレンドである、美しい若い女性メアリー・ハドソンが現れる。彼女は見事な野球の腕前を見せ、コマンチ団の子供たちに受け入れられる。しかしある日を境に団長とメアリーの関係は終わりを告げ、メアリーもコマンチ団の活動に参加することはなくなる。その日の『笑い男』の物語で、笑い男は死に、その後も復活することはなかった。

主な日本語訳[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ヴィクトル・ユーゴーの『笑う男』(1869年)という小説がモデル。こちらは幼い頃に笑っているような奇妙な顔に変えられた青年が世の中の悪と戦うという話である。