発禁本 カストリキネマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
発禁本 カストリキネマ
監督 梶田征則
出演者 大鶴義丹
川田あつ子
松田純
村上あつ子
ホリケン。
小島香奈子
脇本泰治
アン
島根さだよし
音楽 宮谷聡彦
撮影 三本木久城
公開 2002年8月17日
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

発禁本 カストリキネマ』(はっきんぼん かすとりきねま)は、発行を禁止された幻の春本から3作を厳選し、シリーズ化した日本映画である。2002年8月に公開された。

概要[編集]

猥褻な内容のため、発行を禁止された春本「発禁本」。その中でも、昭和の文豪である田村泰次郎永井荷風芥川龍之介が執筆したと言われる『有楽町夜景』『四畳半襖の下張」『赤い帽子の女』の3作品を、文章を主体とした映像作品に仕上げている。2002年8月テアトル池袋で上映され、同時にDVD化された。

スタッフ[編集]

  • 監督:梶田征則
  • 製作:張江肇、鈴木ワタル
  • プロデューサー:木谷奈津子、大橋孝史
  • 音楽:宮谷聡彦
  • 撮影:三本木久城
  • 美術:山下修治
  • 美術監修:XYZ
  • ヘアメイク:村中幸恵
  • 書道:武田双雲(四畳半襖の下張)
  • 春画:上田風子(四畳半襖の下張)

内容[編集]

有楽町夜景[編集]

あらすじ[編集]

昭和20年代。夫と別れて3年。由美は、生活のために夜の有楽町に立つと、声を掛けてきた30代の男と交渉がまとまる。三年前夫がしてくれたような激しい愛撫を求める。欲求不満の由美と、その欲求に答えようとする男。激しい夜をともにする二人の3日間を描く。

キャスト[編集]

四畳半襖の下張[編集]

あらすじ[編集]

大正13年。金阜山人は買い手のつかない四畳半の部屋を手に入れる。その部屋の襖の下張りに、前の住人が貼り付けたと思われる写本の切れ端を見つける。するとそこには、明治時代の娼婦・柚子と、その客との駆け引きが描かれていた。商売として行為をさっさと済ませようとする柚子と、なんとか手玉に取ろうとする男の心理描写。あの手この手で攻めてゆく男に次第に柚子の身体は陥落していく。

キャスト[編集]

  • 大鶴義丹
  • 村上あつ子
  • ホリケン。
  • 木村貴司
  • 國貞加奈
  • 吉村文男
  • 森末向
  • 笠原けいこ
  • 小代恵子
  • 竹之内かな
  • 中谷友美
  • 金山太一
  • 幸さえこ
  • 上野淳

赤い帽子の女[編集]

あらすじ[編集]

舞台は第一次世界大戦後のベルリン。旅行中の日本人男性が出会った売春婦は、日本人かと見紛うほど小柄で赤い帽子を被っていた。言葉の通じない中での料金交渉の末、深い森の中で性行為に及ぶ。しかし立ったままでは、満足のいく結果とならず、次はベットの上でと、何とか約束をとりつける。

キャスト[編集]

  • アン
  • 島根さだよし
  • 田中利枝
  • 梅本学
  • 纐纈大輔
  • 鈴木祥二郎
  • 青木二郎

外部リンク[編集]