福島町停留場

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福島町停留場
停留場全景
停留場全景
ふくしまちょう
Fukushima-cho
(西区役所前)
M17 西観音町 (0.3km)
(0.7km) 広電西広島 M19
所在地 広島市西区福島町二丁目
駅番号 M18
所属事業者 広島電鉄
所属路線 本線
キロ程 4.7km(広島駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1912年(大正元年)12月8日
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1988年国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。中央下を横断する道路が平和大通りであり、福島町停留場は放水路から右へ2つ目の交差点の右側。

福島町停留場(ふくしまちょうていりゅうじょう、福島町電停)は、広島市西区福島町二丁目にある広島電鉄本線路面電車停留場。停留場より徒歩3分の距離には西区役所があり、西区役所前の副名称がつけられている[1]

歴史[編集]

福島町停留場は1912年(大正元年)12月、本線が己斐まで全通した際に開設された停留場である[2]。ただ当時の軌道は今よりも北側、土橋方面から己斐までを一直線に結ぶように敷かれていて、停留場も今より北側に設置されていた[2]。周囲は山手川福島川という2本の河川に挟まれた土地で、本線はこの2河川を軌道専用橋にて渡っていた[2]。1945年(昭和20年)8月6日には広島市に原爆が投下され広島電鉄の市内線も休止されるが、当停留場を含む本線の己斐 - 西天満町間は被爆から3日後の8月9日に運行を再開している[3]

停留場のあった場所を挟み込むようにして流れていた2河川は、1932年(昭和7年)から戦後にかけて行われた太田川放水路の造成工事に利用され、山手川は拡幅され放水路の流路となり、福島川は埋め立てられて廃川となった[2]。また軌道専用橋も福島川に架かっていたものは役目を終え、山手川に架かっていたものも拡幅された放水路の規模には対応できなかったため、代わって道路(平和大通り)と軌道の併用橋である新己斐橋がそれより南に新設された[2]。1964年(昭和39年)、軌道はこの新己斐橋を渡るように平和大通りを経由する新線へ移設され、福島町停留場も新線上の現在地に移された[2]

構造[編集]

本線はほぼすべての区間で軌道が道路上に敷かれている併用軌道であり、当停留場も道路上にホームが設けられている。

ホームは低床式で2面あり、東西方向に伸びる2本の線路を挟み込むように向かい合って配置されている[1][6]相対式ホーム)。線路の北側に広島駅方面の上りホーム、南側に広電西広島駅方面の下りホームがある[1]

運行系統[編集]

本線には広島電鉄が運行するすべての系統が乗り入れるが、このうち当停留場には2号線、3号線、それに0号線が乗り入れいている。

上りホーム 0号線 日赤病院前ゆき・広電前ゆき
2号線 広島駅ゆき
3号線 宇品二丁目ゆき 朝時間帯は広島港ゆき
下りホーム 2号線 広電宮島口ゆき
2号線3号線 広電西広島ゆき

周辺[編集]

停留場は平和大通りのほぼ西端に位置している。周辺は主に住宅街となっているほか、中小規模の工場や事業所も点在する。太田川放水路は西へ徒歩5分の距離[1]。西区役所は南西に位置し[1]、停留場近くには「西区役所前」バス停もある。

  • 広島酔心調理製菓専門学校
  • 広島市西保健センター
  • 広島市西地域交流センター
  • 福島生協病院

隣の停留場[編集]

広島電鉄
本線
西観音町停留場 (M17) - 福島町停留場 (M18) - 広電西広島駅 (M19)

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e 川島令三 『山陽・山陰ライン 全線・全駅・全配線』第7巻 広島エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2012年、12・78頁。ISBN 978-4-06-295157-9
  2. ^ a b c d e f g 『広電が走る街 今昔』63-65頁
  3. ^ a b 『広島電鉄開業100年・創立70年史』431頁
  4. ^ a b 『広電が走る街 今昔』150-157頁
  5. ^ 『広島電鉄開業100年・創立70年史』124頁
  6. ^ 川島令三 『全国鉄道事情大研究』中国篇 2、草思社2009年、103-104頁。ISBN 978-4-7942-1711-0

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]