「ヘ短調」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: 手動差し戻し
編集の要約なし
タグ: 差し戻し済み モバイル編集 モバイルウェブ編集
18行目: 18行目:
{{五度圏}}
{{五度圏}}
{{DEFAULTSORT:へたんちよう}}
{{DEFAULTSORT:へたんちよう}}

==嬰ホ短調==
嬰ホ短調は嬰ホ(E♯)音を最初とする単音計で、E♯、F{{music|x}}、G♯、A♯、B♯、C♯、D♯音で構成され、理論的な 組成だ。 条表にはシャープ8個(ダブルシャープ1個、シャープ6個)がある。
一般に、李明同調で表記が簡単なヘ短調を使用する。 しかしながら、19−TET、31−TETのように12平均率と耳鳴動音関係が異なる平均率ではそのままこの組成を使う必要がある。
https://en.wikipedia.org/wiki/F_minor

2023年3月14日 (火) 12:26時点における版

ヘ短調
F minor
各言語での名称
英語 F minor
独語 F-Moll
仏語 Fa mineur
伊語 Fa minore
中国語 F小調
音階

全音を、半音を示す。
関係調
同主調 (I) ヘ長調
平行調 (III) 変イ長調
属調 (Vm) ハ短調
属調平行調 (VII) 変ホ長調
下属調 (IVm) 変ロ短調
下属調平行調 (VI) 変ニ長調
前後の調と異名同音調
異名同音調 なし
半音下の調 ホ短調
半音上の調 嬰ヘ短調
テンプレートを表示

ヘ短調(へたんちょう)は、西洋音楽における調の1つで、 (F) 音を主音とする短調調号はフラット4箇所 (B, E, A, D) である。

音階と和音

ヘ短調の音階構成音
上行→下行 1 2 3 4 5 6 7 8 7 6 5 4 3 2 1
自然短音階 F G A B C D E F E D C B A G F
和声的短音階 F G A B C D E F E D C B A G F
旋律的短音階 F G A B C D E F E D C B A G F

赤マスは一般に臨時記号により表される。

ヘ短調の和音構成音(ダイアトニック・コード)
コードネーム Fm Gm-5 Aaug Bm C D Em-5 FmM7 Gm7-5 AaugM7 Bm7 C7 DM7 Edim7 C7(9)
第9音 D
第7音 E F G A B C D B
第5音 C D E F G A B C D E F G A B G
第3音 A B C D E F G A B C D E F G E
根音 F G A B C D E F G A B C D E C
和音記号 I II III IV V VI VII I7 II7 III7 IV7 V7 VI7 VII7 V9

和音は和声的短音階で考えたもの。
VIIの和音 (Em-5) はV7 (C7) の、VII7の和音 (Em7-5) はV9 (C7(9)) の根音を省略した形とみなされることがある。
その他のコードネームも実際の楽譜では異名同音的に変えられることがある。

特徴

マルカントワーヌ・シャルパンティエは「陰鬱さや哀れさを表す」、マッテゾンは「温和で落ち着いていると同時に、深く重苦しく、何かしら絶望と関係があるような死ぬほどの心の不安を表す」とそれぞれ述べている。

ヘ短調の曲の例

Category:ヘ短調参照。

関連項目


嬰ホ短調

嬰ホ短調は嬰ホ(E♯)音を最初とする単音計で、E♯、Fdouble sharp、G♯、A♯、B♯、C♯、D♯音で構成され、理論的な 組成だ。 条表にはシャープ8個(ダブルシャープ1個、シャープ6個)がある。

一般に、李明同調で表記が簡単なヘ短調を使用する。 しかしながら、19−TET、31−TETのように12平均率と耳鳴動音関係が異なる平均率ではそのままこの組成を使う必要がある。 https://en.wikipedia.org/wiki/F_minor