桂三段

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かつら 三段さんだん
桂(かつら) 三段(さんだん)
結三柏は、桂文枝一門の定紋である。
本名 小川 洋二
生年月日 (1976-08-27) 1976年8月27日(47歳)
出身地 日本の旗 日本北海道帯広市
師匠 六代桂文枝
活動期間 2005年 -
活動内容 上方落語
所属 吉本興業(エージェント契約)
公式サイト 桂三段の『毎日がエブリディ!』
備考
上方落語協会会員

桂 三段(かつら さんだん、1976年8月27日[1] - )は、日本落語家上方落語協会会員。

本名は小川洋二[1]北海道帯広市出身[1]札幌市清田区在住。上方落語協会では唯一の北海道出身者でもある。

趣味は映画鑑賞、スポーツ、カレーの食べ歩き、一人暮らしの超簡単レシピなど。歯科技工士の資格を持つ。

略歴・芸風[編集]

北海道芽室高等学校[2]、札幌歯科学院専門学校卒業[1]。歯科技工士、工場勤務、パチンコ店員などを経て、2005年6月13日、桂三枝(後の六代目桂文枝)に入門[1]

よしもとクリエイティブ・エージェンシー(現・吉本興業)の「あなたの街に住みますプロジェクト」により島根県に派遣され[1]2011年5月から「住みます芸人」として松江市に在住。2015年4月まで島根県内を中心に活動した。

2012年古事記編纂1300年に当たることから、ヤマタノオロチ退治を題材とした、「古事記落語」と呼ぶ創作落語を松江市内で披露した[3]。妻の影響によりクリスチャンであり、キリスト教を絡めた創作落語福音落語」にも取り組んでいる[4][5]

2015年4月からは活動拠点を故郷の北海道に移すこととなり[6]、それに先立って島根県のふるさと親善大使「遣島使」に就任した[7]。北海道帰郷後も島根県の住みます芸人は継続しPR活動などを続けていたが[8]、その後4代目北海道住みます芸人へと移行した。なお、島根県住みます芸人にはほかにABCDE湯かげんが就任していたが、2015年4月から桂三段に替わり奥村隼也が加わった。

北海道に帰郷後は吉本興業札幌事務所に所属していたが、その後エージェント契約となっている[9]

出演[編集]

  • 桂三段のJAGARAKU!(FMJAGA

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

出典[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 桂 三段 | 上方落語家名鑑”. kamigatarakugo.jp. 2022年2月28日閲覧。
  2. ^ 我が母校『芽室高等学校』”. 2017年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月6日閲覧。
  3. ^ “オロチ退治を落語に、松江に住む桂三段さん”. 山陰中央新報. (2012年3月4日). http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=530737004 2012年4月10日閲覧。 
  4. ^ 『キリスト教保育連盟 寄席』”. 桂三段のなんもなんも. 2021年9月15日閲覧。
  5. ^ 『【第二回 桂三段 福音落語会】開催決定!』”. 桂三段のなんもなんも. 2021年9月15日閲覧。
  6. ^ 「なかそらち住みます芸人」桂三段さん来訪|WEB市長室|砂川市ホームページ”. www.city.sunagawa.hokkaido.jp. 2022年2月28日閲覧。
  7. ^ 落語家の桂三段さんが遣島使に就任されました”. 島根県 (2015年4月14日). 2015年4月18日閲覧。
  8. ^ 桂三段さん遣島使 「恩返ししたい」」『読売新聞』、2015年4月15日。2015年4月18日閲覧。
  9. ^ 桂三段 プロフィール|吉本興業株式会社”. profile.yoshimoto.co.jp. 2023年10月5日閲覧。