真田将太朗

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真田（さなだ） 将太朗（しょうたろう）
2024年 卒業公演「Appendix」
誕生日 (2000-12-09) 2000年12月9日（23歳）
出生地 日本の旗 日本・兵庫県西宮市
国籍 日本の旗 日本
芸術分野 絵画
出身校 東京藝術大学美術学部 芸術学科 卒業
東京大学大学院 学際情報学府 学際情報学専攻 先端表現情報学コース 修士課程 在学
受賞 藝大アートプラザ大賞
2022年 アートプラザ賞
ART OLYMPIA
2022年 入賞
東京藝大アートフェス
2023年 優秀賞
超異分野学会
2024年 山形大学賞
ウェブサイト https://shotaro-sanada.com/
活動期間 2020年 -
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真田 将太朗（さなだ しょうたろう、2000年〈平成12年〉12月9日[1] - ）は、日本の画家・アーティスト。兵庫県西宮市出身[2]。東京藝術大学美術学部卒業後、東京大学大学院 学際情報学府 学際情報学専攻 先端表現情報学コース 修士課程 在学[2][3][4][5] 。

経歴[編集]

物心がついた頃から絵を描く事を好み、近所で油絵を学んだり、図鑑の模写などをして幼少時代を過ごす[6]。

中学・高校時代は特に絵の活動は無く、辰馬育英会甲陽学院高等学校に通い京都大学への進学を目指していたが、高校3年時に絵を描く活動をして生きたいと考え、東京藝術大学へ進学先を変える[6][7][8]。

2020年
2021年
2022年
  • 1月　第16回 藝大アートプラザ大賞 アートプラザ賞受賞[12]
  • 2月　東京藝大アートフェス2022 選出[2]
  • 5月　第1回 個展「from」開催[13]
  • 7月　ART OLYMPIA 2022 入賞[14][15][16]
2023年
「連景十二柱」
  • 1月　第17回 藝大アートプラザ大賞 入選[2]
  • 1月　第32回 全日本アートサロン絵画大賞 入選[2]
  • 2月　第2回 個展「ACROSS」開催[17]
  • 3月　＋ART GALLERY「Arts Students STARS」 選出[18]
  • 8月　Google Japan「Z世代と描く Google Color Art! ～Part 1～」選出[19]
  • 8月　寺田倉庫「WHAT CAFE EXHIBITION vol.28」 展示[20][21]
  • 9月　＋ART GALLERY「Arts Students STARS vol.2」 選出[22]
  • 10月　社会人キャリア講座：丸の内プラチナ大学(三菱地所協力)、アートフルライフコースのゲスト講師を務める[23]
  • 10月　JR長野駅新幹線改札内 待合室上部に作品「連景十二柱」常設展示[24][25][26][27]
  • 10月　株式会社アラヤと「新しい絵画制作体験。〜AIとの競争と共創〜」として生成AIとのライブペイントを披露[28][29]
  • 12月　東京藝大アートフェス2023 優秀賞[30]
  • 12月　株式会社アラヤとAIカメラアプリ「ExpAInter」を共同開発[31]
2024年
  • 1月　CCCアートラボ「ART SESSION by 銀座 蔦屋書店 NEW YEAR PARTY」展示[32]。
  • 1月　第18回 藝大アートプラザ・アートアワード 入選[2]
  • 2月　卒論公演 "Appendix" 開催[33]
  • 3月　超異分野学会2024 東京・関東大会「テーマ：デジタルアーティスト」で『山形大学賞』を受賞[34][注釈 1]
  • 3月　ART FOR THOUGHT「AFT Market」展示[35]
  • 3月　Laurus International School of Science「STEAM Fair 2024」にて『Let's paint a picture with Generative AI』展示・ワークショップ開催[36][注釈 2]
  • 3月　東京藝術大学美術学部芸術学科 卒業[2][4]
  • 3月　第3回 個展「OVER」開催[4]
  • 4月　東京大学大学院 学際情報学府 学際情報学専攻 先端表現情報学コース 修士課程 入学[2][4]
  • 4月　大谷舞1stソロシングル『zero』アートワーク提供[37]

人物[編集]

哲学とアプローチ[編集]

  • 「客観的な視点で風景は見るが、それを見てる身体は自分だけのもの。なので等身大の自分の目と感覚を通した風景を描いている」と語る[38]。
  • 自身の作品を「すごく傲慢な心象風景に近いと思う」と語り、「写真や写実画のように「〇〇の風景だな」とすぐに分からなくても良い」とも語る[38]。
  • 自然でも街中でも風景は下から上に伸びて出来上がると考え、「時間性や重力性をその風景の前に立つ感覚を表現できたら」と語る[38]。
  • 抽象画を選んだ理由は「明確な絵を描いても、どんなイメージを持つかは相手次第。ならば自分の中の概念をとことん抽象的に描き、相手がどんなイメージを持つかに興味を向けたい」との考えから来ている[6]。

作品制作のプロセス[編集]

  • 構想段階では、テーマを設定後の概念や知識を文章化等に長い時間をかけ、時には数ヶ月かける場合もある[6]。
  • 自分が描いたスケッチや写真等の取材した風景を元に、こういう要素がここにあったら気持ちいいだろうと予め完成形の構図や色彩を設計図に起こして描いている[38]。
  • その反面で実制作が短く、2023年2月のライブペイント時は100号キャンバス(130cmx162com)を30分で完成させた実績がある[39][40]。

制作の特徴と意図[編集]

  • 主に油画やアクリル画の平面作品を制作し、現在は抽象画が中心となっている[6]。
  • 制作ではインパクトを意識し、色彩や構図だけでなく額縁等も含めて最大限にインパクトが出る計算を行う[6]。
  • キャンバスに対して垂直方向にストロークを流すことで、時間性や重力性を表現している[38]。
  • 「概念化というより割とデザイン的な視点を持って作り上げている」と語る[38]。

技術と創造性への展望[編集]

  • 絵の具、鏡、カメラの発明・発展が絵画の表現自体を後押した歴史があり、次は人工知能（AI）だと考えている[38]。
  • 「絵画を描きながら新しい絵画を描く人間独自の創造性の原点の様なものを発見したい」と語る[38]。

出演[編集]

テレビ番組[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 共同申請者として、代表者：キオクシア株式会社 吉水康人氏、共同申請者：Academimicプロジェクト 浅井順也氏と共に受賞。
  2. ^ Visionary Lab by 株式会社アラヤの協力者として。

出典[編集]

  1. ^ “本人のXのプロフィール欄”. 2023年8月21日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h “CV / Profile - 真田将太朗 ‐ SHOTARO SANADA”. 2023年8月21日閲覧。
  3. ^ “真田将太朗｜天王洲のアートスポット WHAT CAFE”. 2023年8月21日閲覧。
  4. ^ a b c d “SHOTARO SANADA: Over - Street Dreams Studios Tokyo”. 2024年4月6日閲覧。
  5. ^ “Members - Material Experience Design”. 2024年4月6日閲覧。
  6. ^ a b c d e f “真田将太朗 - ichit”. 2023年8月21日閲覧。
  7. ^ @tarobee1212 (2023年6月4日). "本人のXのポスト". X（旧Twitter）より2023年8月21日閲覧。
  8. ^ 【バケモノ揃い】最高峰の芸大・東京藝術大学にいる真の天才を探せ！【wakatte TV】#887 - YouTube
  9. ^ “企画展「第15回 藝大アートプラザ大賞展」開催のおしらせ｜藝大アートプラザ”. 2023年8月21日閲覧。
  10. ^ “藝祭実行委員”. 2023年8月21日閲覧。
  11. ^ “藝大リレーコラム”. 2023年8月21日閲覧。
  12. ^ “ハイレベルな作品揃いで激戦となった審査！第16回藝大アートプラザ大賞審査会取材レポート”. 2023年8月21日閲覧。
  13. ^ “from - haco”. 2023年8月21日閲覧。
  14. ^ “アートオリンピア2022公式ホームページ”. 2023年8月21日閲覧。
  15. ^ @tarobee1212 (2022年7月27日). "本人のXのポスト内動画". X（旧Twitter）より2023年8月21日閲覧。
  16. ^ “「若い君にはこの絵の作者の考えなんて分からない」→「それ俺の絵」ギャラリーで知らないおじさんから謎の説教を受けた作者に話を聞いた - ねとらぼ”. 2023年8月22日閲覧。
  17. ^ “真田将太朗 第2回個展「ACROSS」&ライブペイント”. 2023年8月21日閲覧。
  18. ^ “『Arts Students STARS』渋谷スクランブルスクエア展示開催のお知らせ”. 2023年8月21日閲覧。
  19. ^ “Google Japan / グーグル・ジャパン公式Instagram アカウント”. 2023年8月23日閲覧。
  20. ^ “WHAT CAFE EXHIBITION vol.28”. 2023年8月22日閲覧。
  21. ^ “アートギャラリーカフェ「WHAT CAFE」、さまざまな分野を横断した14名のアーティストによる作品を展示｜寺田倉庫のプレスリリース”. 2023年8月22日閲覧。
  22. ^ “日本アート界の未来を担え！9月4日より「ART Students STARS vol.2」を渋谷・＋ART GALLERYにて開催 – +ART Online Store”. 2023年8月29日閲覧。
  23. ^ “丸の内プラチナ大学”. 2023年10月9日閲覧。
  24. ^ “信州ゆかりの若手アーティスト作品の長野駅構内展示等によるBeyond Stations 構想の更なる推進について”. 2023年10月2日閲覧。
  25. ^ @tarobee1212 (2023年10月4日). "本人のXのポスト". X（旧Twitter）より2023年10月9日閲覧。
  26. ^ “JR長野駅 信州ゆかりのアーティスト作品お披露目【長野市】（abn長野朝日放送） - Yahoo!ニュース”. 2023年10月22日閲覧。
  27. ^ “「鉄道でつながる人々に思いはせ」　信州ゆかり若手芸術家・真田将太朗さん、長野駅構内で作品展示へ｜信濃毎日新聞デジタル”. 2023年10月22日閲覧。
  28. ^ “painter⼁Visionary Lab”. 2023年10月31日閲覧。
  29. ^ “先端AI研究支援ー 生成AIや大規模言語モデル(LLM)を利用した製品開発支援｜株式会社アラヤ”. 2023年10月31日閲覧。
  30. ^ “やさい室 - 過程風景｜東京藝大アートフェス2023 / TOKYO GEIDAI ARTFES 2023”. 2023年12月15日閲覧。
  31. ^ “写真を作家の画風に加工できるAIカメラアプリ「ExpAInter」を12月限定で公開。画家の真田氏と開発。｜株式会社アラヤのプレスリリース”. 2023年12月20日閲覧。
  32. ^ “約100⼈のアーティストが参加。「ART SESSION by 銀座 蔦屋書店 NEW YEAR PARTY」が開催｜美術手帖”. 2024年1月23日閲覧。
  33. ^ “「AI時代の創造性とは」-画家・真田将太朗 卒論公演“Appendix”-｜Peatix”. 2024年2月23日閲覧。
  34. ^ “【実施報告】2024年3月8日(金)-9日(土)超異分野学会2024東京・関東大会を開催しました｜超異分野学会”. 2024年4月6日閲覧。
  35. ^ “AFT Market / ART FOR THOUGHT”. 2024年4月6日閲覧。
  36. ^ “ローラスインターナショナルスクールオブサイエンス（港区芝）はSTEAM Fair 2024のワークショップ・セミナーなど予約申込を開始！｜ローラスインターナショナルスクール株式会社のプレスリリース”. 2024年4月6日閲覧。
  37. ^ “zero by 大谷舞｜TuneCore Japan”. TuneCore Japan. 2024年4月20日閲覧。
  38. ^ a b c d e f g h i 画家 真田将太朗 Shotaro Sanada ブレイク前夜#416 #Art #artist - YouTube
  39. ^ 【完全即興】ライブペイント× 即興演奏【JPCO × 真田将太朗】 - YouTube
  40. ^ 【ACROSS】Livepaint Fes feat.JPCO 【真田将太朗】 - YouTube
  41. ^ “416.真田将太朗 ShotaroSanada｜ブレイク前夜”. BSフジ (2024年3月26日). 2024年4月6日閲覧。

外部リンク[編集]

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