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「水玉模様」の版間の差分

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ドットの大きい順に、コインドット、ポルカドット({{lang-en-short|Polka dot}})<ref>ダンスの[[ポルカ]]を踊るかのように並んでいるドット(玉)という意味、という説がある。 (読売新聞 2013年8月21日夕刊5面 「Style アイコン 【[[草間彌生]]】」)</ref><ref>キャビアドットというのもある。 ([http://www.yomiuri.co.jp/komachi/fashion/fnews/20131009-OYT8T00588.htm パリの今 「水玉」が象徴 - 大手小町(読売新聞 2013年10月9日 夕刊8面)])</ref>、ピンドットと3区分されることがある<ref>[https://kotobank.jp/word/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%88-631648 ポルカドット とは] - コトバンク(デジタル大辞泉)</ref>。
ドットの大きい順に、コインドット、ポルカドット({{lang-en-short|Polka dot}})<ref>ダンスの[[ポルカ]]を踊るかのように並んでいるドット(玉)という意味、という説がある。 (読売新聞 2013年8月21日夕刊5面 「Style アイコン 【[[草間彌生]]】」)</ref><ref>キャビアドットというのもある。 ([http://www.yomiuri.co.jp/komachi/fashion/fnews/20131009-OYT8T00588.htm パリの今 「水玉」が象徴 - 大手小町(読売新聞 2013年10月9日 夕刊8面)])</ref>、ピンドットと3区分されることがある<ref>[https://kotobank.jp/word/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%88-631648 ポルカドット とは] - コトバンク(デジタル大辞泉)</ref>。


古くは[[新アッシリア帝国]](古代[[メソポタミア]]地方、現[[イラク]])の[[新アッシリア帝国の王妃|王妃]]・[[リッバリ・シャラト]]([[紀元前7世紀]])の[[ニネヴェ (メソポタミア)|ニネヴェ]]レリーフのドレスにも確認される(リッバリ・シャラトの項目に載る写真を参照)。
古くは[[新アッシリア帝国]](古代[[メソポタミア]]地方、現[[イラク]])の[[新アッシリア帝国の王妃|王妃]]・[[リッバリ・シャラト]]([[紀元前7世紀]])の[[ニネヴェ]]レリーフのドレスにも確認される(リッバリ・シャラトの項目に載る写真を参照)。


日本では[[市松模様]]と同様に[[古墳時代]]の人物[[埴輪]]の服装から確認でき、例として、[[栃木県]][[下野市]]甲塚古墳出土の[[織物]]型埴輪の女性服<ref>発掘された日本列島2015 文化庁編 平凡社</ref>や[[茨城県]][[八千代町]]([[大和文華館]]所蔵)の埴輪男子立像の下衣において確認できる<ref>『特別展 常陸国風土記の世界 -ひたみちの首長と民-』 茨城県立歴史館 1999年 p.124.</ref>。この東国埴輪に確認される水玉模様に関しては、大陸伝来のものか、東国で生まれた模様かは不明。
日本では[[市松模様]]と同様に[[古墳時代]]の人物[[埴輪]]の服装から確認でき、例として、[[栃木県]][[下野市]]甲塚古墳出土の[[織物]]型埴輪の女性服<ref>発掘された日本列島2015 文化庁編 平凡社</ref>や[[茨城県]][[八千代町]]([[大和文華館]]所蔵)の埴輪男子立像の下衣において確認できる<ref>『特別展 常陸国風土記の世界 -ひたみちの首長と民-』 茨城県立歴史館 1999年 p.124.</ref>。この東国埴輪に確認される水玉模様に関しては、大陸伝来のものか、東国で生まれた模様かは不明。

2023年12月4日 (月) 21:56時点における版

コイン・ドット、ポルカ・ドット、ピン・ドット
「カルピスソーダ」
カルピスの包装に水玉が採用されたのは、発売から3年後の1922年で、銀河の群星をイメージしたものだという[1]
(当初は濃い青地×不規則に配置された白の水玉[2]

水玉模様(みずたまもよう)は、模様の一種。主に、小さなドット円形)を複数配置したものを指す[3]。パンチングメタルのような規則的な構成になっているものも多い。ドット柄とも呼ばれる[4]

ドットの大きい順に、コインドット、ポルカドット(: Polka dot[5][6]、ピンドットと3区分されることがある[7]

古くは新アッシリア帝国(古代メソポタミア地方、現イラク)の王妃リッバリ・シャラト紀元前7世紀)のニネヴェレリーフのドレスにも確認される(リッバリ・シャラトの項目に載る写真を参照)。

日本では市松模様と同様に古墳時代の人物埴輪の服装から確認でき、例として、栃木県下野市甲塚古墳出土の織物型埴輪の女性服[8]茨城県八千代町大和文華館所蔵)の埴輪男子立像の下衣において確認できる[9]。この東国埴輪に確認される水玉模様に関しては、大陸伝来のものか、東国で生まれた模様かは不明。

時代は下り、江戸時代における水玉模様の小紋の一つとしては、「小紋」が挙げられる(規則正しい水玉模様に対し、意図的にまばらにするなど鮫肌に似ていることから)。

脚注

  1. ^ 「カルピス」の誕生日(7月7日)に向けての特別企画|プレスリリース - カルピス 2010年6月
  2. ^ 実は青かった!?カルピス“水玉模様”のヒミツ - ニュースウォーカー 2009年7月7日
  3. ^ みずたまもよう【水玉模様】の意味 - goo辞書(デジタル大辞泉
  4. ^ ファッション用語辞典 - Fashion District
  5. ^ ダンスのポルカを踊るかのように並んでいるドット(玉)という意味、という説がある。 (読売新聞 2013年8月21日夕刊5面 「Style アイコン 【草間彌生】」)
  6. ^ キャビアドットというのもある。 (パリの今 「水玉」が象徴 - 大手小町(読売新聞 2013年10月9日 夕刊8面)
  7. ^ ポルカドット とは - コトバンク(デジタル大辞泉)
  8. ^ 発掘された日本列島2015 文化庁編 平凡社
  9. ^ 『特別展 常陸国風土記の世界 -ひたみちの首長と民-』 茨城県立歴史館 1999年 p.124.

外部リンク

関連項目