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星に輪ゴムを

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『星に輪ゴムを』
エディ・ブリケル&ニュー・ボヘミアンズスタジオ・アルバム
リリース
録音 ウェールズ ロックフィールド・スタジオ[1]
ジャンル オルタナティヴ・ロックフォークロック
時間
レーベル ゲフィン・レコード
プロデュース パット・モラン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 4位(アメリカ[2]
  • 10位(ニュージーランド[3]
  • 12位(オーストリア[4]
  • 25位(イギリス[5]
  • 29位(ドイツ[6]
  • 31位(オーストラリア[7]
  • 33位(オランダ[8]
エディ・ブリケル&ニュー・ボヘミアンズ アルバム 年表
星に輪ゴムを
(1988年)
ゴースト・オブ・ア・ドッグ
(1990年)
テンプレートを表示

星に輪ゴムを』(原題:Shooting Rubberbands at the Stars)は、アメリカ合衆国ロックバンドエディ・ブリケル&ニュー・ボヘミアンズ1988年に発表した初のスタジオ・アルバム

背景

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バンドは当初、単にニュー・ボヘミアンズと名乗っており、1986年に発表した自主製作のカセット・アルバム『It's Like This…』でメジャー・レーベルからの注目を得た[9]。そして、バンドはゲフィン・レコードと契約してエディ・ブリケル&ニュー・ボヘミアンズと改名し、本作のレコーディングに入るが、セッションの途中でドラマーのブランドン・アリーがゲフィンの判断により解雇され、クリス・ウィットンが後任を務めた[9]。なお、アリーは後の再結成には参加している[9]

「リトル・ミス・S」は、イーディ・セジウィックの生涯をモチーフとした曲である[10]

ジャケットの絵はエディ・ブリケル自身が描いた[1]。ブリケルは本作の音楽性に関して「このアルバムは音楽の万華鏡だと考えているの。バンドの全員がそれぞれ違った音楽的嗜好を持っていて、ある特定のサウンドを作るべきと言い出すようなリーダーはいないから」と語っている[11]

反響

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バンドの母国アメリカでは54週にわたりBillboard 200入りし、1989年2月18日に最高4位を記録した[2]。本作からのシングル「ホワット・アイ・アム」はBillboard Hot 100で7位、続く「サークル」は48位に達した[12]

ニュージーランドでは1989年2月19日付のアルバム・チャートで初登場25位となり、3月26日には10位に達して、合計20週トップ50入りした[3]

評価

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Jon Parelesは1988年11月26日付の『ニューヨーク・タイムズ』紙において「リッキー・リー・ジョーンズスザンヌ・ヴェガを思わせるアルバムである一方、演奏に関してはパット・メセニーウェザー・リポートグレイトフル・デッドからの影響も表れている」「ニュー・ボヘミアンズは、多くのポップ・フォーク・バンドよりも押しが強い」と評した[10]。また、ケリー・マッカートニーはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「22歳のブリケルは、ニュー・ボヘミアンズのオリジナル・メンバーを含む堅実かつ革新的なプレイヤー達に支えられて、キラキラとした歌詞と魅惑的なボーカル・パフォーマンスを大量生産してみせた」と評している[13]

収録曲

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特記なき楽曲はエディ・ブリケル&ニュー・ボヘミアンズ作。12.はミステリー・トラック

  1. ホワット・アイ・アム "What I Am" (Edie Brickell, Kenny Withrow) – 4:58
  2. リトル・ミス・S "Little Miss S." – 3:39
  3. 十二月のエアー "Air of December" – 5:59
  4. ザ・ホイール "The Wheel" – 3:54
  5. ラヴ・ライク・ウィ・ドゥ "Love Like We Do" (E. Brickell) – 3:09
  6. サークル "Circle" (E. Brickell, K. Withrow) – 3:13
  7. ビート・ザ・タイム "Beat the Time" (E. Brickell, K. Withrow) – 2:58
  8. 彼女 "She" (E. Brickell, K. Withrow) – 5:08
  9. ナッシング "Nothing" – 4:51
  10. 今 "Now" – 6:04
  11. キープ・カミング・バック "Keep Coming Back" (E. Brickell) – 2:46
  12. ? (ミステリー・トラック) "I Do" (E. Brickell) – 2:02

参加ミュージシャン

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アディショナル・ミュージシャン

  • ブランドン・アリー - アディショナル・ドラムス
  • ポール・ウィッケンズ - キーボード
  • ロビー・ブラント - アディショナル・ギター
  • ジョー・ヘンリー - バックグラウンド・ボーカル

脚注

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