永瀬伸子

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永瀬 伸子(ながせ のぶこ)は、日本の経済学者お茶の水女子大学教授[1]

来歴[編集]

1982年上智大学外国語学部英語学科を卒業後[1]1989年東京大学経済学部卒業[1]1992年東京大学経済学修士号[1]1995年経済学博士号を取得[1]1995年東洋大学経済学部専任講師、のち助教授に就任[1]1998年お茶の水女子大学生活科学部助教授に就任[1]2006年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科(現・大学院人間文化創成科学研究科)教授に就任する[1]2011年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科ジェンダー学際研究専攻長に就任し[1]2011年からお茶の水女子大学学長補佐に着任する[1]2013年から2014年まで、ハーバード大学客員研究員、コーネル大学客員研究員[1]2017年10月から、日本学術会議第一部会総合ジェンダー分科会委員長、日本学術会議経済学委員会幹事、2018年4月から社会保障審議臨時委員、2014年10月から総務省の統計委員会委員を務めている[2]

研究活動[編集]

研究分野は、労働経済学および社会保障論[1]。計量的な実証分析を行なっている[1]2003年から2007年まで、お茶の水女子大学21世紀COEプログラム「ジェンダー研究のフロンティア」に参加し、北京、ソウルでパネル調査の実施と分析に携わった[1]2008年から2012年までは、文部科学省の委託事業である「近未来の課題解決を目指した実証的社会科学研究推進事業」に参画し、「ジェンダー格差センシティブな働き方と生活の調和:キャリア形成と家庭・地域・社会活動が可能な働き方の設計」の代表として日本を中心に海外との比較を交えた研究を実施した[1]2016年6月、日本人口学会の「第15回日本人口学会優秀論文賞」を受賞(「育児短時間の義務化が第1子出産と就業継続、出産意欲に与える影響:法改正を自然実験とした実証分析」)した[2]。 政府の働き方改革については、「女性の賃金の底上げには、正社員比率を上げるか、非正社員の立場でも経験とともに賃金が上がるような働き方をつくり出すしかない」との見解を有している[3]

出典[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 「教員紹介|永瀬 伸子 教授」”. お茶の水女子大学ホームページ. 2019年6月30日閲覧。
  2. ^ a b 「永瀬 伸子」”. research map. 2019年6月30日閲覧。
  3. ^ 「経済教室」”. 日本経済新聞2019年3月22日付. 2019年7月1日閲覧。