磯村芳幸

磯村芳幸（いそむらよしゆき、1955年 9月6日 - 2009年 8月21日）は愛知県出身のプロゴルファー。

来歴[編集]

大府高校卒業後の1979年にプロとなり^[1]、1980年の日本プロでは2日目に尾崎健夫と共に首位と1打差の3位に着けた^[2]。

1981年の和歌山オープンでは最終日の8番までプロデビュー戦の倉本昌弘に3打差を付けて首位であったが^[3]、9番で第2打をピン2mに付けた倉本にイーグルを奪われて一気に差を縮められると^[3] ^[4]、10、11番でも連続バーディを決めて逆転される^[3]。

1986年には関西オープンで最終日の最終ホールをバーディーで飾り、吉川一雄・前田新作・井上久雄・杉原輝雄・金山和雄・甲斐俊光を抑えて初優勝^[5] ^[6]。日本オープンでは中嶋常幸・青木功・尾崎将司に次ぐと同時に尾崎健と並んでの4位タイ^[7] ^[8]に入った。

1987年はポカリスエットオープンで逃げ切りを図るも吉村金八に捕らえられてプレーオフに突入し、磯村は1ホール目18番ミドルホールでボギーを叩き、パーの吉村の逆転優勝を許す2位に終わる^[9]。ミズノオープンでは須貝昇・山本善隆・倉本と並んでの5位タイ^[10] ^[11]、広島オープンでは中村忠夫・呂良煥（中華民国）と並んでの2位タイ^[12]、デサント大阪オープンでは最終日に69をマークして2位タイ^[13]、倉本が24アンダーの日本新記録を達成して優勝したマルマンオープンでは尾崎直道と並んでの4位タイ^[14] ^[15]に入った。

1988年は日経カップ中村寅吉メモリアルで新関善美と並んでの4位タイ^[16]、全日空オープンでは真板潔・東聡と並んでの9位タイ^[17]、ブリヂストンオープンで長谷川勝治・山本・河野和重・謝玉樹（中華民国）と並んでの8位タイ^[18]に入る。VISA太平洋マスターズでは2日目には通算6アンダーとスコアを伸ばして^[19]単独で首位に躍り出ると、セベ・バレステロス（スペイン）の3位タイ^[20] ^[21]に入った。

1989年にはテーラーメイド瀬戸内海オープンでは泉川ピートと並んでの7位タイ^[22]、ポカリスエットオープンでは新関、ウェイン・スミス（オーストラリア）、甲斐・上野忠美と並んでの8位タイ^[23]、ブリヂストン阿蘇オープンでは3日間通算11アンダーで首位に立って^[24]クレイグ・パリー（オーストラリア）の2位^[25]、フジサンケイクラシックでは鷹巣南雄・尾崎直・陳志忠（中華民国）と並んでの6位タイ^[26]、関西プロでは杉原と並んでの6位タイ^[27]、日経カップ中村寅吉メモリアル4位タイ^[28]、関西オープンでは木村政信・井上と並んでの8位タイ^[29]に入った。同年には新関と共にワールドカップ日本代表に選出されたが、団体16位に終わる。

1990年は関西オープン7位^[30]、VISA太平洋マスターズではホセ・マリア・オラサバル（スペイン）の5位^[31]に入る。

1992年はダンロップオープン8位タイ^[35]・日経カップ中村寅吉メモリアル7位タイ^[36]に入り、1993年には後楽園カップでプレーオフを制して2勝目を挙げるが^[37]、1994年の日経カップ中村寅吉メモリアル^[38]を最後にレギュラーツアーから引退。

2009年8月21日午後1時22分、腎臓がんのため名古屋市昭和区の病院で死去。53歳没^[1]。