核シェルター

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アメリカ陸軍工兵司令部が作成した核シェルターの場所を示すロゴ。

核シェルター英語: Nuclear shelter[1]は「放射性降下物シェルター」(Fallout shelter)とも呼ばれ、一旦重大な核戦争が起こった場合の一時避難所シェルター)である。

概要[編集]

放射性降下物シェルターは、核爆発による放射性破片や放射性降下物から居住者を保護するために特別に指定された閉鎖空間である。そのような避難所の多くは、冷戦中の民間防衛対策として建設された。

核爆発の間、結果として生じる火の玉で気化した物質は、爆発からの中性子にさらされ、それらを吸収し、放射性になる。この物質は雨の中で結露すると、軽石に似たほこりや軽い砂質の物質を形成する。そうした放射性降下物は、アルファ粒子ベータ粒子、およびガンマ線を放出する。

この高放射性物質の多くは地球に落下し、視線内のあらゆるものを放射線にさらし、重大な危険をもたらす。放射性降下物シェルターは、放射能がより安全なレベルに減衰するまで、居住者が有害な放射性降下物へ晒されるを最小限に抑えることができるように設計されている。

アメリカ合衆国では、核シェルターへの連邦政府補助金は1970年代に正式に廃止された[2]

日本では栃木県矢板市茨城県結城市ふるさと納税の返礼品として核シェルター(防災核シェルター)を設定した実績がある[3]

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などが知られている。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]