日曜はダメよ (映画)

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日曜はダメよ
Ποτέ Την Κυριακή
監督 ジュールズ・ダッシン
脚本 ジュールズ・ダッシン
出演者 メリナ・メルクーリ
ジュールズ・ダッシン
音楽 マノス・ハジダキス
撮影 ジャック・ナットー
編集 ロジャー・ドワイア
配給 UA
公開 アメリカ合衆国の旗 1960年10月1日
日本の旗 1961年5月3日
製作国 ギリシャの旗 ギリシャ
言語 英語
ギリシャ語
ロシア語
製作費 $150,000
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日曜はダメよ』(希題:Ποτέ Την Κυριακή、ラテン語転写:Pote Tin Kyriaki、英題:Never on Sunday、仏題:Jamais le dimanche)は、1960年にギリシャで制作された白黒映画である。

ギリシャピレウスに住む娼婦イリヤと、ギリシャ研究者でギリシャの全てをこよなく愛するアメリカ人旅行者ホーマーとの物語である。

イリヤ(メリナ・メルクーリ)は底抜けに明るい売春婦で町中の男たちの憧れでもあった。 アメリカからホーマー(ジュールス・ダッシン)という古代ギリシャの民間研究家がやってきた。上陸第一歩、彼は酒場に入った。そこで町の男たちが酔って唄うのに感激し、思わず拍手した。それが男たちを怒らせてしまい、喧嘩になった。仲に入って喧嘩を止めたのがイリヤだった。ホーマーは彼女こそ伝統的なギリシャ美人とみて、さっそく研究対象に決めた。そして今の商売をやめさせようと思った。イリヤは週1回、日曜だけは仕事を休んで、トニオ(ジョージ・ファウンダス)やジョルゴ(ティトス・ヴァンディス)ら気の合った男たちを呼んでドンチャン騒ぎをやった。ホーマーも粘りが功を奏して参加することができた。町の売春ボス、ノー・フェイスの子分ガルベジが日曜日に贈物を持ってきた。が、たちまち男たちにつまみ出された。独立営業のイリヤはノー・フェイスにとってシャクの種だった。ホーマーの更正運動を知ったノー・フェイスは、金を出してイリヤに足を洗わせようとした。ホーマーはイリヤの仕事を休ませて勉強を教えた。彼女の独特なギリシャ悲劇の解釈にはホーマーもめんくらった。売春婦の1人が、イリヤにホーマーがノー。フェイスの手先だと教えた。怒った彼女は今までの修行をほっぽりだした。そこへ外国の大艦隊が入港した。イリヤは売春婦たちの先頭に立ってノー・フェイスに挑戦した。ブタ箱での団体交渉に成功して、軍配はイリヤに上った。再び酒場にイリヤの姿がみられるようになり、男たちは大喜び。初めてギリシャ人気質を知ったホーマーも考えを変え、踊りに加わった。――次ぎの日、出港するアメリカ船の甲板に、1人寂しく帰国するホーマーの姿があった。 本作品の主演はメリナ・メルクーリジュールズ・ダッシンであり、舞踊・音楽・言語などのギリシャ文化に観衆が穏やかに浸れるものとなっている。また、主題歌とブズーキによるテーマ音楽は1960年代を代表するヒット曲となり、作曲者のマノス・ハジダキスはアカデミー賞を受賞した。

本作品の脚本・監督はダッシン自身である。

本作品はアカデミー歌曲賞(マノス・ハジダキス)を獲得、さらに主演女優賞(メリナ・メルクーリ)、衣装デザイン賞、白黒映画賞、監督賞、脚本賞にノミネートされた。

主題歌をカヴァーしたアーティスト[編集]

外部リンク[編集]