欲望の翼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
欲望の翼
タイトル表記
繁体字 阿飛正傳
簡体字 阿飞正传
ピン音 Āh Fēi Zhèng Zhuàn
粤語ピン音 Aa3 Fei1 zing3zyun6
英題 Days of Being Wild
各種情報
監督 ウォン・カーウァイ
脚本 ウォン・カーウァイ
製作 ローヴァー・タン
製作総指揮 アラン・タン
出演者 レスリー・チャン
マギー・チャン
カリーナ・ラウ
アンディ・ラウ
ジャッキー・チュン
トニー・レオン
音楽 ザビア・クガート
ロス・インディオス・タバハラス
撮影 クリストファー・ドイル
編集 パトリック・タム
美術 ウィリアム・チョン
配給 プレノン・アッシュ
公開 香港の旗 1990年12月15日
日本の旗 1992年3月28日
上映時間 97分
製作国 香港の旗 イギリス領香港
言語 広東語
上海語
英語
北京官話
タガログ語
テンプレートを表示

欲望の翼』(原題:阿飛正傳、英題:Days of Being Wild)は、1990年制作の香港映画

概要[編集]

1960年代の香港を舞台に、若者たちの恋愛模様を描いた群像劇。“時”を象徴する時計や、“内面”を映し出す鏡、モノローグを多用するウォン・カーウァイ監督のスタイルはこの作品から生まれた。もともと前後篇二部構成の予定で、ラストに九龍城砦の一室で唐突にトニー・レオンが登場し、当時は続編の可能性が取りざたされたが、アイドル時代のトップスターたち多数が集結して共演しており、再集結は予算的に不可能とされていた。結局、物語を踏襲する続編は製作されず、2000年の『花様年華』と2004年の『2046』に役名や設定が一部受け継がれており、この2作が実質的な続編ともいわれる。レスリー・チャン演じる主人公が口にする、「脚のない鳥は飛び続け、疲れたら風の中で眠り、生涯で1度だけ地上に降りる。それが最後の時」は、テネシー・ウィリアムズ作『地獄のオルフェウス』の一節。

第10回香港電影金像奨で最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀主演男優賞(レスリー・チャン)を、第28回金馬奨で最優秀監督賞を受賞した。

日本では、1991年の第4回東京国際映画祭で、『デイズ・オブ・ビーイング・ワイルド』の邦題で上映された後、1992年に『欲望の翼』の邦題で劇場公開された。

2005年以降、日本での上映権が消失していたが、デジタルリマスター版が2018年2月3日からBunkamuraル・シネマほか日本全国で順次上映される[1]

ストーリー[編集]

1960年の香港。サッカー競技場の売店の売り子スー・リーチェン(マギー・チャン)は、ある日ヨディ(レスリー・チャン)という青年に口説かれる。1度は断ったスーだったが、やがてヨディに惹かれ始める。だが、結婚を望むスーに対してヨディにはそのつもりはなく、傷ついたスーはヨディの元を去る。やがてヨディはクラブのダンサーのミミ(カリーナ・ラウ)と付き合い始めるが、ヨディの親友(ジャッキー・チュン)はミミに恋心を抱き、傷ついたスーを慰めた警官(アンディ・ラウ)は彼女に惹かれていく……。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ウォン・カーウァイ監督作「欲望の翼」リマスター版上映は2月に、予告編も到着映画ナタリー 2018年1月16日

外部リンク[編集]