荏柄天神社
荏柄天神社 | |
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所在地 | 神奈川県鎌倉市二階堂74 |
位置 | 北緯35度19分33.1秒 東経139度33分51.5秒 / 北緯35.325861度 東経139.564306度座標: 北緯35度19分33.1秒 東経139度33分51.5秒 / 北緯35.325861度 東経139.564306度 |
主祭神 | 菅原道真 |
社格等 | 村社 |
創建 | 長治元年(1104年) |
本殿の様式 | 三間社流造 |
荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)は、神奈川県鎌倉市二階堂にある菅原道真を祀る神社。
歴史
境内施設
主な施設は本殿。手水舎。授与所。社務所。古札奉納所。御輿蔵。
建築物以外では横山隆一などの漫画家が建立し、154人の漫画家によるカッパのレリーフが付けられている絵筆塚。漫画家の清水崑が使用した絵筆が収められているかっぱ絵塚。推定樹齢900年の大銀杏。梅の木など。
本殿向かって右の山肌には、現在は立ち入り禁止だが二箇所のやぐらがあり、内部で繋がっている。また、昭和時代までは天園ハイキングコースの入口があった。
文化財
重要文化財
- 本殿 - 三間社流造、銅板葺き。寛永元年(1624年)に鶴岡八幡宮若宮の旧本殿を譲り受け移築したものである。若宮旧本殿は正和4年(1315年)の鎌倉大火の後、翌正和5年(1316年)に建立された。記録によれば、中世、近世を通じてたびたび修理が行われているが、社殿全体が再建された記録はない。移築と度重なる修理を経ているとはいえ、鎌倉地方における中世建築の稀少な遺構の一つである。関東大震災でも被害を受け、幣殿と拝殿は震災以降の再建である。
- 木造天神坐像 弘長元年(1261年)銘(附 木造天神立像)
史跡(国指定)
- 荏柄天神社境内
年間行事
- 初天神(1月25日)
- 針供養(2月8日)
- 御輿渡行(7月「海の日」の前日)
- 宵宮祭(7月24日)
- 例大祭(7月25日)
- 絵筆塚祭(10月第1、または第2日曜日)
- 月次祭(毎月25日)
参考資料
- 「新指定の文化財」『月刊文化財』502号、第一法規、2005
- 世界遺産登録推進協議会[リンク切れ]
関連文献
- 「山之内庄二階堂村上 荏柄天神社」『大日本地誌大系』 第39巻新編相模国風土記稿4巻之90村里部鎌倉郡巻之22、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179229/176。