掛 (さいたま市)

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掛の位置(埼玉県内)
掛
掛の位置
北緯35度58分22.55秒 東経139度41分30.29秒 / 北緯35.9729306度 東経139.6917472度 / 35.9729306; 139.6917472
日本の旗 日本
都道府県 埼玉県
市町村 さいたま市
岩槻区
人口
2017年平成29年〉10月1日時点)[1]
 • 合計 887人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
339-0078[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮

(かけ)は、埼玉県さいたま市岩槻区大字郵便番号は339-0078[2]

地理[編集]

埼玉県の中央地域で、さいたま市岩槻区北部の沖積平野に位置する。岩槻駅から2 kmほど北の元荒川の右岸にある地域。鉄道駅からは距離があり、農地が広がる。川沿いには工場や流通センターが集まり、住宅もみられる。昔からの集落は南西部の大宮台地(岩槻支台)上にある。大字掛の飛地が大字金重の南部に3か所存在する。また、大字金重の飛地が地内に3か所存在する。

縄文期から古墳期の貝塚である掛貝塚が存在する[4]

河川[編集]

歴史[編集]

もとは江戸期より存在した埼玉郡岩槻領に属する掛村であった[4]埼玉郡岩槻領に属する岩槻宿四新田のひとつである岩槻藩領の掛新田(懸新田とも)が村の西部にあった[5]

世帯数と人口[編集]

2017年平成29年)10月1日時点の世帯数人口は、以下のとおりである[1]

大字 世帯数 人口
大字掛 392世帯 887人

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下のとおりとなる[8]

区域 小学校 中学校
1 - 333番地、339番地、344番地 - 350番地2
573番地1 - 571番地3、607番地 - 622番地2
626 - 659番地、663 - 689番地、692番地
694番地、699 - 710番地、712 - 983番地
さいたま市立河合小学校 さいたま市立城北中学校
334番地1 - 338番地1、340番地1 - 343番地2
351番地1 - 572番地、578 - 597番地
623 - 625番地、660 - 662番地
690番地1 - 691番地1、693番地
695 - 698番地2、711番地
7913番地1 - 7963番地
さいたま市立城北小学校

交通[編集]

鉄道[編集]

地内に鉄道路線は通っていない。。最寄り駅は地点によって異なり、東日本旅客鉄道(JR東日本)宇都宮線[注釈 1]蓮田駅東武野田線(東武アーバンパークライン)の岩槻駅、または同東岩槻駅である。

施設[編集]

  • 江川自治会館
  • 掛公民館
  • 稲荷神社
  • 元荒川水管橋 - 上部に歩道が併設された元荒川に架かる水道・道路併用橋であったが、水道管部分が撤去されている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 東京駅黒磯駅尾久駅経由で結ぶ列車運転系統の愛称。線路名称上は東北本線

出典[編集]

  1. ^ a b さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年10月5日). 2017年10月5日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月5日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ a b c d 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』221頁。
  5. ^ a b 新編武蔵風土記稿 掛村.
  6. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』286頁。
  7. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1429頁。
  8. ^ さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2017年8月23日). 2017年9月20日閲覧。

参考文献[編集]

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104 
  • 「掛村」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ200埼玉郡ノ2、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764007/72 
  • 「掛新田」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ200埼玉郡ノ2、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764007/72 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]