戦×恋
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戦×恋 | |
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ジャンル | ルームシェアラブアクション |
漫画 | |
作者 | 朝倉亮介 |
出版社 | スクウェア・エニックス |
掲載誌 | 月刊少年ガンガン |
レーベル | ガンガンコミックス |
発表号 | 2016年1月号 - |
発表期間 | 2015年12月12日 - |
巻数 | 既刊7巻(2019年5月現在) |
アニメ | |
原作 | 朝倉亮介 |
監督 | 直谷たかし |
シリーズ構成 | 髙橋龍也 |
キャラクターデザイン | 立石聖 |
音楽 | TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND |
アニメーション制作 | フッズエンタテインメント |
製作 | 「戦×恋」製作委員会 |
放送局 | AT-Xほか |
放送期間 | 2019年10月 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
『戦×恋』(ヴァルラヴ)は、朝倉亮介による日本の漫画。『月刊少年ガンガン』にて、2016年1月号(2015年12月12日発売)より連載中[1]。
ストーリー
亜久津拓真は幼いころから自身の怖い顔付きのせいで周囲から怖がられていた。そのために人間恐怖症になってしまう。そんな中、神界の主神にその娘である9人の戦乙女たちの恋人になり悪魔たちを倒して世界を救ってほしいと言われるのだった。
登場人物
声の項はテレビアニメ版の声優。
主人公
- 亜久津 拓真(あくつ たくま)
- 声 - 広瀬裕也[2]
- 本作の主人公。16歳の男子高校生。顔つきが怖く、周囲が怖がって「アクマ」という別名がついている。昔から顔つきのせいで周囲からは怖がられ、近づく人は怖い人ばかりとなってしまう。そのため、他人とまともに関われなくなるという人間恐怖症を発症してしまう。
- 元々は親が遺してくれた家で一人暮らしだった。神の契約ともいわれる恋愛契約を結んでしまい、九人姉妹の戦乙女たちがやってきたことで、家の中が騒々しくなってしまう。
- 自分の世界にこもれるという理由で勉強が好き。最期まで自分のことを心配してくれた母親に立派な人間になると約束しており、そのためにたくさんの勉強をしようとしている。しかし、試験では周囲に人がいるという重圧から問題が解けなくなってしまい、最下位になってしまったりする。
- 他人と関わるとろくなことがないと思いつつも、目の前で危ない人がいたら気づいたら体が動いて助けている。七樹を助けたときにオーディンから力を授けられてしまい、悪魔から人間界を守るために戦乙女たちと恋人になって彼女らと恋をして育て鍛え上げるように言われる。
主神派 (戦乙女)
人間界を滅ぼそうとする邪神派に迎え撃つ一味。ここでは9人姉妹とそのペットについて記載。
- 早乙女 七樹(さおとめ なつき) / ジークルーネ
- 声 - 本渡楓[2]
- 9人姉妹の7女。一人称は「ボク」。胸は小さめで、自身のコンプレックスだと思っている。
- 高校では「お人形のような可憐さで、誰とでも分け隔てなく接する清らかな心」をもっていると評判で、他校にファンクラブまでできるほどの人気。勉強するときは伊達眼鏡をかけようとするなど、形から入るところがある。あまり、勉強は得意ではない。
- 命を助けてくれたときの拓真のことをカッコいいと思っている。そのため、周囲に怖がられて反論しない拓真に怒りを覚えたりもする。拓真との頻繁なデートや、アクマとも戦闘によりAPが0のため、変身できない状態に陥っている。
- 能力は『剣』Lv.20→Lv.25。聖剣はLv1状態の際はハリセン。
- 早乙女 五夜(さおとめ いつよ) / シュヴェルトライテ
- 声 - 加隈亜衣[2]
- 9人姉妹の5女。一人称は 「わたくし」。今年の2学期に編入して生徒会長に就任した美貌とカリスマ性で人気。テストでも一位を取っている。
- 父親であるオーディンのことが大好きなファザコン。そのため、拓真とデートしてレベルアップし、最強の戦乙女となって父親になでなでしてもらおうと思っている。
- 実は小さいころは泣き虫で、いじめられていた過去がある。度々七樹がその話を持ち出して、喧嘩することが多い。
- 能力は『鎖』Lv.5→Lv.17。
- 早乙女 六海(さおとめ むつみ) / ヘルムヴィーゲ
- 声 - 日高里菜[2]
- 9人姉妹の6女。9人姉妹の中で1番胸が大きい。
- 人気急上昇中の新鋭アイドルで『MUTSUMI(ムツミ)』という名前で活動している。学校のテストでも学年30位以内になるなど、勉強も得意。小さいころ、拓真に似たアクマに襲われたことがあり、拓真とデートしている時は、とても弱気になりがちである。しかし、周りがレベルアップしていくうちに拓真と積極的にデートを誘うようになってきている。
- 能力は『翼』Lv.5→Lv.19。
- 早乙女 一千花(さおとめ いちか) / ブリュンヒルデ
- 9人姉妹の長女。拓真のことを恋人と認めるわけにはいかないと、姉妹で唯一拓真とルームシェアをしていなかったが、半神半人の邪神が攻めてくると知り、仕方なくデートに付き合うことになる。
- Lv.1の状態でも、非常に戦闘においては強力なのだが、変身するとAPの消耗が大きすぎるため1秒経つと立っていられない状態になってしまう。また、「樹師」であり「超敏感肌」という性質をもっている。このおかげで肌で敵の動きを感じ取り、見えないところを補うことができる。
- 能力は『槍』Lv.1。
- 早乙女 二葉(さおとめ ふたば ) / ゲルヒルデ
- 9人姉妹の次女。家事など家のことにおいては任せられている存在である。極度の弱視であり、普段は目を細めているが、メガネをかけることによって戦闘時においては、一千花と並ぶ強さをもつようになる。なお、日常でメガネをかけない理由は不明だか、カンでこなしているらしい。
- 雷神トールの一番弟子で轟雷一神流免許皆伝で、姉妹からは「女王陛下」と呼ばれるほど強い。だが、9人の中ではエーテルが1番少なく、幼少期に父親に弱いと言われることもあった。
- 能力は『城』Lv.12→Lv.15。
- 早乙女 三沙(さおとめ みさ) / オルトリンデ
- 9人姉妹の3女。鰻などのにゅるにゅるしたものが苦手。
- 活気ある性格の持ち主ではあるが、妹の面倒見がとても良い。というのは小さいころ姉にこき使わされ、妹ができたらこき使ってやると思っていたのだが、妹の面倒を見るのに精一杯だった。自身の能力の糸でぬいぐるみを作ったりして妹たちを喜ばせている。また、多少のことなら家の家事も手伝っている。
- 能力は『糸』Lv.6→Lv.10。
- 早乙女 四乃(さおとめ しの) / ヴァルトラウテ
- 9人姉妹の4女。現在はアクマと戦える状態でないため、家の外の倉庫でひとりきりの状態である。「樹師」。
- 未だに拓真と会ったことがなく、「あるじ様」と呼んでいる。
- 能力は『鎧』Lv.2→Lv.3。
- 早乙女 八雲(さおとめ やくも) / グリムゲルデ
- 9人姉妹の8女。毒舌で冷たい性格。「樹師」。いつも何かしら食べているか、寝ていることが多い。
- いつもはヘッドホンとマフラーを身につけて行動している。ヘッドホンは、周囲の音をダイレクトに伝わらないようにするためにしている。その耳は、人の心臓の音までとらえることができる。好きな音は七樹の声、嫌いな音は拓真の心臓の音。
- 普段、拓真にはとても冷たく接するが、拓真の勇気ある行動に唆される時がある。
- 能力は『音』Lv.4→Lv.5。
- 早乙女 九瑠璃(さおとめ くるり) / ロスヴァイセ
- 9人姉妹の9女。よくメカを発明している。まだ体が幼いため、拓真とはデートではなく遊ぶことによって経験値を得ている。
- 能力は『砲(ほう)』Lv.9→Lv.12。
- スーちゃん
- 戦乙女のペットの犬。
邪神派
戦乙女および主神派を敵とし、世界を滅ぼそうとしている一味。
- 犬飼 透(いぬかい とおる)『牙』Lv.1 ("番犬"ガルム『牙』Lv.65
- 生徒会の書記を務めている高校一年生。正体は邪神派の一味。高校へ潜入し、戦乙女を滅ぼそうとしたがあえなく失敗している。
- 食に関する興味を抱き、戦乙女を「喰い殺したい」といったり、現世の料理(ハンバーガー)を好んでいたりする。
- タカちゃん
- 邪神派の一味。ガルムの次に人間界へ来た人物だが、今のところ彼の情報は詳しく紹介されていない。
- 弓を使って攻撃し、変身時にはネコのようなケモノの状態になる。人間界の人達からタカちゃんと呼ばれていることしか知られていない。
- スクルド 『卵』Lv.52
- 戦女神第三女であり、今唯一の半神半人で邪神派に手を貸した人物。
- 人間界において能力の制限が小さい半神半人として現れ、能力によってアクマを大量に生み出すことができる。
- レスクヴァ
- スクルドの助手的存在。メイド服を着ている。能力は不明。
- 公爵
- 邪神派のボスと思われる人物。詳細は不明。
神介 (アースガルズ)
戦乙女の故郷にあたる世界とされている。
- 時鳴鳥(グリンカムビ)
- 神界において戦乙女と関わりがある人物。
- 戦乙女の父
- 戦乙女を人間界へ送り出し、拓真に契約を結ばせた人物。オタクと称される人物で、エロ本を聖書と言う、メイド服を衝動買いするなどしている。
- 預言で悪魔の出現を感知でき、それを娘達に伝えている。
- 戦乙女の母
- 戦乙女の母。後ろ姿が拓真の母に似ている。
その他
- 山田(やまだ)
- 拓真のクラスメイトの男子。拓真に会うたびにビビッて窓から落ちてしまう。その頻度はとてつもなく多く、山田用に救急車がスタンバイしているくらいである。拓真に会うだけでなく、七樹に手を握られて謝られた際にも窓から落ちている。
- 松村(まつむら)
- 生徒会副会長。眼鏡をかけている。五夜を慕っている。
用語一覧
- 戦乙女(ヴァルキュリー)
- 神界(アースガルド)の戦士の館(ヴァルハラ)にいる女神。力の源である恋をするほど強くなる。半神半人(ハーフ)なので、戦闘体(せんとうたい)でないときは、普通の人間とほぼ変わらない。
- AP
- 戦乙女や神族が戦闘時において消費されるエネルギーのこと。これが0になってしまうと、戦闘は不可能とされる。
- 樹師
- 半神半人で希に生まれる子がもつ能力。一千花は敏感肌、八雲は敏感耳といった人体に影響するものが多い。
書誌情報
- 朝倉亮介 『戦×恋』 スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックス〉、既刊7巻(2019年5月11日現在)
- 2016年6月22日発行(同日発売[3])、ISBN 978-4-7575-5014-8
- 2016年10月22日発行(同日発売[4])、ISBN 978-4-7575-5124-4
- 2017年5月22日発行(同日発売[5])、ISBN 978-4-7575-5343-9
- 2017年9月22日発行(同日発売[6])、ISBN 978-4-7575-5475-7
- 2018年3月22日発行(同日発売[7])、ISBN 978-4-7575-5654-6
- 2018年10月22日発行(同日発売[8])、ISBN 978-4-7575-5872-4
- 2019年5月11日発行(同日発売[9])、ISBN 978-4-7575-6116-8
テレビアニメ
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スタッフ
- 原作 - 朝倉亮介[10]
- 監督 - 直谷たかし[10]
- シリーズ構成 - 髙橋龍也[10]
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 立石聖[10]
- 音楽 - TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND[11]
- アニメーション制作 - フッズエンタテインメント[10]
- 製作 - 「戦×恋」製作委員会[10]
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [13] | 備考 |
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2019年10月 - | 未定 | AT-X | 日本全域 | CS放送 |
TOKYO MX | 東京都 | |||
BS11 | 日本全域 | BS放送 | ||
サンテレビ | 兵庫県 |
脚注
- ^ 月刊『少年ガンガン』最新号紹介! | SQUARE ENIX MEMBERS「月刊『少年ガンガン』1月号 12月12日(土) 全国書店にて発売!!」
- ^ a b c d “秋アニメ『戦×恋(ヴァルラヴ)』声優・広瀬裕也さん、本渡楓さん、加隈亜衣さん、日高里菜さんがCVを担当! キャストコメントも到着!”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2019年7月19日) 2019年7月19日閲覧。
- ^ “戦×恋(ヴァルラヴ) 1巻”. スクウェア・エニックス. 2018年10月22日閲覧。
- ^ “戦×恋(ヴァルラヴ) 2巻”. スクウェア・エニックス. 2018年10月22日閲覧。
- ^ “戦×恋(ヴァルラヴ) 3巻”. スクウェア・エニックス. 2018年10月22日閲覧。
- ^ “戦×恋(ヴァルラヴ) 4巻”. スクウェア・エニックス. 2018年10月22日閲覧。
- ^ “戦×恋(ヴァルラヴ) 5巻”. スクウェア・エニックス. 2018年10月22日閲覧。
- ^ “戦×恋(ヴァルラヴ) 6巻”. スクウェア・エニックス. 2018年10月22日閲覧。
- ^ “戦×恋(ヴァルラヴ) 7巻”. スクウェア・エニックス. 2019年5月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g “TVアニメ『戦×恋(ヴァルラヴ)』10月より放送決定! 9人姉妹の戦乙女が集合したキービジュアル&ティザーPVが公開!”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2019年7月12日) 2019年7月12日閲覧。
- ^ TVアニメ「戦×恋(ヴァルラヴ)」ティザーPV. avex pictures. 12 July 2019. 該当時間: 0:28. 2019年7月12日閲覧。
- ^ “On Air”. TVアニメ「戦×恋(ヴァルラヴ)」公式サイト. 2019年7月12日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。