樋爪館

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樋爪館(比爪館)(ひづめだて、または、ひづめのたち)は、岩手県紫波郡紫波町に所在した日本の城

概要[編集]

 比爪館は12世紀の館址で、紫波郡紫波町日詰字箱清水に所在し、規模は東西 320m、南北 290m の平坦な土地 現 赤石小学校の敷地を含む一帯である。 館の南側は五郎沼に接し、東は国道4号線に接する。発掘調査の結果、沼のある南をのぞく三方は幅10m前後、深さ1.5m前後の大溝で囲われていたことが判明している。

歴史・沿革[編集]

奥州藤原氏の一族 比爪太郎俊衡・五郎季衡兄弟の居館址。

出土遺物の年代から、12世紀初めから後半まで存続したとされる。

文治5年(1189年)に奥州藤原攻めが開始され源頼朝に攻められたとき、比爪俊衡らの一族は館を自焼して北走した。(「吾妻鏡」)

大正15年(1926年)には南接する五郎沼の浚渫の際に12世紀の土器(かわらけなど)や建材が出土し、昭和40年から最近まで、紫波町教育委員会により30次にわたり調査が行われた。

参考文献[編集]

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 『角川日本地名大辞典 3 岩手県』 角川書店、1985年3月8日ISBN 4-04-001030-2
  • 「紫波町史」編纂委員会 『紫波町史 1 原始~近世』 紫波町、1972年3月31日
  • 紫波町教育委員会 『比爪館遺跡第一次発掘調査報告書 ~ 同第23次24次発掘調査報告書』 紫波町、1965年3月31日 ~ 2013年3月31日。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]