荏柄天神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Meine Libe (会話 | 投稿記録) による 2022年5月18日 (水) 13:25個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (Category:源頼朝を追加 (HotCat使用))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

荏柄天神社
拝殿
所在地 神奈川県鎌倉市二階堂74
位置 北緯35度19分33.1秒 東経139度33分51.5秒 / 北緯35.325861度 東経139.564306度 / 35.325861; 139.564306 (荏柄天神社)座標: 北緯35度19分33.1秒 東経139度33分51.5秒 / 北緯35.325861度 東経139.564306度 / 35.325861; 139.564306 (荏柄天神社)
主祭神 菅原道真
社格 村社
創建 長治元年(1104年)
本殿の様式 三間社流造
テンプレートを表示
荏柄天神社 左が重要文化財の本殿
絵筆塚

荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)は、神奈川県鎌倉市二階堂にある菅原道真を祀る神社

歴史

境内施設

主な施設は本殿。手水舎。授与所。社務所。古札奉納所。御輿蔵。

建築物以外では横山隆一などの漫画家が建立し、154人の漫画家によるカッパのレリーフが付けられている絵筆塚。漫画家の清水崑が使用した絵筆が収められているかっぱ絵塚。推定樹齢900年の大銀杏。梅の木など。

本殿向かって右の山肌には、現在は立ち入り禁止だが二箇所のやぐらがあり、内部で繋がっている。また、昭和時代までは天園ハイキングコースの入口があった。

文化財

重要文化財

  • 本殿 - 三間社流造、銅板葺き。寛永元年(1624年)に鶴岡八幡宮若宮の旧本殿を譲り受け移築したものである。若宮旧本殿は正和4年(1315年)の鎌倉大火の後、翌正和5年(1316年)に建立された。記録によれば、中世、近世を通じてたびたび修理が行われているが、社殿全体が再建された記録はない。移築と度重なる修理を経ているとはいえ、鎌倉地方における中世建築の稀少な遺構の一つである。関東大震災でも被害を受け、幣殿と拝殿は震災以降の再建である。
  • 木造天神坐像 弘長元年(1261年)銘(附 木造天神立像)

史跡(国指定)

  • 荏柄天神社境内

年間行事

  • 初天神(1月25日)
  • 針供養(2月8日)
  • 御輿渡行(7月「海の日」の前日)
  • 宵宮祭(7月24日)
  • 例大祭(7月25日)
  • 絵筆塚祭(10月第1、または第2日曜日)
  • 月次祭(毎月25日)

参考資料

関連文献

関連項目

外部リンク