福島町 (広島市)

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1930年頃の広島市の地図。

福島町(ふくしまちょう)は、広島市西区町名郵便番号は733-0024。1丁目から2丁目まである。

歴史[編集]

町名由来[編集]

昔は川田村と称した[1]。沿川の地を拓いて耕田となしたことに起因する[1]。その後沿川地であるゆえに川添村と改称し、1906年中、もと国守福島正則の三男八助を祀った小を同村木村氏の庭内に発見し、村民これを追慕し福島を以って町名としようと願い求め、翌年3月23日ついに福島町となった[1]

近世近代[編集]

文化年中(1804年-1818年)の頃、川田村の穢多は513人、非人は376人であった[2]革田は昔から広島城下の東西両端に部落をなして住居し、東部落(尾長町岩鼻の西方付近)にある者を東革田と呼び、西部落(もと川田村、今の福島町)にある者を西革田と呼んだ[3][4]

1619年浅野氏入封のとき伍家平三郎に西革田頭を命じて切米12石3人扶持を給し、その子孫は代々革田の頭領を勤めた[4]。東西の革田は共に町廻り役の手先となって、犯罪者の探偵・捕縛に従事し、年頭・中元歳暮・五節句・祭礼・葬式等の吉凶・式祭に際し若干の施与を受け、服飾は享保11年の倹約令によって男は茶筅髷、女はなき島田髷を結ばしめた[4]

人口[編集]

西区役所

1925年末の現住戸数・現住人口は789・3702[5]2017年8月末現在の1丁目の世帯数・人口は584・955、2丁目は817・1374[6]

行政[編集]

  • 広島市西区役所
  • 広島市役所市民局 西地域交流センター

経済[編集]

産業[編集]

店・企業
  • いまぎり酒店
  • 岡食品工業
  • 岡崎商店
  • 河井自動車
  • 河井建設工業
  • 河政建設
  • 協和精機
  • 幹栄建設工業
  • 小池酸素工業 広島営業所
  • サカイ引越センター
広島南支社、広島西支社
  • ジャステム西広 広島支社
  • 新広島ヤクルト販売
  • 広島食肉センター
  • 藤井興業
  • 第一東邦印刷
  • 中国カッター
  • 中国アセチレン 広島出張所
  • 東洋観光デリカ事業部 グルメサービス
飲食
  • ステーキ&コーヒー
  • 中華そば 天ぷら あきちゃん
  • 天ぷら ますい
  • 廣島麺匠 こりく
  • 焼肉 河井
経営者は元プロ野球選手の河井昭時
  • 焼肉 近どう
  • 山芝エンジニアリング 広島営業所
  • 福山通運 広島支店
  • 松本管材
  • 宮本金物本店
  • 槌井精肉本店、槌井精肉冷蔵庫
  • 河朝精肉部、食品加工部
  • 菊貞精肉問屋
  • 竹田タバコ店
  • 永田薫商店
  • 松崎商店
  • 萬谷商店
コンビニ
ニューワン河井ビル 1F
かつて存在した店・企業
  • 合資会社 河寅商店[7]
1927年創業[7]
  • 合資会社 永田商会[7]
1896年創業[7]

地域[編集]

教育[編集]

健康[編集]

医療機関

施設[編集]

宗教
ビル、マンション、アパート等
1丁目
  • MK・河井ビル2
  • クリーンビル
  • 新広島ヤクルトビル
  • 中塩ビル
  • ニューワン河井ビル
  • 舛田ビル
  • 山口ビル
  • 山崎ビル
  • サンシャイン高橋
  • パール西広島
  • ESTATEBENEFITヤマダ
  • ドルチェ・ヴィータ
  • ハイライフ和誠
  • 月美荘アパート
  • インフィニティ・ワイシー
  • 高瀬アパート
  • 原田アパート
  • 金崎荘アパート
  • 伊藤アパート
  • カレント
  • つくも住宅
2丁目
  • 菊寛ビル
  • CKビル
  • 須磨ビル
  • 藤井興業ビル
  • ありらんの家
  • シティハイム
  • レオパレスArcadiaA
  • レオパレスArcadiaB
  • ロイヤルガーデン
  • 市営福島第一アパート
  • シティハイム
公共
  • 広島市福島ポンプ場
その他
  • 中森辰一事務所 - 政治後援会
  • 西広島朝鮮会館
  • 日本共産党広島市西地区委員会
  • 広島県地域人権運動連合会
  • 老人ホームくすの木苑

出身・ゆかりのある人物[編集]

1907年創業[7]
  • 河井昭時(焼肉店経営、元プロ野球選手)
  • 河崎寅吉[9]
  • 河崎源次郎(牛肉、陸軍御用達[8]、卸、[7]
  • 菊崎貫一(牛肉商[9]、陸海軍用達[7]、製、
1910年創業[7]。『日本紳士録 第31版』によると菊崎貫一は広島県多額納税者で職業は「製皮業」である[10]
  • 菊崎慶次郎(牛肉商[9]、皮革[11]
1897年創業[7]
1916年創業[7]
  • 菊崎満寿夫(皮革製造)[8]
  • 木村保二[8]
  • 杉本早太郎(材木商)[8]
  • 角田佐太郎[9]
  • 角田佐喜太郎(履物表製造)[11]
  • 角田善之助(牛肉直輸入、卸[7]
1912年創業[7]
  • 住野重太郎(甲馳製造)[11]
  • 中村政一(牛肉商)[9]
  • 中村玉次郎(屠畜業)[9]
  • 中田彌四郎(皮革商、生牛・生牛肉輸入専門卸部、広島県平民[9][12]
1881年[12]。中田彌四郎の長男[12]。前名・賢一[12]。生牛・生牛肉輸入専門卸部を設け罐詰原料供給の傍ら皮革商を営む[12]
  • 永田峯松(獣皮製造業[9]、皮革貿易商[13]、肥料、獣骨化製[11]
1866年[13]。広島県多額納税者である[10][13]。妻は菊崎市太郎の妹[13]
  • 永田靖(税理士)[14]
  • 中野文助(獣皮製造業[9]、皮骨肥料[11]
  • 新田松一(皮革、靴原料、製靴、製、卸[7]
1922年創業[7]
  • 藤岡一郎(靴、製、小[7][8]
1929年創業[7]
  • 福原徳太郎(牛肉皮骨商[9]、屠畜、卸[7]
1902年創業[7]
  • 福原留次福留ハム会長)
  • 福原貫一(牛肉商)[9]
  • 福原保吉(牛肉商)[9]
  • 増田光次郎(米)[11]
  • 松村乙吉(牛肉商)[9]
  • 松本石太郎(皮革)[11]
  • 丸山善兵衛[8]
  • 森純一(雑貨浴場)[11]
  • 矢野新五郎(靴)[11]
  • 山崎行正(牛肉商)[9]
  • 山崎米次郎(牛蝋)[11]
  • 山本清正(牛肉及骨商[9]、屠畜、卸[7]
1911年創業[7]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『広島市史 第4巻』205頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年5月4日閲覧。
  2. ^ 『広島県水平運動史』149頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年5月4日閲覧。
  3. ^ 『広島県水平運動史』156頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年5月2日閲覧。
  4. ^ a b c 『広島市史 第2巻』468-482頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年5月4日閲覧。
  5. ^ 『広島市統計年表 大正14年(第21回)』31頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年5月2日閲覧。
  6. ^ 人口、世帯数(町丁目別)、広島市公式サイト。
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 『商工人名録 昭和8年』1-288頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年10月9日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g 『日本紳士録 第44版』広島1-28頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年10月16日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 『日本紳士録 第28版』広島1-34頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年10月13日閲覧。
  10. ^ a b 『日本紳士録 第31版』付録 全国多額納税者 広島県60-62頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年6月1日閲覧。
  11. ^ a b c d e f g h i j k l 『帝国信用録 第25版 昭和7年』広島1-44頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年10月6日閲覧。
  12. ^ a b c d e 『人事興信録 第7版』な39頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年12月22日閲覧。
  13. ^ a b c d 『人事興信録 第8版』ナ128頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年10月9日閲覧。
  14. ^ 会員名簿、中国税理士会公式サイト。

参考文献[編集]

  • 交詢社編『日本紳士録 第28版』交詢社、1924年。
  • 広島市編『広島市史 第2巻』広島市、1922年-1925年。
  • 広島市編『広島市史 第4巻』広島市、1922年-1925年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第7版』人事興信所、1925年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第31版』交詢社、1927年。
  • 広島市編『広島市統計年表 大正14年(第21回)』広島市、1927年。
  • 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
  • 中野繁一著『広島県水平運動史』広島県水平社連合会、1930年。
  • 帝国興信所『帝国信用録 第25版 昭和7年』帝国興信所、1932年。
  • 広島商工会議所編『商工人名録 昭和8年』広島商工会議所、1933年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第44版』交詢社、1940年。

関連項目[編集]