新・平家物語

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新・平家物語』(しんへいけものがたり)は、吉川英治歴史小説の大作。1950年から1957年まで「週刊朝日」に連載された。現行版は吉川英治歴史時代文庫全16巻。新潮文庫全20巻

概要[編集]

題材は『平家物語』だけでなく、『保元物語』『平治物語』『義経記』『玉葉』など複数の古典をベースにしながら、より一貫した長いスパンで両氏や奥州藤原氏、公家などの盛衰を描いた長編作品。

また西行文覚など、権力闘争の外にあった同時代人や庶民たちの視点も加え、それまで怨霊の代表格であった崇徳上皇を時代に翻弄される心優しい人物として描くなど、新しい視点で平安時代から鎌倉時代への「それまでにない大戦乱となった」過度期の時代を描いている。読者も、戦後復興から変革へ向け動いていた昭和中期の時代様相に重ね、「国民文学作家」たる吉川の後期代表作となった。

1955年、1956年に大映で映画化されたほか、1972年にNHK大河ドラマ、1993年~1995年に人形劇として映像化された。

映像化作品[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

関連項目[編集]

  • にしき堂 - 本作にちなんだ洋風和菓子「新・平家物語」を販売。作者の承諾を得て名付けられた。