秩父鉄道7500系電車

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秩父鉄道7500系・7800系電車
 秩父鉄道7500系7502号編成
 秩父鉄道7500系7502号編成
基本情報
製造所 東急車輛製造
主要諸元
編成 7500系:3両編成
7800系:2両編成
軌間 1,067 mm
電気方式 直流1,500V(架空電車線方式
最高運転速度 85 km/h
設計最高速度 120 km/h
起動加速度 2.5 km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.5 km/h/s
車両定員 7500系の先頭車142人(座席48人)
7500系の中間車152人(座席51人)
デハ7800形140人(座席45人)
クハ7900形139人(座席48人)
最大寸法
(長・幅・高)
20,000 × 2,800 × 4,145(mm)
台車 ペデスタル+軸バネ方式空気バネ台車
TS-807形・ TS-815形
主電動機 直流複巻電動機
7500形:TKM-80形 130KW
7800形:TKM-82形 130kW
駆動方式 中空軸平行カルダン駆動方式
歯車比 85:16(5.31)
制御装置 界磁チョッパ制御
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
保安装置 秩父鉄道形ATS装置
備考 引用:秩父鉄道からのお知らせ(2010年3月2日)
鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」鉄道車両年鑑2010年版「秩父鉄道7500系」ならびに鉄道車両年鑑2013年版「秩父鉄道7800系」参照。
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秩父鉄道7500系電車(ちちぶてつどう7500けいでんしゃ)は、秩父鉄道通勤形電車東京急行電鉄から8090系電車を譲受し改造を施した車両で、2010年平成22年)3月25日から営業運転を開始した。2両編成の7800系についても記述する。

概要[編集]

老朽化した1000系電車の置き換えのため、東急大井町線で使用されていた東急8090系5両編成のうち、3両を譲り受け、秩父鉄道で運用するに当たって改造を行い、羽生方からT1c(制御)- M1(電動車) - M2c(制御電動車)の3両編成にしたものである。

三峰口方先頭車のデハ7500形(元8091形)は電動車に改造された。中間車のデハ7600形(元8192形)は、パンタグラフがシングルアーム型から従来の菱型に戻されたほか、増設も行われている。なお、それにともないパンタグラフの設置場所を確保するために冷房装置を1基撤去している。前面の帯は先に導入された7000系電車と同じ緑色→黄色のグラデーションに張替えられたほか、側面の帯も緑色に変更された。

車内は、車椅子スペースドアチャイムとドア開閉表示灯、客用扉用の開閉ボタン、LED車内案内表示器の設置、貫通路開き戸の追加(デハ7600形のみ)などの改造が行われている。

編成表[編集]

 
←羽生
三峰口→
7501号編成 クハ7701 デハ7601 デハ7501
(クハ8092) (デハ8192) (クハ8091)
7502号編成 クハ7702 デハ7602 デハ7502
(クハ8084) (デハ8184) (クハ8083)
7503号編成 クハ7703 デハ7603 デハ7503
(クハ8086) (デハ8186) (クハ8085)
7504号編成 クハ7704 デハ7604 デハ7504
(クハ8094) (デハ8194) (クハ8093)
7505号編成 クハ7705 デハ7605 デハ7505
(クハ8088) (デハ8188) (クハ8087)
7506号編成 クハ7706 デハ7606 デハ7506
(クハ8096) (デハ8196) (クハ8095)
7507号編成 クハ7707 デハ7607 デハ7507
(クハ8090) (デハ8190) (クハ8089)
カッコ内は東急時代の旧車両番号である。
  • 7502号編成は2014年9月23日よりラッピング車両「秩父ジオパークトレイン」として運転されている。
  • 7505号編成は2015年12月20日よりラッピング車両「秩父三社トレイン」として運転されている。

7800系[編集]

秩父鉄道7800系

7500系と同じく、東急大井町線で使用していた東急8090系電車を種車に改造した車両である。

7801編成は、東急大井町線で使用していた8089編成5両のうち、3両が7500系7507編成に改造されのち、残りの2両が東急テクノシステムで改造を受けたもので、2012年(平成24年)12月に出場し[1]2013年(平成25年)3月16日のダイヤ改正より営業運転を開始した。

7500系は3両編成だが、7800系はデハ7800・クハ7900の2両固定編成(Mc-Tc)となっている。8090系からの改造点としては、7500系同様の点のほか、中間車の先頭車化(デハ7800、クハ7900)、電装解除(クハ7900)等がある。改造された先頭車両の形状は、8090系の先頭車を流用した7500系とは大きく異なっている。登坂能力に課題が発見されたため、滑り止めのセラミック粉末噴射器が台車に設置された。

2013年度にも6両が改造を受け出場しているが、これらは元大井町線8090系のうち、7500系に改造されなかった編成から、2両ずつ捻出されたものである。計4編成8両が、他の3両編成のものと共通運用されている。

 
←羽生
三峰口→
7801号編成 デハ7801 クハ7901
(デハ8490) (デハ8290)
7802号編成 デハ7802 クハ7902
(デハ8494) (デハ8298)
7803号編成 デハ7803 クハ7903
(デハ8496) (デハ8282)
7804号編成 デハ7804 クハ7904
(デハ8495) (デハ8280)
カッコ内は東急時代の旧車両番号である。

参考文献[編集]

交友社鉄道ファン』2010年5月号

脚注[編集]

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  1. ^ “秩父鉄道向け先頭車化改造車が姿を現す”. railf.jp 鉄道ニュース (交友社). (2012年12月14日). http://railf.jp/news/2012/12/14/120000.html 2012年12月15日閲覧。 

外部リンク[編集]