林桂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

林 桂(はやし けい、1953年4月8日 - )は、日本の俳人。本名・政美。

来歴[編集]

群馬県利根郡新治村(現みなかみ町)生まれ。群馬県立沼田高等学校を経て新潟大学法文学部卒。1983年から10年間群馬県立桐生高等学校にて、文芸部、俳句クラブの顧問を務め、教え子に、山口晃(画家・評論)、青木陽介青木重治木村徹山田耕司今泉康弘がいる。

中学時代より作句、高校時代、鈴木石夫指導の「歯車」[1]加藤楸邨主宰の「寒雷」に入会[1]高柳重信選の『俳句研究』50句競作に登場し[1]注目される。1978年、澤好摩夏石番矢らと「未定」創刊[1]。1998年、「吟遊」創刊に参加[1]。2001年、伊藤信吉中島敏之水野眞由美佐藤清美らと「鬣TATEGAMI」創刊、代表同人となる[1]。2022年、句集『百花控帖』により第77回(2022年度)現代俳句協会賞を受賞[2]

創作では高柳重信が行った四行俳句のほか、詞(ことば)書き俳句などで俳句表現を追求。また「詩学」で長く俳壇時評を務めた。ほか「上毛ジュニア俳壇」選者、全国学生俳句大会審査員などを務めた。上毛ジュニア俳壇では、桂夏丸外山一機三木悠莉を見出した。現在、上毛俳壇(上毛新聞)選者[1]口語詩句(佐々木泰樹育英会)選考委員。群馬県文学会議副会長。

主な著書[編集]

  • 第1句集「黄昏の薔薇」(静地社、1984年)
  • 第2句集「銅の時代」(牧羊社、1985年)
  • 第3句集「銀の蝉」(ふらんす堂、1994年)
  • 第4句集「風の國」(ふらんす堂、2004年)
  • 第5句集「はなのの絵本りょうの空」(風の花冠文庫、2013年)
  • 第6句集「ことのはひらひら」(ふらんす堂、2015年)
  • 第7句集「雪中父母」(風の花冠文庫、2015年)
  • 第8句集「動詞」(現代俳句協会、2017年)
  • 第9句集「百句控帖」(現代俳句協会、2021年)
  • 第1評論集「船長の行方」(書肆麒麟、1998年)
  • 第2評論集「群馬の俳句と俳句の群馬」(みやま文庫、2004年)
  • 第3評論集「俳句・彼方への現在」(詩学社、2005年)
  • 第4評論集「俳句此岸」(風の花冠文庫、2009年)

主な編著[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 林 桂 GHOC 現代俳句オープンカレッジ講師” (日本語). 現代俳句協会. 2022年5月6日閲覧。
  2. ^ 第77回現代俳句協会賞決定のお知らせ

参考文献[編集]

外部リンク[編集]