「リッジレーサーズ」の版間の差分
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の8名。誰もがリッジサウンドを生み出してきたアーティストであり、ここにもコンセプトの「リッジシリーズ同窓会」が生きている。この他にリッジ~リッジVの曲も12曲収録されており、特にSilver Stream(初出レイジ)はレイジのサウンドトラックが発売されなかったため、本作のサントラがレイジシリーズ唯一の収録となっている(レーサーズ2にはレイジからの復活曲無し)。総トラック数は新曲12、リミックス6、旧曲12の計30曲。 |
の8名。誰もがリッジサウンドを生み出してきたアーティストであり、ここにもコンセプトの「リッジシリーズ同窓会」が生きている。この他にリッジ~リッジVの曲も12曲収録されており、特にSilver Stream(初出レイジ)はレイジのサウンドトラックが発売されなかったため、本作のサントラがレイジシリーズ唯一の収録となっている(レーサーズ2にはレイジからの復活曲無し)。総トラック数は新曲12、リミックス6、旧曲12の計30曲。リミックスの6曲に関しては、全てオリジナル曲を作曲したアーティストによるセルフリミックスとなっている。 |
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== 内容 == |
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| 4,260m |
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| style="white-space:nowrap" | リッジレーサーレボリューション |
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| ノービスコース || 道幅が広く、高低差もそれほどではないためドリフトしやすいコース。ただし、ジャンプ後にヘアピンがあるポイントは要注意。 |
| ノービスコース || 道幅が広く、高低差もそれほどではないためドリフトしやすいコース。ただし、ジャンプ後にヘアピンがあるポイントは要注意。上級クラスになるほどこのコーナーが牙をむく。 |
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! style="text-align:left; white-space:nowrap" | Crystal Coast Highway |
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2008年7月6日 (日) 08:11時点における版
ジャンル | レースゲーム |
---|---|
対応機種 | プレイステーション・ポータブル |
開発元 | ナムコ |
発売元 | ナムコ |
人数 | 1~8人 |
メディア | UMD |
発売日 |
2004年12月12日 PSP the Best : 2005年11月17日 2005年2月22日 2005年9月1日 |
対象年齢 |
CERO : 全年齢対象 ESRB : E(6歳以上) PEGI : 3+(3歳以上) |
その他 | アドホックモード対応 |
『リッジレーサーズ』は、ナムコ(現バンダイナムコゲームス)から発売されたレースゲームである。
概要
日本では初となる『リッジレーサー』シリーズの携帯型ゲームである[1]。日本、及び海外でのプレイステーション・ポータブルのローンチタイトルとなり、シリーズで初めてワイド画面に対応した。
コンセプトはリッジレーサーの同窓会。
コースは、これまでのシリーズの『リッジレーサー』、『レイブレーサー』『リッジレーサーレボリューション』、『レイジレーサー』、『R4 -RIDGE RACER TYPE 4-』などに収録されたコースがリファインされて登場する他、新コースも収録されている。マシンも同様に、これまでのシリーズに登場したものから人気のあるマシンが登場する。同じようにBGMも、過去に収録されたもの、新たに収録されたもの、過去のBGMがアレンジされて登場するものがある。また、ゲーム起動時に遊ぶことのできるミニゲームが『レボリューション』以来9年ぶりに復活し、『ニューラリーX』を楽しむことができる。レースクイーンは『R4』から約6年ぶりに永瀬 麗子が登場した。
本作には新しいシステムとして、ドリフトをするとニトロがチャージされ、ニトロを発動すると急加速するというニトロシステムが搭載された。
リッジシリーズの新スタンダード
本作で復活、もしくは新搭載された要素は
- 永瀬麗子の復活
- ミニゲームの復活
- ニトロシステムの搭載
- グリップタイプの廃止
- 新サイレントドリフト
の5点であるが、これは以後出た6、レーサーズ2、7と引き継がれるなど、リッジVから4年経った今を表す新リッジワールドの幕開けとなった。
また、新システムではないが、初代からレイジを除きF/A RACINGとして親しまれて来たFIARO(R4ではAMBITIOUS)がモデルチェンジし、FIERAとなった事もファンを驚かせたと同時に、新時代を意識させられる点となった。同時に永遠のライバルカーであったR.T. YELLOW SOLVALOUことSOLAREが登場しない事もファンを驚かせた。
坂判定の大げささはレイジレーサーに匹敵するほどであり、この辺りは復活を意識させられる。
システム
ドリフト
シリーズお馴染みのドリフトはもちろん健在している。曲がりたい方向へステアリングを切り、アクセルを一旦離した後に再度アクセルを踏むとマシンがドリフトする。ある程度の速度があればステアリングを切った直後にブレーキを踏んでもドリフト可能。アクセルでもブレーキでもキッカケが起きない速度ではアクセルオフしてからブレーキを踏むとテールを出しやすい。長いコーナーであればハンドルを切りっぱなしにするだけでテールが出る。特にダイナミック車はクラス4以降、この勝手ドリフトが起こるまでの時間が極端に短く、SPLカーのCRINALEはほとんどハンドルを切った瞬間にドリフトし出す。なお、マシンには以下の3つのドリフトタイプが設定されており、それぞれにおいてドリフトの挙動が異なる。
- スタンダード(STD)
- 最もバランスのとれているタイプ。
- ダイナミック(DYN)
- ドリフトを維持しやすいが、終了させることが難しいタイプ。
- マイルド(MLD)
- ドリフトを終了させやすいが、維持することが難しいタイプ。
- スペシャル(SPL)
- スペシャルカー専用のタイプ。1ジャンルにまとめられているが、全ての車で特性が違う。CRINALEはDYN、ANGELUSはMLD、PACMANとNEW RARRY-XはSTDに近い。
後述のニトロシステム導入のため、今作から「グリップタイプ」「ドリフトタイプ」という概念が消滅し、全ての車がドリフトタイプへと統一された。
また、今作よりサイレントドリフトが復活した。PS版1のように凶暴な加速が得られる訳では無いが、最低限の減速でドリフト時の旋回性を得られるのに加え、ニトロもチャージされる。
ニトロ
ドリフトするとニトロがチャージされ、一定のチャージ量がたまると発動できるようになる。ただしニトロ使用中にドリフトしてもチャージされない。ニトロを発動するとレブリミッターがキャンセルされ、本来の最高速以上の速度を叩き出す事が出来る。レース中はドリフトとニトロを使いこなすことが重要となる。ニトロは最大3回分までチャージすることができる。
ハイスピードでドリフトする事によりゲージの上昇量は高くなるため、いかにミスをしないでドリフトするコーナーに、ドリフト開始と共にニトロが切れるようにたどり着くかが重要になるが、ニトロのチャージ量を考え、緩いコーナーでもドリフトでゲージを貯めるという戦略も有る。
本作から既に最高速度越えかつニトロを使っていない状態でドリフトする事によるアルティメットチャージは存在するのだが、ニトロ使用後の減速率が高いのと、ニトロによる速度ブースト率が低いため、ゲージを光らせる事は非常に難しい。
ゲーム中では『ニトロ』と紹介されるが現実的にはナイトラス・オキサイド・システムである。実際にナレーターは「Ready To The Nitrous!」など、「Nitro!」とは言わない。
サウンド
今回参加したアーティストは
- 細江慎治(Megaten、Sampling Masters MEGA)
- 佐宗綾子(Aya、Sampling Masters AYA)
- 相原隆行(J99)
- 中川浩二
- 佐野信義(sanodg)
- 高橋弘太(KOHTA、SOLIDSTATE)
- 中西哲一
- 大久保博
- 境亜寿香
- 三宅優
の8名。誰もがリッジサウンドを生み出してきたアーティストであり、ここにもコンセプトの「リッジシリーズ同窓会」が生きている。この他にリッジ~リッジVの曲も12曲収録されており、特にSilver Stream(初出レイジ)はレイジのサウンドトラックが発売されなかったため、本作のサントラがレイジシリーズ唯一の収録となっている(レーサーズ2にはレイジからの復活曲無し)。総トラック数は新曲12、リミックス6、旧曲12の計30曲。リミックスの6曲に関しては、全てオリジナル曲を作曲したアーティストによるセルフリミックスとなっている。
内容
モード
- WORLD TOURS(ワールドツアーズ)
- 数多く用意されたレースイベントをクリアしていくモード。レースをクリアするとマシンやコース、プライズを獲得できる。また、5分、10分など時間を設定し、その時間に合わせて遊ぶことができるおまかせツアーモードが搭載されている。携帯型ゲームならではの、ちょっとした時間に遊ぶことのできる気軽なモードである。
- SINGLE RACE(シングルレース)
- コンピュータのマシンと競うモード。
- TIME ATTACK(タイムアタック)
- プレイヤーのマシンのみでコースを走り最速タイムを目指すモード。リプレイデータやゴーストデータを保存することも可能。
- WIRELESS BATTLE(ワイヤレスバトル)
- プレイステーション・ポータブルのアドホックモードにより最大8人までと対戦できるモード。
- OPTIONS(オプション)
- ゲームのオプションを設定するモード。AVプレイヤーでは本作に収録されている曲を聞くことができる。ミニゲームでは『ニューラリーX』を遊ぶことができる。
コース
コースは、これまでのシリーズの『リッジレーサー』、『レイブレーサー』『リッジレーサーレボリューション』、『レイジレーサー』、『R4 -RIDGE RACER TYPE 4-』、『リッジレーサーV』に収録されたコースがリファインされて登場する他、新コースも収録されている。旧コースの場合、コース名は全て新しいものが設定されている。コースにはそれぞれ通常ルートと逆走ルートがあり、逆走ルートの場合はコース名の後に「R」が付く(Seaside Route 765 Rのように)。以下は通常コースの場合について述べる。
コース名 | 全長 | 登場作品 | 旧コース名 | 概要 |
---|---|---|---|---|
Seaside Route 765 | 4,108m | リッジレーサー | 初級コース | 『リッジレーサー』シリーズを代表する名コース。ドリフトが標準となり、速度域が大幅に上がった今作以降コース幅が狭く、追い抜きが難しい難コースとなった。 |
リッジレーサーV | SUNNY BEACH | |||
Ridge City Highway | 5,868m | リッジレーサー | 上級コース | コース後半のトリッキーな複合コーナーが特徴のコース。コース幅が広くなったためにコーナー自体の難しさは緩和されたものの、場合によってはラインの変更が効かないドリフト中の振り替えしを繰り返すため、敵車の追い抜きは非常に難しい。 |
リッジレーサーV | GREEN FIELD | |||
Sunset Drive | 4,260m | リッジレーサーレボリューション | ノービスコース | 道幅が広く、高低差もそれほどではないためドリフトしやすいコース。ただし、ジャンプ後にヘアピンがあるポイントは要注意。上級クラスになるほどこのコーナーが牙をむく。 |
Crystal Coast Highway | 6,170m | リッジレーサーレボリューション | アドバンスドコース | 最初は道幅は広いが、後半のトンネルで急に狭くなるポイントがある。後半こそ連続コーナーでニトロは溜めにくいが、前半はストレートと急コーナーの組み合わせなので溜めやすい。 |
Union Hill District | 6,640m | レイジレーサー | オーバーパスシティ | ダイナミックな上り坂と下り坂を走行するコース。レイジで「サイドワインダー」と呼ばれていた急カーブが連続するポイントが非常に難しい。 |
Lakeside Parkway | 6,237m | レイジレーサー | レイクサイドゲート | ワインディングロード中心の中高速コーナーが連続するコース。中速コースということから来るニトロ蓄積量の少なさをテクニックでカバーするコース。 |
Crimsonrock Pass | 6,459m | R4 -RIDGE RACER TYPE 4- | ヘブンアンドヘルコース | ドリフトの練習に最適なヘアピンや直角コーナーがいくつもあるコース。前半が上りカーブ、後半が下りカーブと分かれているため、後半でいかにニトロを溜めきれるかが鍵となる。 |
Diablo Canyon Road | 6,686m | R4 -RIDGE RACER TYPE 4- | ワンダーヒル | 高速コーナーの多い、本作最長のコース。360度のコーナーが特徴。そのコース長と下り坂直後にある360度コーナーのおかげで、ニトロは溜まりやすい。 |
Midtown Expressway | 4,619m | レイブレーサー | シティコース | 道幅が広いコース。前半には連続ジャンプするポイントがある。急カーブが少なく、どこまで高速ドリフトを決められるかが勝負の鍵となる。 |
Downtown Rave City | 6,173m | 新コース。前半は道幅の広い高速コース、ジャンプ台を越えるとドリフトグリップの入り交じるハイスピード連続コーナーが続き、マシンコントロールが非常に難しいが、制御出来れば大幅なニトロチャージが可能となる。 | ||
Greenpeak Highlands | 4,033m | レイブレーサー | マウンテンコース | 急勾配、鋭い複合コーナーなど、難易度の高いレイアウトのコース。ニトロの使いどころが少ない上に速度域が低く、チャージしにくい。 |
Silvercreek Dam | 4,796m | 一部をGreenpeak Highlandsと共用する新コース。共用部分はテクニカルでニトロのチャージが難しいが、分岐してからは高低差こそあるもののハイスピードと、メリハリが激しいコース。 |
マシン
今作のマシンは基幹車種9台×チューニング違い3タイプ×レーシングチューンの有無=54台のノーマルカーと、今までデビルカーと呼ばれていたスペシャルクラスマシン4台の計58台が登場する。リッジVではノーマルクラス/エクストラクラス/デュエルクラスという3つの分類であったが、今作ではクラス1~クラス6とスペシャルの計7クラスとなった。クラス1~クラス3はレーシングチューン無しのマシン、クラス4~クラス6はレーシングチューン後の車が登場する。
チューニングはTYPE-S(初期)、TYPE-R、TYPE-Zの3タイプで、TYPE-Sと同じクラスに強化車種として投入される。チューニング度が上がるにつれ、最高速の向上と、初期ニトロ蓄積量のアップ[2]が行われる。
今作でマシンは全て新スタイリングで書き直されている。そのため初出については、その名前が出てきたタイトルである。
- KAMATA FIERA(初登場、クラス1/4、STD)
- age PROPHETIE(初出R4[3]、クラス1/4、MLD)
- DANVER BAYONET(初出レイジ[4]、クラス1/4、DYN)
- age ABEILLE(初出レイジ、クラス2/5、STD)
- GUNADE ESPERANZA(初出レイジ、クラス2/5、MLD)
- ASSOLUTO BISONTE(初出R4、クラス2/5、DYN)
- ASSOLUTO FATALITA(初出レイジ、クラス3/6、STD)
- HIMMEL EO(初出リッジV、クラス3/6、MLD)
- SOLDAT RAGGIO(初登場、クラス3/6、DYN)
- SOLDAT CRINALE(初出リッジV[5]、クラススペシャル、SPL)
- KAMATA ANGELUS(初出リッジV[6]、クラススペシャル、SPL)
- NAMCO PAC-MAN(初出R4、クラススペシャル、SPL)
- NAMCO NEW RALLY-X(初登場[7]、クラススペシャル、SPL)
備考
海外では「Ridge Racers」ではなく『Ridge Racer』というタイトルで発売された。