「グミ・チョコレート・パイン」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
1行目: 1行目:
{{文学}}
{{文学}}
『'''グミ・チョコレート・パイン'''』は[[大槻ケンヂ]]の自伝的[[小説]]。「グミ編」「チョコ編」「パイン編」と3部作になっている。小説のカバー絵は[[江口寿史]]によるものである。
『'''グミ・チョコレート・パイン'''』は[[大槻ケンヂ]]の自伝的[[小説]]。「グミ編」「チョコ編」「パイン編」と3部作になっている。小説のカバー絵は[[江口寿史]]によるものである。


== 概要 ==
== 概要 ==
主人公ケンゾーはグラビア雑誌片手に日々オナニーをしまくる、孤高のオナニスト。自分が通う高校の凡庸な同級生たちとの差別化を図るため、映画や小説、ロックに傾倒し、ノイズバンド「自分BOX」に憧れ数少ない友人たちとハードなノイズバンド、『キャプテン・マンテル・ノーリターン』を結成。一方、ケンゾーの憧れていた同じクラスの山口美甘子が自分と同じカルト映画好きであることが判明。そんなある日、ケンゾーは美甘子を思わぬところで目にすることになる。
主人公ケンゾーはグラビア雑誌片手に日々オナニーをしまくる、孤高のオナニスト。
自分が通う黒所高校の凡庸な奴等との差別化を図るため、映画や小説、ロックに傾倒し、ノイズバンド「自分BOX」に憧れ数少ない友人、タクオ、カワボン、山之上たちと彼ら曰くスゲーハードなノイズバンド、『キャプテン・マンテル・ノーリターン』を結成


== 登場人物 ==
== 登場人物 ==
12行目: 11行目:


== 映像化 ==
== 映像化 ==
[[ケラリーノ・サンドロヴィッチ]]監督による映画化。2007公開。エンディングテーマは[[電気グルーヴ]]による書き下ろしとなる。
[[ケラリーノ・サンドロヴィッチ]]監督・脚本による映画化。20081月公開。エンディングテーマは[[電気グルーヴ]]による書き下ろしとなる。
=== キャスト ===
*ケンゾー:[[石田卓也]]/38歳のケンゾー:[[大森南朋]]
*山口美甘子:[[黒川芽以]]
*カワボン:[[森岡龍]]/38歳のカワボン:[[マギー]]
*タクオ:[[金井勇太]]/38歳のタクオ:[[甲本雅裕]]
*山之上:[[柄本佑]]
他、[[犬山イヌコ]]、[[みのすけ]]、[[ピエール瀧]]、[[峯田和伸]]、[[中越典子]]、[[竹中直人]]などが出演。


{{DEFAULTSORT:くみちよこれえとはいん}}
[[Category:日本の小説]]
[[Category:日本の映画作品]]
[[Category:2008年の映画]]



[[Category:日本の小説|くみちよこれえとはいん]]
{{book-stub}}
{{book-stub}}
{{lit-stub}}
{{lit-stub}}

2007年10月8日 (月) 16:05時点における版

グミ・チョコレート・パイン』は大槻ケンヂの半自伝的小説。「グミ編」「チョコ編」「パイン編」と3部作になっている。小説のカバー絵は江口寿史によるものである。

概要

主人公ケンゾーはグラビア雑誌片手に日々オナニーをしまくる、孤高のオナニスト。自分が通う高校の凡庸な同級生たちとの差別化を図るため、映画や小説、ロックに傾倒し、ノイズバンド「自分BOX」に憧れ数少ない友人たちとハードなノイズバンド、『キャプテン・マンテル・ノーリターン』を結成。一方、ケンゾーの憧れていた同じクラスの山口美甘子が自分と同じカルト映画好きであることが判明。そんなある日、ケンゾーは美甘子を思わぬところで目にすることになる。

登場人物

漫画

佐佐木勝彦による漫画版もあり、2000年~2005年までマガジンGREATで連載されていた。

映像化

ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督・脚本による映画化。2008年1月公開。エンディングテーマは電気グルーヴによる書き下ろしとなる。

キャスト

他、犬山イヌコみのすけピエール瀧峯田和伸中越典子竹中直人などが出演。