河合正弘
表示
生誕 | 1947年12月1日(77歳) |
---|---|
研究機関 | (機関)アジア開発銀行研究所 |
研究分野 | 国際金融論 |
母校 |
東京大学(学士、修士) スタンフォード大学([M.S]Ph.D) |
河合 正弘(かわい まさひろ、1947年12月1日 - )は、日本の経済学者。東京大学名誉教授、元アジア開発銀行研究所長。学位は経済学Ph.D(スタンフォード大学)。岡山県出身[1]。
学歴
[編集]- 1966年3月 - 静岡県立静岡高等学校卒業[2]
- 1971年6月 - 東京大学経済学部卒業
- 1973年6月 - 東京大学大学院経済学研究科修士課程修了、経済学修士(MA)取得
- 1976年6月 - スタンフォード大学統計学MS(修士号)取得
- 1977年6月 - スタンフォード大学大学院経済学研究科博士課程修了
- 1978年9月 - スタンフォード大学経済学Ph.D(博士号)取得
職歴
[編集]- 1977年7月 - ブルッキングス研究所リサーチ・フェロー
- 1978年7月 - ジョンズ・ホプキンス大学政治経済学部助教授
- 1984年 - ジョンズ・ホプキンス大学政治経済学部准教授
- 1986年6月 - 東京大学社会科学研究所助教授(文部教官教育職)
- 1988年 - ジョンズ・ホプキンス大学政治経済学部客員准教授
- 1991年 - ブリティッシュコロンビア大学経済学部客員准教授
- 1992年 - ニューヨーク大学スターン経営大学院リサーチ・サイエンティスト
- 1998年4月 - 世界銀行東アジア大洋州地域担当チーフエコノミスト
- 2001年7月 - 財務省大臣官房参事官(副財務官)
- 2003年3月 - 財務省財務総合政策研究所長
- 2003年7月 - 東京大学社会科学研究所教授
- 2005年 - アジア開発銀行総裁経済顧問兼地域経済統合室長
- 2007年 - アジア開発銀行研究所長
- 2008年9月 - 東京大学依願退職
- 2009年 - 東京大学名誉教授
ほか、現在、日本国際フォーラム参与[3]、政策委員[4]を務める。
著書
[編集]単著
[編集]共著
[編集]- (村瀬英彰)『発展途上国の累積債務問題』(三菱経済研究所, 1992年)
- (須田美矢子・翁邦雄・村瀬英彰)『ゼミナール国際金融基礎と現実』(東洋経済新報社, 1993年)
- (武蔵武彦・八代尚宏)『経済政策の考え方』(有斐閣, 1995年)
共編著
[編集]- (安保哲夫・柴垣和夫)『日米関係の構図――相互依存と摩擦』(ミネルヴァ書房, 1992年)
- (通産省通商産業研究所)『円高はなぜ起こる――変動する為替レートと日本経済』(東洋経済新報社, 1995年)
- The New World Fiscal Order: Implications for Industrialized Nations, co-edited with C. Eugene Steuerle, (Avebury, 1996).
- (QUICK総合研究所アジア金融研究会)『アジアの金融・資本市場――自由化と相互依存』(日本経済新聞社, 1996年)
- Exchange Rate Regimes in East Asia, co-edited with Gordon de Brouwer, (RoutledgeCurzon, 2004).
訳書
[編集]- J・A・フレンケル、A・ラジン『財政政策と世界経済』(HBJ出版局, 1991年)
- マイケル・G・プランマー、アレクサンドラ・トルチアック=デュヴァル編『開発のための政策一貫性――東アジアの経済発展と先進諸国の役割』(明石書店, 2006年)