愛知県立瀬戸工科高等学校
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(愛知県立瀬戸窯業高等学校から転送)
愛知県立瀬戸工科高等学校 | |
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北緯35度13分16.55秒 東経137度5分41.97秒 / 北緯35.2212639度 東経137.0949917度座標: 北緯35度13分16.55秒 東経137度5分41.97秒 / 北緯35.2212639度 東経137.0949917度 | |
過去の名称 |
瀬戸陶器学校 瀬戸町立瀬戸陶器学校 愛知県陶器学校 愛知県立窯業学校 愛知県窯業学校 愛知県立瀬戸窯業高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 愛知県 |
学区 |
(全日制) 専門学科 Bグループ (定時制) 全県学区 |
校訓 | 誠実 協力 創造 |
設立年月日 | 1895年(明治28年)10月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 |
全日制課程 定時制課程 専攻科 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
全日制:ロボット工学科・機械科・新素材工学科・工芸デザイン科 定時制:総合ビジネス科 |
専攻科 | 工芸デザイン科(セラミック陶芸コース・デザインコース) |
学校コード | D123210000161 |
高校コード | 23131C |
所在地 | 〒489-0883 |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
愛知県立瀬戸工科高等学校(あいちけんりつ せとこうかこうとうがっこう)は、愛知県瀬戸市東権現町にある公立高等学校。 全日制・定時制・専攻科が設置されている。日本六古窯の一つ、瀬戸焼(瀬戸物)で知られる陶都・瀬戸(当時の東春日井郡瀬戸町)に開校した瀬戸陶器学校を前身とする伝統校である。最寄駅は名鉄瀬戸線 尾張瀬戸駅。かつては全国で唯一「窯業(ようぎょう)」の名を冠した高等学校であった。
全日制では、デザイン系学科を設置しているため、新入生の約4割が女子生徒である。そのため男子生徒が大半を占める他の工科高校とは雰囲気が大きく異なる。また、幅広い年齢層の専攻科生も在籍し共に学校生活を送るため、全国的にも他に類を見ない特色ある高等学校となっている。
沿革
[編集]- 1895年(明治28年)- 瀬戸陶器学校として開校。
- 1901年(明治34年)- 瀬戸町立瀬戸陶器学校となる。
- 1911年(明治44年)- 愛知県陶器学校となる。
- 1920年(大正 9年)- 愛知県立窯業学校と改称。
- 1922年(大正11年)- 愛知県窯業学校と改称。
- 1943年(昭和18年)- 修業年限を4ヵ年に短縮(戦時特別法)。
- 1946年(昭和21年)- 修業年限を5ヵ年に復帰。
- 1948年(昭和23年)- 新制高校として愛知県立瀬戸窯業高等学校に改称。
- 1950年(昭和25年)- 定時制 普通科 開設。
- 1957年(昭和32年)- 全日制 商業科、定時制 窯業科・商業科開設、普通科募集停止。
- 1965年(昭和40年)- 全日制 デザイン科開設。
- 1970年(昭和45年)- 定時制 衛生看護科開設。
- 1972年(昭和47年)- 専攻科 窯業科開設。
- 1974年(昭和49年)- 定時制を愛知県立瀬戸南高等学校として分離。
- 1975年(昭和50年)- 専攻科 陶芸科開設。
- 1979年(昭和54年)- 全日制 窯業機械科・電子材料科開設。
- 1984年(昭和59年)- 愛知県立瀬戸南高等学校を本校定時制として移管。
- 1984年(昭和59年)- 全日制 窯業機械科を機械科、電子材料科を電子工学科に改称。
- 1986年(昭和61年)- 定時制 衛生看護科廃科。
- 1990年(平成 2年)- 全日制 窯業科をセラミック科に改称。
- 1993年(平成 5年)- 専攻科 窯業科をセラミック工学科に改称。
- 1995年(平成 7年)- 創立100周年記念式典挙行
- 1996年(平成 8年)- 全日制 電子機械科開設、電子工学科・機械科募集停止。
- 1997年(平成 9年)- 定時制 普通科募集停止。
- 2007年(平成19年)- 専攻科 セラミック陶芸科開設、セラミック工学科・陶芸科募集停止。
- 2017年(平成29年)- 全日制 セラミック科とデザイン科を工芸デザイン科と新素材工学科に改編、商業科を総合ビジネス科に改称。
- 2020年(令和 2年)- 専攻科 セラミック陶芸科を工芸デザイン科に改編。
- 2021年(令和 3年) - 瀬戸工科高等学校に校名変更[1]、全日制 電子機械科をロボット工学科と機械科に改編、総合ビジネス科募集停止(総合ビジネス科の代替は近隣の愛知県立瀬戸北総合高等学校総合学科の商業系列追加で対応)。
校訓
[編集]誠実 協力 創造
[編集]学科
[編集]現在の学科
[編集]- 全日制
- ロボット工学科(R)
- 機械科(M)
- 新素材工学科(S)
- (上記3学科は括り募集:2年次から学科を選択)
- 工芸デザイン科(KD)
- (2年次からセラミック陶芸コース、デザインコースを選択)
- 定時制
- 総合ビジネス科(B)
- 専攻科
- 工芸デザイン科(KD+)
- (セラミック陶芸コース、デザインコース)
かつてあった学科
[編集]- 全日制
- 窯業科、セラミック科、デザイン科、窯業機械科、電子材料科、電子工学科、電子機械科、商業科、総合ビジネス科
- 定時制
- 普通科、窯業科、衛生看護科、商業科
- 専攻科
- 窯業科、陶芸科、セラミック工学科、セラミック陶芸科
部活動
[編集]全日制
[編集]- 運動部
- 公式野球部
- 卓球部
- バレーボール部(男子・女子)
- バスケットボール部(男子・女子)
- サッカー部
- 公式テニス部
- 弓道部
- 空手道部
- ハンドボール部(男子)
- 文化部
- 写真部
- 美術部
- 吹奏楽部
- 放送部
- 陶芸・陶磁史部
- 創作部
- 調理部
- 電研部
- 軽音楽部
定時制
[編集]- スポーツ部 (バドミントン、バスケットボール、ウェイトトレーニング)
- 文化部 (絵画、文芸)
進路
[編集]全日制
[編集]- ロボット工学科・機械科・新素材工学科
9割以上の生徒が県内の製造業を中心とした事業所に就職する。
- 工芸デザイン科
約6割の生徒が芸術・美術デザイン系大学・専門学校へ進学する。
専攻科
[編集]2年間の経験を生かし、陶芸作家として活躍する修了生も数多い。また、美術デザイン系大学への編入学受験も可能である。
陶芸作家を目指し、さらにスキルを磨く施設(抜粋)
編入学試験が受験可能な大学(抜粋)
著名な卒業生
[編集]- 各務鑛三(ガラス工芸家、カガミクリスタル創業者、日本藝術院賞)
- 加藤昭男(彫刻家、武蔵野美術大学名誉教授)
- 東健次(陶芸家、アート庭園「陶芸空間 虹の泉」製作者)
- 桒山賀行(彫刻家)
- 鎌倉安男(元名古屋市議会議員)
- 後藤貴志(イラストレーター、絵本作家)
脚注
[編集]外部リンク
[編集]関連項目
[編集]