斎藤忍随

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

斎藤 忍随(さいとう にんずい、1917年5月6日 - 1986年1月21日)は、日本の哲学者西洋古典学者(古代ギリシア哲学)。東京大学文学部名誉教授。

略歴[編集]

北海道宗谷支庁枝幸郡中頓別町に生まれる、生家は曹洞宗開禅寺。旧制旭川中学、旧制二高を経て、1944年、東京帝国大学文学部哲学科卒業。

1948年、新設の北海道大学法文学部に助教授で赴任(1950年、法学部と文学部に分離)、1952年、東京大学文学部助教授を併任、2年後東大助教授に専任、1969年、教授となった。1972年、『プラトン』で芸術選奨文部大臣賞受賞。1972年から1974年まで文学部長。1978年、停年退官し名誉教授、成城大学教授。同年、紫綬褒章受章。1984年、成城大学退職。

ギリシア哲学研究の第一人者で、哲学会理事長、西洋古典学会常任委員、日本ギリシャ協会理事を務めた。 1986年冬、散歩中に公園で倒れ急逝した。

著書[編集]

共著[編集]

  • 「ギリシア・ローマ古典文学案内」 高津春繁共著 岩波文庫別冊, 1963、改版1992
  • 「美の哲学」 伊藤勝彦共編 学文社, 1973
  • 「原典による哲学の歩み」 岩崎武雄共編著 講談社, 1974
  • 「<対話>はいつ、どこででも プラトン講義」 後藤明生対話 朝日出版社〈Lecture books〉, 1984

翻訳[編集]