江村美咲

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江村 美咲
基本情報
国籍 日本の旗 日本
所属 立飛ホールディングス
誕生日 (1998-12-10) 1998年12月10日(24歳)
出身地 大分県[1]
身長 170cm[1]
体重 60kg[1]
利き手
種目 サーブル
獲得メダル
フェンシング

Logo jo.svg 日本代表 2014 -

国際大会 1 2 3
世界選手権 1 0 1
合計数 1 0 1
国内大会 1 2 3
全日本選手権 2 2 1
世界選手権
2022 カイロ サーブル個人
2022 カイロ サーブル団体
ワールドカップ
2018 ボルチモア サーブル個人
2020 アテネ サーブル個人
2022 アテネ サーブル団体
2022 ハンマメット サーブル個人
2022 ハンマメット サーブル団体
グランプリ
2022 パドヴァ サーブル個人
2023 チュニス サーブル個人
アジア選手権
2014 水原市 サーブル個人
2015 シンガポール サーブル個人
2015 シンガポール サーブル団体
2016 無錫 サーブル団体
2017 香港 サーブル個人
2017 香港 サーブル団体
2019 千葉 サーブル団体
2022 ソウル サーブル個人
2022 ソウル サーブル団体
ユニバーシアード
2017 台北 サーブル個人
2017 台北 サーブル団体
ユースオリンピック
2014 南京 大陸別混合団体

江村 美咲(えむら みさき、1998年11月20日[1] - )は、日本の女子フェンシングサーブル選手である。立飛ホールディングス所属[2]

来歴・人物[編集]

小学校3年生の時にフルーレを始め、卒業直後にアニメ作品『ウサビッチ』のジグソーパズルの景品に惹かれ出場したサーブル大会に優勝し、同種目に転向した[1]。板橋区立志村第二中学校を経て、大原学園高等学校を卒業後[3]中央大学法学部に進学し、2021年3月に同大学を卒業後に同競技で初となるプロへと転向した[2]

父の江村宏二ソウルオリンピックフルーレ日本代表選手で[4]北京オリンピック監督を務めた[5]。母の孝枝もエペのフェンシング選手として、世界選手権に出場経験がある[1]

2023年度ミス日本第55期生に、和田静郎特別顕彰として選出された。[6]

主な戦績[編集]

2014年8月19日に行われた南京ユースオリンピックで個人では4位だったものの[7]、20日に行われた大陸別混合団体でフルーレの宮脇花綸と共にアジア・オセアニア連合代表の一員として金メダルを獲得した[8]

2017年6月15日に香港で行われたアジア選手権では個人で銅メダルを獲得し[9]、8月に台北で行われたユニバーシアード夏季大会で個人銅、団体金を獲得した[10]

2018年1月27日にアメリカボルチモアで行われたワールドカップでは個人で銀メダルを獲得し[11]、12月9日に東京グローブ座で行われた全日本選手権の個人では初優勝を果たした[12]。なお、翌年2019年11月2日にLINE CUBE SHIBUYA行われた全日本選手権でも優勝し2連覇を達成している[13]

2020年3月7日にギリシャアテネで行われたワールドカップでは個人で銅メダルを獲得した[14]ブダペストで行われたワールドカップの終了後、東京オリンピックの日本代表に決定したことが発表され、親子2代での日本代表となった[15]。9月18日に駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われた全日本選手権の個人では準決勝で敗れて3位となり、3連覇は達成出来なかった[16]

初のオリンピック日本代表として挑んだ東京オリンピックは個人では3回戦で敗退[17]、団体では過去最高の5位に入賞した[18]。11月6日に六本木ヒルズアリーナで行われた全日本選手権の個人では決勝で敗れて準優勝だった[19]

2022年3月6日にギリシャ・アテネで行われたワールドカップの団体で銀メダルを獲得した[20]。5月7日にチュニジアハンマメットで行われたワールドカップで、同競技同大会では日本の女子個人として史上初の金メダルを獲得し[21]、8日に行われた団体でも銀メダルを獲得した[22]。5月22日にイタリアパドヴァで行われたグランプリでは銅メダルを獲得し[23]、2022年6月13日に韓国ソウルで行われたアジア選手権で個人、15日に行われた団体ともに銀を獲得した[24][25]。7月20日にエジプトカイロで行われた世界選手権では、決勝でアゼルバイジャンアンナ・バシタ英語版相手に15-10で打ち勝ち、同競技同大会では日本の女子個人として史上初となる金メダルを獲得し[26]、23日に行われた団体でも同種目では初となる銅メダルを獲得した[27]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f 江村美咲(フェンシング)のプロフィール”. 読売新聞オンライン. 2022年7月21日閲覧。
  2. ^ a b 江村美咲「新たな道を」フェンシング界初のプロ選手”. 日刊スポーツ (2021年3月26日). 2022年7月21日閲覧。
  3. ^ 「フェンシング申し子」江村、涙の4位”. 日刊スポーツ (2014年8月20日). 2022年7月21日閲覧。
  4. ^ フェンシング・江村美咲 父・宏二さんと親子五輪へ!助言胸に「気持ちで勝つ」”. デイリースポーツ online (2021年7月12日). 2022年7月21日閲覧。
  5. ^ フェンシング江村元代表監督、無料ウェブ講習を開始”. 日刊スポーツ (2020年4月13日). 2022年7月21日閲覧。
  6. ^ 【ミス日本「特別顕彰」】江村美咲さん 昨年フェンシング世界選手権V パリ五輪へ「個人、団体で金を」(スポーツニッポン)
  7. ^ 「フェンシング申し子」江村、涙の4位”. 日刊スポーツ (2014年8月20日). 2022年7月27日閲覧。
  8. ^ 競泳・渡辺が金、卓球・村松は銀 南京ユース五輪”. 日本経済新聞 (2014年8月20日). 2022年7月27日閲覧。
  9. ^ フェンシング、江村が3位アジア選手権、女子サーブル個人”. デイリースポーツ (2017年6月16日). 2022年7月27日閲覧。
  10. ^ 第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)入賞者一覧 (PDF)”. 公益社団法人 日本フェンシング協会. 2022年7月21日閲覧。
  11. ^ 19歳江村美咲が準優勝 W杯フェンシング”. 日刊スポーツ (2022年1月28日). 2022年7月27日閲覧。
  12. ^ フェンシング江村美咲、中大同級生対決を制し初優勝”. 日刊スポーツ (2018年12月9日). 2022年7月27日閲覧。
  13. ^ 女子フルーレで辻が初優勝 全日本フェンシング”. 日本経済新聞 (2019年11月2日). 2022年7月27日閲覧。
  14. ^ フェンシングW杯、江村が3位女子サーブル”. 日刊スポーツ (2020年3月8日). 2022年7月27日閲覧。
  15. ^ フェンシング、吉田・江村が初の五輪代表 サーブル”. 日本経済新聞 (2021年3月15日). 2022年7月27日閲覧。
  16. ^ フェンシング江村美咲、全日本3連覇ならず「点が取りたい気持ちが先行した」”. デイリースポーツ online (2020年9月18日). 2022年7月27日閲覧。
  17. ^ 敷根4位…フェンシング”. 読売新聞オンライン (2021年7月27日). 2022年7月27日閲覧。
  18. ^ 日本5位…フェンシング・女子サーブル団体”. 読売新聞オンライン (2021年8月1日). 2022年7月21日閲覧。
  19. ^ エペ佐藤7度目、加納は初V 全日本フェンシング”. 日本経済新聞 (2021年11月6日). 2022年7月27日閲覧。
  20. ^ 女子サーブル団体、日本が初の準優勝 フェンシングW杯”. 日本経済新聞 (2022年3月7日). 2022年7月21日閲覧。
  21. ^ 【フェンシング】江村美咲がW杯で日本初の金メダル!悲願叶うも「まだ実感が湧きません」と笑顔”. 日刊スポーツ (2022年5月8日). 2022年7月27日閲覧。
  22. ^ 【フェンシング】日本女子サーブル団体が韓国に敗れ銀メダル 個人戦V江村美咲2冠ならず”. 日刊スポーツ (2022年5月9日). 2022年7月27日閲覧。
  23. ^ 【フェンシング】高嶋理紗が銀、江村美咲が銅でGP初表彰台「次は金メダルを」”. 日刊スポーツ (2022年5月23日). 2022年7月21日閲覧。
  24. ^ 女子サーブルで江村美咲2位 男子フルーレは敷根崇裕の5位が最高 フェンシングアジア選手権”. 日刊スポーツ (2022年6月13日). 2022年7月21日閲覧。
  25. ^ フェンシング・アジア選手権 男子フルーレ団体で優勝、決勝で韓国倒す 女子サーブルは2位”. 日刊スポーツ (2022年6月16日). 2022年7月21日閲覧。
  26. ^ 【フェンシング】江村美咲が世界女王「冷静に戦術を」日本女子個人&サーブル種目で初の金メダル”. 日刊スポーツ (2022年7月21日). 2022年7月21日閲覧。
  27. ^ 日本が女子サーブル団体初の銅メダル獲得 24年パリ五輪へ、江村美咲「これからも新しい歴史を」”. スポニチアネックス (2022年7月24日). 2022年7月27日閲覧。

外部リンク[編集]